よくある質問/概要/ステップ・バイ・ステップ・ガイド

利用規約

目次

  1. BullionVaultの法的アイデンティティー
  2. 利用規約とその変更の承諾
  3. ビジネス関係の目的
  4. 顧客データ
  5. セキュリティー
  6. セキュリティー上の追加機能
  7. 資金の管理
  8. 金地金の保管
  9. 顧客注文の処理方法
  10. リスクの警告
  11. 顧客の死亡時に関して
  12. 価格表
  13. システムの稼動期間と不稼動期間
  14. BullionVaultの外部からの規制
  15. 訂正及び誤り
  16. 除外事項及び責任の制限
  17. 税金
  18. 不可抗力
  19. 言語
  20. 準拠法、裁判管轄

BullionVaultの法的アイデンティティー

BullionVaultは、"Galmarley Limited"によって提供されるサービスの商標です。 英国及びウェールズにおける、Galmarley Limitedの登録番号は4943684です。

この利用規約において、その文脈から法人を意味するものであれば、BullionVaultとはGalmarley Limitedを意味します。 

利用規約とその変更の承諾

オンラインで口座登録することにより、BullionVaultの新規顧客となります。 また、このように顧客になることで、顧客とBullionVaultのビジネス上の全ての関係を定義したBullionVaultの利用規約を承諾したものとみなされます。

2009年5月12日をもって、BullionVault新規顧客のための利用規約が改定されました。

30日以前に変更通告をすることにより、BullionVaultは、利用規約を変更することができます。 利用規約の変更が効力をなすためには、その変更がBullionVaultのウェブサイトで公表されなければなりません。また、BullionVaultは、顧客によって登録されているEメールアドレスまで、その新しい利用規約を送信しなければなりません。

この通告から30日の間に古い利用規約に則って解約する権利を顧客は保有します。 解約は、通常の方法で、保有されている金地金を売却し、資金を引き出すことにより可能となります。 このように解約手続きを行わなかった場合は、30日後に利用規約の変更を承諾したとみなされます。

新規利用規約の通告期間は、2009年5月12日に始まり2009年6月11日に終了します。この通告期間中に、保有する金地金を売却し、資金を引き出すといった解約を行わなかった場合、変更された利用規約が今後のビジネス関係を定義することを顧客は承諾します。

ビジネス関係の目的

BullionVaultの金地金の取引及び保管方法を利用するために、BullionVaultの顧客となりました。他の方法での金地金の購入保管に比べ、効率的で著しくオートメ化されたサービスと低い取引手数料と保管料を支払うことが可能になることを望んでBullionVaultの顧客となることを選択しました。

これらの要望に答えるために、BullionVaultはインターネット上で高いレベルにオートメ化されたサービスを提供し、ここから受ける取引手数料と保管料から利益を得ることを望みます。

顧客データ

BullionVaultでのサービスを提供するためには、BullionVaultは顧客の情報をコンピューターに保有する必要があり、そのための許可を顧客から受ける必要があります。

BullionVaultは、顧客データを(i)BullionVaultにおける取引を完了するための通常の手続き、もしくは(ii)法律によって必要とされる場合を除き、第三者に開示することのないことを約束します。

資金入金元の記録

入金が行われた際に、取り扱い銀行によって提供されている限り、顧客はBullionVaultがその銀行口座詳細と顧客によって提出された本人確認書類の詳細とを確認照合することを許可します。

本人確認手続き

顧客は、入金が行われた2週間以内に、BullionVaultが定める本人確認手続きの方法に沿って、本人確認手続きを行うことを約束します。また、BullionVaultが顧客の本人確認を十分に満足いくまでできるように問い合わせを行うことを許可します。

(BullionVaultは、書類をスキャンもしくはデジタルカメラで撮影した写真の電子コピーをBullionVaultへログインすることでBullionVaultのサーバーへ安全にアップロードするといった、本人確認手続きを好みます。郵送などのような実質の書類を提出するのは代替方法です。さらに詳しく。)

顧客は、少なくとも受諾可能な一つの証明写真を提供することを約束します。

顧客は、BullionVaultへの入金が行われ、最終的に引き出しを行う一つの銀行口座の明確な証明を提供することを約束します。この証明は、通常銀行口座明細書の上段に明記されています。その詳細は、下記のようになります。

  • 銀行が所在する国名
  • 銀行名
  • 支店名及び住所
  • その支店番号 (例 transit, sorting or routing code)
  • 銀行口座名
  • 銀行口座番号
米国と英国外の口座においては、下記も必要となります。
  • お取り扱い銀行のSWIFT BIC (Bank Identifier Code)コード
  • 銀行口座の国際銀行口座番号 IBAN (International Bank Account Number)

所有のBullionVault口座が会社口座、信託口座である場合は、先の書類に加えて、顧客は25%もしくはそれ以上の受益者の証明写真を提供することを約束します。また、登記簿謄本もしくは信託証書のような適切な証明書類を提供することを約束します。

提出する書類は、英語もしくはBullionVaultでサポートしている言語で書かれているものを提出ください。BullionVaultによって判読可能な書類を保持していなければ、顧客はその経費を負担した上で、正式に証明された書類の翻訳も提出することを約束します。

接続銀行口座の設定

顧客によって提出された詳細とBullionVaultへの入金に使われた銀行によって提出された詳細を比較照合し、BullionVaultは接続銀行口座を設定し、その旨をEメールで連絡します。顧客は、この詳細を確認し、間違っている場合は即座にBullionVaultに通告する責任があります。

BullionVaultは、顧客がBullionVaultのウェブサイトでログインし、引き出し依頼をする際、その時点での接続銀行口座の詳細を常に表示します。ここで、その銀行詳細を承認した場合、顧客はその接続銀行口座にBullionVaultが資金を送金する依頼をしたことであることを同意します。そのため、顧客が表示された銀行口座詳細を承認したにもかかわらず、その詳細が間違っていたことによる損失は、BullionVaultが負う責任ではありません。

接続銀行口座の変更

通常は、所有のBullionVault口座は永久に所有の接続銀行口座とつながっています。しかしながら、銀行破綻や他の理由から接続銀行口座を変更することが可能です。

顧客の正式な接続銀行口座変更依頼は、BullionVaultのウェブサイトのログインセッションを通じて受諾されます。

接続銀行口座を変更する際には、新しく変更する銀行によって、その銀行口座の保有者が変更以前の接続銀行口座の保有者と同人物であることを証明する、BullionVaultが必要とする標準の手紙が送付されなければならないことを、顧客は同意します。その手紙の詳細は、BullionVaultが顧客から問い合わせ上の連絡先で、—依頼—された際に提供されます。新しい銀行がこの手続きを行うようにするのは、顧客の責任となります。

接続口座の変更依頼をする際、顧客は新しい接続銀行口座の名前が既存の接続銀行口座の名前と同じでなければならないことを同意します。

名前の変更をする場合は、まず既存の銀行口座名を変更し、本人確認作業を再度この名前で行います。BullionVaultは、銀行口座名の変更と銀行口座番号の変更を同時には行うことには同意しません。

BullionVaultは、登録されたEメールアドレスへEメールで接続銀行の変更の承認を連絡することを約束します。

BullionVaultは、顧客の接続銀行口座が変更されないことを希望します。しかし、時として変更をしなければならないことがあることを認識します。BullionVaultが先の手順で本人確認手続きを行なう際、このような変更には十分な注意を払う必要があることを顧客は認識します。BullionVaultが先のような手順に沿って接続銀行口座の変更を行なわなかったために顧客が損失を被った場合、この利用規約の定めに従った上で、BullionVaultは、その経済的な責任を負います。

顧客は、接続銀行口座を変更する際、公表されている価格表に従って、BullionVaultが手続き費用を請求する権利を保有することに同意します。

この手続きが何らかの理由で行なうことができず、また何らかの理由で既存の接続銀行口座へBullionVaultから資金を送金することができない場合、接続銀行口座変更手続きに以前に、BullionVaultは法律上の助言を得て、その上に(もしくは)個人情報漏洩による損害に対する適当な保険をかける権利を保有します。その際発生する費用は顧客の負担となります。またこのような状況下では、BullionVaultはこの手続きのために費やされた時間を、公表されている価格表に従い顧客へ請求する権利を持ちます。

顧客口座の本人確認手続きを行わなかった場合

顧客は、BullionVaultが通常本人確認が終了していない口座からの引き出しを拒否することを理解し、承諾します。

最初の入金後2週間以内に本人確認作業を終了することをお願いします。もし、それができない場合は、次のようになります。

  • 少なくとも最初の入金から4週間以内に、本人確認作業をする依頼が登録Eメールアドレスへ送付されます。
  • 最初の依頼のEメールから2週間以内に、本人確認作業依頼の2度目のメールが登録Eメールアドレスへ送られます。
  • 2度目の本人確認作業依頼のメール送付2週間以内に本人確認作業が行なわれなかった場合、BullionVaultは本人確認作業遅延料金を公表された価格表に従って請求する権利を保有します。この請求は、本人確認作業遅延料金として月末報告書に太文字で表示されます。I

BullionVaultは、本人確認作業が終了するまで、本人確認遅延料金を毎月継続して請求する権利を保有します。

この費用は請求することが目的ではなく、顧客に本人確認作業を終了してもらうことが目的です。本人確認作業が終了次第、もしすでに請求されていれば、最後に請求した本人確認作業遅延料金は返却されます。

本人確認作業を怠った結果、入金された資金が不正資金洗浄に関わる司法当局へ報告されることがあることを理解し承諾します。

顧客は、顧客口座の本人確認作業を早急に行なわなかったために生じたBullionVaultの損失や費用を賠償します。

連絡先詳細

BullionVaultは、Eメールアドレスを顧客の連絡先として保有します。そして、任意で下記を保有します。

  • 携帯電話番号
  • 自宅電話番号
  • 自宅住所

顧客は、このBullionVaultによって保有されている連絡先が常に最新のものであるよう更新をする義務があることを認識します。この変更は、ウェブサイトを通じて行なうことができます。BullionVaultはこの提供された連絡先が正確であることに依存する権利があります。

BullionVaultは、顧客連絡先の変更を登録Eメールアドレスへ通告する義務があることを認識します。さらに、登録Eメールアドレスの変更には、新旧両Eメールアドレスへその旨を通告する義務があることを認識します。

顧客は、連絡詳細が正しいものであるよう更新することを怠ったがゆえに、BullionVaultが行なうべきと考えるいくつかの予防措置がとれなくなることを認識します。 そのために、顧客は顧客連絡先が正しく更新されていないために生じたBullionVaultの損失や費用を賠償します。

どのような顧客情報が公表されているか

企業と市場の透明性を高めるために、ある一部の情報はユーザーに公開されています。

  • 限度額をつけた注文をBullionVaultウェブサイトに出した際、最適価格の組み合わせがBullionVaultの金地金取引価格を定義します。その最適価格と関連の注文量はウェブサイトで公表されます。こうすることによって、通常どの顧客の注文であることかを公表することなく、システムの他のユーザによって注文詳細が閲覧できます。
  • BullionVaultウェブサイトの取引表示ボード(ウェブサイトフロントページの下段に表示)は、成立した取引の価格とその大きさを表示します。これにより、通常システムの他のユーザーによって顧客取引が閲覧されます。
  • 保管場所の金地金リストは、保管会社によって作成され、保管場所のBullionVault金地金所有者の金地金総量と照合されます。この、照合されたリストは顧客のみが知るニックネームで公表されます。
  • 分別管理されている銀行口座明細書は同様に扱われます。これにより、顧客の所有物は照合された全顧客の所有物の一部として確認でき、BullionVaultで間違いなく保管されていることが確認できます。この方法では、システムの他のユーザーによっても、顧客の通貨及び金地金の残高が閲覧可能ですが、それがどの顧客のものであるかは明らかにはなりません。
  • BullionVaultは、金地金取引をモニターする目的、もしくは不正資金洗浄法違反の疑いが生じたための捜査のために、正当な権利を保有し十分に権限を持った政府機関に対して、取引内容を報告するかもしれません。

セキュリティー

パスワード

BullionVaultで保管されている個人的であり、財務上のデータは、顧客のみが知る口座へアクセスするためのパスワードと他のデータによって、承認されていないアクセスから守られています。これらの口座へアクセスするためのデータは、顧客がその守秘義務を負います。

パスワードを忘れてしまった場合、BillionVaultによる電話での所有の口座に関する質問に答えた上で、新しいパスワードを設定することができます。

BullionVaultは、公表された価格表に従い、新しいパスワードを設定するために要した時間を顧客に請求する権利を保有します。

BullionVaultは、パスワード再設定の際は、所有のEメールアドレスへ通知します。

現代の暗号化技術は、BullionVaultのコンピューター上で、顧客のパスワードを判読可能な形態で保管しないことを可能とします。そして、BullionVaultスタッフは、顧客によって選択されたパスワードを知ること、また見ることができません。 顧客のパスワードを再設定する際、BullionVaultのスタッフが顧客へ臨時のパスワードを発行します。この臨時のパスワードは、顧客によって即座に顧客のみが知るパスワードへ変更され、そのことがBullionVaultスタッフによって確認されなければなりません。 こうすることにより、BullionVaultのどのスタッフによっても顧客のパスワードは知られることがなくなります。

顧客は、パスワードの再発行後最大6週間を越えることなく、即座に引き出しをする権利が一時的に中断されることを承諾します。

通信手段

BullionVaulとの主要通信手段は、インターネットを通じて行われることを承諾します。

送信に関して

顧客は、BullionVaultの一つのログインセッションの間、BullionVaultと顧客間で送信されるデータは、使用されているセキュリティーレベルの高さが一般的に認めら、データー送信が非常に安全で正確な、httpsプロトコルを利用してインターネット上で移動していることを承諾します。

Eメール

BullionVaultは、顧客へEメールでオフライン情報を送信します。これらは、口座設定条件の変更の確認、ログイン通知、注文の確認、取引成立通知、取引契約書、月次報告書、利用規約の変更等です。 BullionVaultシステムは、送信された全ての通信内容を記録しています。

BullionVaultからのメッセージが適時表示される、信頼できるEメールサービスプロバイダーを持つことは顧客の責任です。

BullionVaultは、送信後3日以内に顧客から返答がない場合は、送信されたEメールの内容は受領され、同意されたとみなす権利があります。

先の日程以降に、送信されたEメールについて顧客が返答した場合、ここで問題が解決されたとしても返答に遅延があったことは考慮されるため、顧客は、BullionVault経営陣もしくは独立機関によって提案される解決方法に影響がでることを承諾します。

顧客は、Eメールは暗号化されていないため郵便同レベルのセキュリティーであり、郵便集配人同様にネットワークエンジニアは、Eメールとその添付書類を見る意思があれば、見ることができることを理解し承諾します。 顧客は、知られている使用されているアドレスへ簡単に理解できるオープンフォーマットのフィードバックで、成立した取引などのBullionVaultとのビジネスに関して、それぞれが終了後に、オフラインで送信するのは適当なものであると理解し承諾ます。

SMS

BullionVaultは、顧客へ早急に連絡するために、SMSを含む携帯電話機能を使用するかもしれません。

BullionVaultは、もし送信後5分以内に送信ができなかったという通知をBullionVaultで受けない限りは、SMS通信の内容が受領され承諾されたとみなす権利があります。BullionVaultは、独立した会社の送信記録で確認された送信記録は正しいものであるとみなす権利があります。

BullionVaultは、顧客口座で設定されているように正しくSMSメッセージを発信し、SMS技術を提供している会社によって受領が確実に行われるようにする責任を負っています。  しかしながら、BullionVaultは、BullionVaultの直接的な管理下にない状況によってSMSメッセージが発信されなかったことによる損失に関しては責任を負うものではありません。 これは、所有の携帯の電源が切られている、またBullionVaultが利用するSMS技術を提供している会社が連絡することができない地域もしくはサービスの技術を利用する携帯を使用しているといったことです。

所有の口座残高が、SMSで連絡を行う必要があるレベル以下になった場合において、BullionVaultはSMS送信を中断する権利を保有します。

郵便

BullionVaultは、BullionVaultの記録にある顧客の住所へ情報を郵送するかもしれません。BullionVaultは、郵送後7日以内にBullionVaultによって送付された内容に異論があるとの連絡を受けない限りは、送られた情報内容は受領され承諾されたとみなす権利があります。

所有の口座残高が、郵送で連絡を行う必要があるレベル以下になった場合において、BullionVaultは郵送による連絡を中断する権利を保有します。

セキュリティー上の追加機能

口座フィードバック

顧客は、顧客のBullionVault口座の連絡先詳細、警報システム、接続銀行口座の設定が変更された場合、BullionVaultが確認のためにEメールを送信することに依存する権利があります。 

BullionVaultがこれらの義務を果たさなかったために、顧客に損失が生じた場合は、この利用規約に応じて、BullionVaultが経済的に責任を負います。

警報システム

BullionVaultは、携帯電話の技術を利用して警報システムを導入します。

顧客によって起動されることにより、そして所有の口座の残高がある一定のレベルに達すると、BullionVaultはテキストメッセージを、SMS技術を利用して、口座にログインされた際、注文が入力された場合というようにBullionVault口座で設定された内容に従って、登録された携帯電話番号へ送信します。

BullionVaultの義務は、適切に警報システムのメッセージを発信し、定期的に発信するメッセージが確実に発信されるように保守検査を行うというものです。

しかしながら、BullionVaultはお使いの携帯電話へ配信されることを確実にする義務はありません。 顧客は、テキストメッセージが100%確実に受信されるというのは現実的でないことを認識します。そして、家庭で使われている警報システムと同様に、警報システムは働き、テキストが送られたとしても、その受信音が聞こえなかったというようなことがあることも認識します。

しかしながら、警報システムは、顧客がBullionVaultに不正アクセスが行われていることを通報する手立てを与え、それによりBullionVaultが調査をし、犯罪の恐れがある場合は警察に連絡を取り、犯罪者を逮捕することも可能とすることから、顧客は、これがBullionVault口座の不正アクセスを防ぐ大きな要因となることを認識します。

所有の口座に承認なくアクセスが行われたことを警報システムが告げているのであれば、顧客はBullionVaultに通報する義務があることを承諾します。 

顧客は、警報システムが働き、テキストが発信された際、BullionVaultが公表された料金表に従い、一つのSMSメッセージを顧客の携帯電話へ送信する費用を顧客BullionVault口座から引き落とすことを承諾します。

顧客は、BullionVault口座の警報システムを設定することを顧客が望まず、損失が起きた際に、その損失へのBullionVault補償基金から、もしくはBullionVaultから独立した調停者からの賠償額が減る可能性があることを承諾します。

BullionVaultがこれらの義務を果たさず、そして損失が生じた際は、この利用規約に従って、BullionVaultが経済的に責任を負うこととなります。

適当な価値との交換

BullionVaultシステム上では、通貨もしくは金地金の価値は、対応する形態のもの(金地金もしくは通貨)の適当な価値と交換されない限り、BullionVault口座から移されることは許されません。  

顧客は、所有の口座へ不正アクセスが行われた際、犯罪者が顧客の所有物を適当な取引価格を顧客口座へ移すことなく、犯罪者の管理下へ移すことはできないという、このBullionVaultのシステム上の制限に依存する権利があります。

BullionVaultがこの義務を果たさず、そして顧客に損失が生じた場合は、この利用規約に従って経済的にBullionVaultの責任を負うこととなります。

資金の管理

プール口座

BullionVaultは、BullionVaultで保有されている資金を蓄える銀行として下記を選択しました。

    ロイズTSB銀行plc  [ロイズ銀行]

顧客は、ロイズ銀行が顧客の資金を管理するための手数料が適当なものであることを確認した上で、顧客資金を管理するためにBullionVaultがロイズ銀行を選択したことを承諾します。

顧客は、BullionVaultの責任と考慮されるべきではないロイズ銀行の格付けが、低く見直される可能性があることを認識し承諾します。

BullionVaultは、顧客から受領した資金を分離管理されている他通貨のためのBullionVaultの顧客が投資していない資金を蓄える目的である顧客銀行口座へ蓄える義務があることを承諾します。

BullionVaultは、ロイズ銀行がBullionVault顧客口座の資金は、受託者としてBullionVaultによって保有されていることを書面で認識し承諾していることを確証します。 ロイズ銀行は、さらにこれらの口座を取りまとめること、もしくは相殺する権利を行使すること、もしくは他のBullionVault口座でロイズ銀行に負っている借入金対してこの口座の資金を要求することができないことを理解し承諾します。

顧客に代わってBullionVaultは、下記の場合に限って顧客口座の資金を管理することが許されています。

  1. BullionVaultのウェブサイトで出された注文に応じて、他のBullionVault口座所有者から現物金地金を購入する際に使われます。 この場合、顧客資金はロイズ銀行口座からは移動しませんが、BullionVaultの記録上その権利は金地金の売却者へ移動し、同時に保管されている金地金の所有権は購入者へ移動します。
  2. 顧客への引き出し依頼を受けて、その支払いのために使われますが、顧客の利用可能資金額を超えることはありません。
  3. BullionVaultが提供するサービスの対価として、利用規約に従ってBullionVaultへ支払われます。
  4. 顧客がその地域の専門市場で取引をする権利を実行する際に、顧客に代わり金地金を専門市場で購入する際に使用されます。

BullionVaultは、必要であれば一営業日中に顧客へ資金を返却できるように、常に分別管理されている顧客口座に、十分な資金があるように保持することを約束します。

BullionVaultは、少なくとも二人のBullionVaultのシニアスタッフによって精査されなければ、引き出しの手続きが行われないといった、堅実な内部管理を行うことを約束します。

ロイズ銀行からの顧客口座の明細は、全てのロンドン営業日にBullionVaultの記録と十分に照合されます。そして、現実的に可能な限り、BullionVaultウェブサイトのフロントページのディリーレポートへアクセスすることで閲覧することができるように、その日に公表されます。

顧客は、ロイズ銀行はBullionVaultの経営陣によって与えられる指示に従って、誠意を持って行動する権利があることを認識します。

入金方法の受諾

顧客は、顧客接続銀行から顧客BullionVault口座に資金を入金することを同意します。

顧客の入金は、BullionVaultのウェブサイトの詳細に従って、時として変更される、認識可能な銀行経路でのみ受領されます。

実質の入金依頼書のような用紙による入金方法、もしくは電子送金による入金にしても、顧客はBullionVaultへの入金の際には、次のような標準の銀行詳細が含まれ表示されていることを顧客銀行に期待していることを認識します。その詳細は、(i)銀行名、(ii)支店番号、(iii)銀行口座名、(iv)銀行口座番号、(v)BullionVaultユーザーネーム(支払い特記事項として)です。

顧客は、取引銀行が資金元の詳細を明らかにしなかった場合は、顧客BullionVault口座に入金されるのが遅れることがあることを承諾します。 BullionVaultは、顧客と連絡が取れるまで顧客資金を安全に一時取り置きます。顧客からの正確な入金情報が得られた時点で、金地金を即座に購入できるように、その資金は顧客BullionVault口座へ入金されます。

顧客は実際の銀行送金の必要な詳細を独自に提供した際、BullionVaultは最長6週間を超えることなく引き落としをする権利を一時中断する権利があります。

入金及び顧客接続銀行口座

顧客は、異なる団体に属している資金を一つのBullionVaultの口座へ入金することはできないことを承諾します。

顧客は、顧客資金元のあいまいな入金を行わないことを同意します。例えば、顧客は現金の入金、銀行手形、もしくは名を伏せた入金を銀行のカウンターで行わないことを同意します。全ての顧客の入金は、明確に入金元が証明できるように入金されなければなりません。

顧客は、BullionVaultが入金元について納得しない場合は、その資金は、可能であれば銀行のシステム上に戻して、入金元へ返却されることを承諾します。このように返却された場合、BullionVaultは公表されている価格表に従って、接続銀行からの入金ではない資金の返却料を適応し、顧客BullionVault口座から引き落とす権利があることを顧客は承諾します。

どのような場合も、BullionVaultは、顧客により提供された証拠によって、入金された資金が顧客のものであると十分に信じられるようであれば、その資金を顧客BullionVault口座へ入金することを許されている決定権を行使するかもしれません。BullionVaultは顧客が提供することを同意している入金元に関する追加情報を得ようとするかもしれません。

顧客は、ここにおいて顧客接続口座からの入金元を証明できるように、直接BullionVault口座へ入金しなかったために生じた全ての損失から、将来も含めてBullionVaultを保障します。

入金を取消し可能な国際入金

BullionVaultは、できる限り資金の入金を電信送金で行うことを勧めます。

電信送金で入金しなかった場合(例えば、米国からの小切手、BillPay、e-check)顧客は、その後の引き出し依頼の処理以前に、BullionVaultが特別な手続きを適応する可能性があることを認識します。

司法管轄地域(例 米国)においては、顧客取り扱い銀行が不正行為を調査のために、顧客口座からの引き落としを拒否する権利を保有しています。この際、この損失を承諾する代わりに、取り扱い銀行は、その損失費用を国際的に他へ移します。それは、BullionVaultに関しては、小切手により英国の銀行口座にすでに支払われ、正当に清算された資金を引き上げられるという、一方的な権利を行使される事となります。この権利は、電信送金で送られた資金には適応されません。それは、顧客と顧客銀行は電信送金を行う際は、不正行為から十分に保護されているとみなされるためです。

そのため、BullionVaultへの入金が、この拒否権が適用される方法である場合で、顧客が拒否権を行使することができる期間(例 米国からの入金に関しては60日間)に、引き出し依頼を受けた際は、顧客取り扱い銀行から、その拒否権を行使をしないという正式な書面での保証が必要となります。もしそれが得られない場合は、顧客は、銀行による拒否権が行使できる期間は、引き出しができないことを承諾します。

顧客は、このような状況下では、BullionVaultが顧客取り扱い銀行に問い合わせを行うことによる追加サポートを、公表された価格表に従って、顧客へ請求を行う権利があることを承諾します。

顧客資金の引き出し

本人確認作業が正しくすでに行われ、そして顧客の入金した資金が取り消しができないものである場合は、顧客は顧客接続銀行口座へ利用できる残高を引き出すことができます。

顧客は、引き出し依頼を行うログインセッション中に表示される、接続銀行口座の詳細を再度確認することを約束します。そして、顧客はその表示された接続銀行口座詳細が間違いないものであった場合のみ、引き出し依頼を確定することを約束します。顧客の引き出し依頼が間違いのないものであった場合、BullionVaultは顧客接続銀行口座へ、SWIFT(国際間)、CHAPS、BACS、もしくは他の一般的に支払いに適当と考えられる銀行システムを使用して、資金の送金を行います。

BullionVaultは、送金手数料を送金総額から引き落とす権利があります。

もし、顧客の引き出し資金が英国国外で受領され、顧客取り扱い銀行がSWIFTシステムを使用していない場合、顧客は、顧客居住国の銀行である中継銀行が国際送金SWIFTシステムで資金を受領し、通常の国際間銀行業務に沿った送金料を引き落とした後、顧客銀行へ送金することを承諾します。

顧客は、BullionVaultが資金を送金する前に追加のセキュリティーチェックを行う必要があり、多少の遅延が起こる可能性があることを承諾します。この遅延は、顧客のBullionVault口座のその時点以前の使用状況、そして引き出しにおける状況によるものです。 BullionVault口座の本人確認手続きが即座に行われていて、しかも顧客接続銀行口座が長い間安定して使用されている場合は、顧客は、顧客資金引き出しが、引き出し依頼を出した翌営業日中に、BullionVaultによって行われるとみなす権利があります。

少額残高の取り扱い

銀行送金手数料の支払い分を考慮すると、BullionVaultにおいては、$100もしくは他の通貨の同額分以下の残高の引き出しはできません。

通常これ以下の残高は、金地金が保有されずに2年間使用されていなく、なおかつ$20もしくは他の通貨の同額分以上を保持している場合、BullionVaultの裁量で、十分に知られている子供に関わるチャリティーに顧客の意向で寄付される場合を除き、口座が再使用されるまで保管されます。

BullionVaultのキャンペーンによる少額の残高に関しては、口座に入金が行われず、BullionVaultの本人確認作業規則に沿って本人確認作業が行われず、しかもこの口座が使用されずに3ヶ月以上が経過した場合は、BullionVaultへ使用されなかったキャンペーン用資本として返却されます。

未払いの費用

金地金の残高があるにもかかわらず、資金の残高が保管料を支払うに十分ではない場合は、BullionVaultは、その権利を履行するために、顧客の金地金を最も近いグラム単位で売却する権利を保有します。

BullionVaultは、このような理由で顧客金地金を売却する場合、少なくとも7日前にEメールで連絡する義務があることを承諾します。 顧客が十分な資金を入金する場合は、その入金されるまでの期間には、BullionVaultは顧客金地金を売却しません。

顧客が未払いの費用がある間に引き出しを行う場合、BullionVaultは、未払い費用を引き出し額から差し引く権利があります。

個人情報保護及び不正資金洗浄及び接続銀行口座

BullionVaultは、法律上正当に得た富を安全に保管することができるように設計されています。これは、不正資金洗浄目的としては、利用する意味を持たない安全ではない方法です。

個人情報保護法と不正資金洗浄法に関わる理由から、BullionVaultにおいては、一つの銀行口座から、もしくは、口座を開設した際にBullionVaultによって事前に承認を得た上で、接続銀行口座と同じ口座名義と住所を持つ第二の銀行口座からのみ入金される必要があります。

個人情報保護法と不正資金洗浄法に関わる理由から、BullionVaultは接続銀行口座への引き出しを行うことを実施します。

BullionVaultにおける口座間の資金の移動は、これらの口座を共に所有をしていたとしてもすることはできません。

BullionVaultは、本人確認作業が行われた際に、顧客のプライバシーが保護される権利を認識しています。しかしながら、BullionVaultが何らかの理由で不正資金洗浄に関わる行為があると疑いを持った場合、適当な当局機関の捜査を積極的にサポートします。BullionVaultはまた、この目的で当局をサポートするために資金と金地金の詳細の記録を保持します。

金地金の保管

形状と場所

それぞれの保管場所には、その地域の市場に存在する慣習に沿った、グッド・デリバリーとして試金鑑定された金地金のみを、認可された市場の専門業者から購入し保管しています。

BullionVaultを通して購入する金地金は、顧客によって選択された、購入時に保管されている金地金の保管場所に留まります。

この金地金は、その地域の市場での清算時に、一般的に受け入れられる重さと番号が表示された形状で保管されます。

これらの金地金は、99.5%以上の純度で、金地金市場で受け入れられている重量で、投資用金地金(英国税関税務局の701/21で定義されている)ものです。

BullionVaultにおける計算単位の金は、純金の量で表示されます。 それぞれの金地金の純金含有量は、重量と純度を掛け合わしたものです。 その結果の金地金単位は、顧客がBullionVault口座で保有する金地金に適応され、100%の純度の金地金となります。そして、これらはキログラムとグラムによって表示されます。

保証された金地金の含有量

BullionVaultは、顧客の口座の全てのグラムは100%純度の純金であり、希望の保管場所にすでに保管されている試金鑑定された99.5%もしくはそれ以上の純度の金地金であることを保証します。

保管場所運営会社

保管場所運営会社は、それぞれの専門金地金市場の慣例に従って、金地金を管理、受理、保管、配送業務を行う、高い評価を得ている専門会社です。

ViaMat International Ltdは、ViaMat International [スイス]に100%所有されている子会社で、世界の主要な金地金市場で業務をおこなっています。そして、金地金市場の参加企業によって、金地金を注意深く管理された環境で保管するために利用されています。

BullionVaultは、ViaMat International Ltdが、ロンドンで保管場所運営会社として業務を行い、ViaMat International [スイス]が所有するグループ企業を通し、ニューヨークとチューリッヒの保管場所の手配、運営をする契約を交わしています。 

ViaMatは、その金地金業界における地位に沿って、金地金専門市場によって求められる高いレベルのインテグリティーを保持する保管場所に金地金を保管することをBullionVaultに保証します。

寄託で金地金を保管

顧客の金地金は、ViaMatによって管理された保管場所で、BullionVaultがViaMatと交わした保管契約書["保管契約書"] に従って保管されています。

この契約書においては、ViaMatは顧客の金地金は寄託であることを認識しています。

BullionVaultは、ViaMatに顧客の金地金の保管及び保険料の費用として支払いを行うことを約束します。このことにより、寄託の本質であるViaMatによって提供されている保管サービスが証明されます。

BullionVaultは、顧客の金地金の保管は、最も確実でシンプルに法的保護をする目的で、顧客の金地金を金地金専門保管場所で寄託という方法で行われていることを確証します。

BullionVaultにおける寄託

顧客は、BullionVaultのシステム上で金地金の購入がされた場合、その購入された金地金は、ViaMatの保管場所において売却者によって受け渡され、BullionVaultに提出された顧客の指示に従って、顧客の所有物は寄託物となることを承諾します。

これ以降は、BullionVaultを通じて提出された顧客の指示によって寄託が完了するまで、ViaMatは、顧客の金地金の実際の保管者となることを同意します。

顧客は、BullionVaultシステム上で金地金の売却が行われた場合、売却された金地金は、顧客に代わりViaMatの保管場所において購入者へ受け渡され、BullionVaultへ提出された顧客の指示に従って、顧客の寄託が売却された時点で完了することを承諾します。

顧客は、寄託の開始と完了の記録保持は、ViaMatで金地金が保管され続ける間、この利用規約に従ってBullionVaultによって行われることを承諾します。

顧客は、顧客の所有権は必ずしも決まった金地金に結びついたものではなく、特定の保管場所の金地金の決まった量に結びついていることを認識します。 BullionVaultは、顧客が所有する金地金が存在し、その保管場所にあり、顧客のものであることを認識します。そして、この金地金は現物であることから、引き出しのサービスのための費用を支払うことによって、必要であれば計量できる物質の量に分け、顧客が引き出しを行うことが可能であることを認識します。

顧客の個々の金地金に対する権利

顧客は特定の金地金を所有する権利があります。

顧客が一つの保管場所の最も小さい予約されていない金地金の純金含有量と同等もしくはそれ以上の金地金の残高を保有している際、顧客の所有物として、一つの金地金を独占的に予約する選択ができます。

顧客はこの予約手続きをオンラインで行います。そうすることによって、顧客が選択した特定の金地金が顧客の所有物となります。顧客の所有権は、顧客のニックネームでディリーレポート上で公に明らかになります。

このようにして顧客が所有する金地金は、予約されている間はこの顧客以外の誰も売却することができないため、BullionVaultが売却可能な在庫リストから取り除かれます。

顧客はこの金地金の予約をオンラインで解除できます。その後は、顧客はBullionVaultシステムで売却することができます。

顧客は、公表された価格表に従った、それぞれの金地金を所有するための費用を承諾します。

BullionVaultとViaMatの保管契約

顧客は、BullionVaultが顧客の金地金の保管を顧客の代理人としてViaMatと手配することを承認します。

BullionVaultは、"保管契約書"においてViaMatがこの契約の基に保管されている金地金は特定保管であること、そしてBullionVaultもしくはBullionVaultの顧客の所有物であることをを認識していることを顧客に確証します。

BullionVaultは、"保管契約書"において、ViaMatが特定保管の金地金はそれぞれ識別され、常に分別保管されるべきことを認識していることを顧客に確証します。

BullionVaultは、"保管契約書"において、ViaMatが配送や保管を通して、全ての保管や配送管理をする時点から、BullionVaultの引き出しの指示に従って、その保管と管理がViaMatから第三者に譲渡されるまで、金地金に責任を持つことを承諾していることを顧客に確証します。

BullionVaultは、"保管契約書"において、ViaMatが、承認された保管場所から金地金の引き出しを実行する前に、ViaMatは、BullionVaultから独立して、(i)BullionVaultのウェブサイトでBullionVaultが引き出しをすることを公表していること、(ii)ウェブサイトのディリーレポートにあるように、この金地金の所有者が十分な金地金の残高を持ち合わせていること、(iii)この引き出しが、一日あたり25キログラムもしくは保管場所の金地金の5%以上ではないことを確認することを約束していることを顧客に確証します。

BullionVaultは、"保管契約書"を終了するために少なくとも12ヶ月前にViaMatから通告されなければならないことを顧客に確証します。 このような通知をBullionVaultが受領した際、そしてもし移行期間に他の保管場所が準備できなかった場合、少なくとも契約終了3ヶ月前にBullionVaultは顧客にその状況を説明することを約束します。これにより、顧客は所有している金地金を保管する他の方法を手配するために必要な時間が得られます。

BullionVaultは、どのような場合も、顧客の金地金が貸し出され、担保として使われ、金融派生商品の取引に使われるようなことがなく、BullionVaultを通して顧客の指示で売却もしくは引き出しが行われない限り、常に顧客の所有物としてViaMatの保管下に置かれることを約束します。

保険

BullionVaultは、顧客の金地金の盗難、損失に対して、金地金業界の標準に従って、その費用は金地金の保管料としてBullionVaultに支払われるものに含まれているもので、保険が確実にかけられていることを約束します。

BullionVaultは、"保管契約書"ViaMatは、保険を証明する書面を提供する約束をしていることを顧客に確証します。

BullionVaultは、BullinVaultのウェブサイトで、保険が提供されていることに関心を持つBullionVaultの顧客が、保険を証明する書面を閲覧可能にすることができるよう、顧客に約束します。

所有権の記録

BullionVaultは、所有権の記録の原本を保持します。 BullionVaultは、これらの記録は顧客に関したものでありますが、顧客の正式な指示が実行された時に限り変更されることを顧客と同意します。

日々、もしくはそれに実行できる限り近い頻度で、BullionVaultは、そのウェブサイトで照合された全ての金地金の所有権と、分離管理されている顧客銀行口座の資金の記録を顧客のそれぞれの別称で公表します。

BullionVaultは、日々顧客の金地金所有権と資金の残高の正式な明細を、顧客の希望するニュースリーダーソフトウェアで自動的に受信できる、ディリーレポートの顧客の特定の記録をRSSリンクで入手できるようにします。

BullionVaultは、少なくとも2つの大きく離れたデータ保管サイトでBullionVaultの全てのデーターベースの複製を受領することを確実に行います。

日々BullionVaultは、暗号化された全ての顧客の証明書類の電子コピーと、別称で明記された残高を監査会社とViaMat両者に送信しています。この両者は解読のための鍵がなければこのデータを読むことはできません。この解読のための鍵の複製は、BullionVaultの弁護士のロンドンとニューヨークの事務所で保管されています。BullionVaultの弁護士は、下記の状況下でデータ解読のための鍵を譲渡する指示を受けています。

  1. BullionVaultにのみ。しかしBullionVaultが運営されていない場合は下記へ
  2. 監査会社へ。しかしこの会社が運営されていない場合は下記へ
  3. 公認清算財産管理人。しかしこれが任命されていなく、将来もされない場合は下記へ
  4. ViaMatへ。

少額残高の取り扱い

BullionVaultのキャンペーンによる少額の残高の場合、その口座が入金されることなく、もしくは口座所有者が本人確認作業をBullionVaultの手続きに従って行わなかった場合、3ヶ月を超える期間口座が使用されていない場合は、この残高は使用されなかったキャンペーンとしてBullionVaultの資産として返却されます。

金地金専門市場で取引をする顧客の権利

顧客の資金の残高、もしくは所有する金地金の残高が、一本以上の金地金を決済することができるものである場合、もしくは顧客の注文がその地の市場の最小取引単位と同等もしくは上回るものである場合は、その地の専門金地金市場のBullionVaultが定期的に取引を行う金地金業者と直接金地金取引を行う権利を保有します。

ロンドンもしくはチューリッヒの金市場受渡し適合品(グッド・デリバリー)の単位は、通常400トロイオンス(約12.5キログラム)です。

ニューヨークの金市場受渡し適合品(グッド・ディバリー)は、通常100トロイオンス(約3.110キログラム)です。

もし、顧客がこの権利を利用する場合は、顧客はBullionVaultに通常の取引手数料を支払い、公表された価格表に従って手配料を支払います。さらに、配送料を含む全ての市場の費用を追加支払います。

顧客がこの権利を選択した場合、BullionVaultは取引の仲介人となります。

この権利を実行するために、顧客はBullionVaultに、ロンドン事務所営業時間中に直接電話で問い合わせをする必要があります。そして、顧客はその手続きの詳細について説明を受けます。

金地金引き出しにおける顧客の権利

顧客は、BullionVaultから金地金を引き出す権利があります。しかし、BullionVaultは金地金を実際に引き出すサービスを主としてに構築されていないことを、顧客は認識します。

顧客の金地金引き出しの希望は、BullionVaultの裁量で選択された、様々な大きさの金地金と一般的に流通している金貨でのみ提供されます。

引き出し手数料は、ロンドン金市場受渡適合品(グッド・デリバリー・バー)においては、その価値の2.5%以上にはなりえません。

その他の金の形状の引き出し手数料は、その価値の7.5%以上にはなりえません。

現物の引き出しを行うためには、顧客は信頼できる身分証明書を提出することが求められます。そして、それに加え、身分詐称詐欺などからの損害を保障する適当な保険を購入することを求められる可能性があります。 

顧客は、ViaMatから直接引き出しできないことを理解します。 顧客の引き出しの権利は、確実に顧客の本人確認をする責任と手段を持ち合わせているBullionVaultを通して行われます。 引き出す量に応じて、顧客は、金地金を配送するための銀行、もしくは同等の企業を設定することを求められる可能性があります。

金地金を引き出すことにより、これらの取引は管轄の官庁によって監督されるため、顧客はその匿名性を失う可能性があることを承諾します。

金地金を引き出すことにより、顧客は、引き出さなければ発生しない税金の支払い義務が発生する可能性があることを承諾します。そして、BullionVaultがこの適正な税金を引き落とすことを許可します。

他の保管場所へ金地金を移す顧客の権利

国際法が許す場合、顧客はBullionVaultにおける金地金を他の保管場所へ移す権利があります。しかし、それは特定の金地金の形状のものに限ります。このような移動は、認可された金地金の配送会社によって行われます。保管及び配送料は変動し、その都度見積もられ、顧客によって支払われます。

もし、保管場所の移動が顧客希望の他の保管地でロンドン金市場適合品として認められないために可能でない場合は、顧客の金地金を売却しその市場で受け入れられる形状のものと取り替えるか、その地で受け入れられる形状に製造するための追加の費用が発生する可能性があります。

この顧客によって負担される直接の配送費用に加えて、BullionVaultはこのサービスを提供するために、最低$500の0.5%の手配料を請求します。

金地金の移動の際、これらの取引は管轄官庁によって監督されるため、顧客はその匿名性を失う可能性があることを承諾します。

金地金の移動の際、顧客は、引き出さなければ発生しない税金の支払い義務が発生する可能性があることを承諾します。そして、BullionVaultがこの適正な税金を引き落とすことを許可します。

保管場所から金地金を引き出す手続き

BullionVaultは、保管場所からの金地金の許可の無い移動を防ぐセキュリティー手続きを導入する責任があることを承諾します。

国際間の危機に対応した顧客による依頼といった、BullionVaultの他の金地金保管場所への正当に許可された配送を除き、BullionVaultは、一日に一つのBullionVaultの保管場所で、25キログラムを超える、もしくは保管量の5%を超える量の移動は許可されないことを約束します。

時としてBullionVaultは、専門市場で決済するときなどのように、一定の保管場所で25キログラムを超える、もしくは保管量の5%を超える(先のどちらか量の多いもの)金地金の移動を許可する必要があります。その際は、BullionVaultは、ウエブサイト https://www.bullionvault.comのフロントページで公にその事実を宣言し、BullionVaultは、移動する金地金の量と、移動する金地金を保有していた顧客のBullionVault上での別称の双方の詳細を明確に関連づけて表示する義務があることを承諾します。

この公の通告は、遅くとも移動する予定の1営業日までに表示されます。そして、その通告は金地金がその保管場所から移動されるまで、全てのBullionVaultウェブサイトの訪問者に目に付くように表示されます。

この通告は、BullionVaultの義務であり、ViaMatに知らされています。そして、引き出しのため金地金を移動する際は、、BullionVaultは、ViaMatがこの引き出しの通告を厳密に調べることを確証します。

引き出しをする顧客は、BullionVaultにおける別称で名を明かされることにより、BullionVaultは、ディリーレポートで公になっているように、この顧客が引き出すために十分な金地金を持っていることを確実にすることを約束します。 

顧客が十分な金地金を持っているかを調べることは、BullionVaultの義務であり、ViaMatに知らされています。そして、BullionVaultは、ViaMatが契約上、BullionVaultの公表されているディリーレポート上で、別称で表示されている投資家が引き出しに十分な金地金を持っていることを、独自に調べなければならないことを確証します。

顧客の注文の処理方法

顧客は、https://www.bullionvault.com/help/index.doにアクセスし、オンラインヘルプシステムでBullionVaultの関連の操作方法を読み理解することで、取引を行うに十分な知識を得ることができることを理解します。

顧客は、BullionVaultシステムにおいて、顧客が選択可能な量、価格、保管場所で、金地金を購入、売却注文を入力することができますが、十分な資産がBullionVaultである場合のみ、即時に決済が可能です。

顧客は、顧客の注文は、インターネットで顧客によってBullionVaultのサーバーに提出されなければならないことを同意します。

注文内容の確認

BullionVaultは、金地金を購入するための顧客の注文が、どのような保管場所であっても、そこで全ての注文を決済できるに十分な資金が注文限度価格で特定された通貨で保有されている場合のみ受領します。

BullionVaultは、金地金を売却するための顧客の注文が、一つの保管場所のどのような通貨であっても、金地金を売却するために特定した金地金の量が、その指定した保管場所で顧客の為に保管されている場合のみ受領します。

BullionVaultは、その時点の市場価格とほぼ一致する顧客の注文を受領します。

もし、先の一つ以上の条件が満たされていない顧客の注文は受領しません。

注文の成立

BullionVaultの顧客の注文は、常に価格で限度額を設けます。購入限度額とは、顧客購入注文における購入最高価格を設定します。売却限度額とは、顧客売却注文における売却最低価格を設定します。

顧客の注文は、金地金の量(キログラム表示)でも制限されます。

顧客の注文を受領時に、BullionVaultシステムは、自動的に他の顧客のすでに提出されている対応する注文とその注文を、双方の限度に従って成立させようとします。システムは、顧客の新しい注文にとって最適な価格、購入限度では最も低い価格で、売却限度では最も高い価格で取引をします。

トレーディングボード上のどのような既存の注文も新規注文もその限度価格に従います。

一つの注文が、他のBullionVaultの顧客によって提出された既存の注文と成立される限度内であれば、その注文は即座に成立されます。そして、その後提出される他の注文が処理される前に、限度内で可能な限り最大量(成立される二つの取引の少ない量)で取引を行います。この注文が成立されない場合、希望するのであれば、期限切れ、取消などが行われるまでは、トレーディングボードへその限度額で提出されます。

顧客の注文は、過去と将来における全ての有効な限度額の中で勝る価格の注文の後ろに順位付けられます。この注文は、過去と将来における全ての有効な限度額の中で劣る価格の注文の前に順位付けられます。これは、BullionVaultによって、この注文より前に受け付けられた、全ての有効な同じ限度額の注文の後に順位付けられ、BullionVaultによって、この注文より後に受け付けられた、全ての有効な同じ限度額の注文の前に順位付けられます。

注文の取消し

顧客は、いつ何時もトレーディングボードに提出されている未成立の注文の部分を取り除く依頼を送信する権利があります。 取消し依頼を受領することにより、BullionVaultは、顧客の注文をそれ以降受領するどのような注文とも成立させないように、取り除かなければなりません。

顧客は、他のユーザが成立可能な注文を、顧客の注文取消依頼以前に入力した場合は、注文は成立するために、その部分の注文は取消することが不可能であることを理解します。その際、残りの注文の部分は取消されます。

BullionVaultは、その裁量で、成立されていない顧客の買い及び売り注文をトレーディングボードから取り除くことがあります。それは、(i)その買い及び売り注文が一週間以上古く、そして同時に(ii)売りための限度価格が、その時点での金地金市場価格より10%以上高い、もしくは買うための限度価格がその時点の市場金地金価格の10%低い場合です。

BullionVaultが、顧客の注文をトレーディングボードから取り除く場合、即座にEメールで通告する義務があることを承諾します。

取引通知及び契約書

BullionVaultは、成立された注文もしくはその部分について、それぞれ成立次第Eメールで認知します。

取引の成立、もしくは注文の一部が成立し残りが取消されるという注文の完了時において、BullionVault は、Eメールでその注文の内の取引された部分の正式な契約書を送付します。

清算及び決済

顧客は、顧客注文の全てもしくは部分が成立した際、BullionVaultが顧客の注文を指示に従って即座に決済をすることを承認します。

BullionVaultは、注文を成立し、決済する責任があることを承諾します。BullionVaultは、売却者が金地金を購入者へ購入分を受け渡すように、その購入に対する保証者となります。また、同様に売却に対して、購入者が売却者に、購入のための通貨の支払いを行う保証者となります。

BullionVaultの取引の決済は、取引時点で即座に行われます。

購入者は金地金を受け取り、売却者は経費を差し引いた売却金の入金を受けます。同様に、購入者は費用を含んだ金額が差し引かれ、売却者は金地金を受け渡します。

決済時における金地金の受渡しは、BullionVaultのシステム上の帳簿の記載で行われます。顧客の金地金の残高は、関連の保管場所において保有している金地金の所有権を表します。

BullionVaultは、保管用件を管理するものとして、ViaMatに指示を与えます。購入顧客への金地金の受渡しは、即座に対応する売却した顧客からの金地金の受渡しと適合します。顧客の金地金取引の即時決済の結果、保管場所内で物質の交換は行われません。

通貨の支払いは、BullionVautのシステム上の帳簿の記載で行われます。 その結果としての顧客のBullionVaultにおける通貨の残高は、ロイズTSB銀行で分別保管されている顧客資金を表します。

BullionVaultは、顧客の資金の管理するものとして、銀行へ指示を与えます。売却した顧客の費用を差し引いた利益の受領は、購入する顧客による費用を差し引いた支払いと共に、即座に行われます。 顧客の金地金取引の即時決済の結果、資金の銀行における交換は行われません。

BullionVaultは、資金の決済は、金地金の受渡しと同時に行われることを保証します。

顧客は、即座にBullionVaultのシステム上で顧客の新しい金地金と資金の残高を確認できます。

それぞれの営業日に、BullionVaultは実際に可能な限り、顧客ごとの金地金と資金の詳細を、前営業日終業時の通貨の銀行明細書と保管会社からの金地金リストと共に照合してオンラインで公表しています。

複数通貨及び保管場所

BullionVaultは、様々な金地金保管場所で、複数の通貨での注文を承諾します。一つの注文は、同じ通貨で、同じ保管場所での注文に対してのみ成立することが可能です。

一つのBullionVaultの保管場所における一つの注文が、他の保管場所にある一つ以上の限度額の他の通貨で成立することも可能かもしれません。BullionVaultはこのような裁定取引機会を見出し、成立させる責任は承諾しません。

リスクの警告

下記のリストは、BullionVaultが重要と考慮するリスクを表します。これは、可能な全てのリスクを述べているものではありません。

BullionVaultの責任ではないリスク

金地金の価格動向 —顧客は、金地金を所有している間の金地金価格の下落による潜在的な損失のリスクにさらされています。 このリスクは、BullionVaultの責任ではありません。

政治的手段としての通貨 — 政府また他の機関が通貨の安定を模索する際、もしくは他の理由から、所有者の不利益になる金地金所有に関する規制もしくは税金を課そうとするかもしれません。BullionVaultは、選択できるいくつかの保管場所を提供しています。このような政府の実際の行動、もしくはその恐れが、所有している場所の金地金の価値を下げる要因になるかもしれません。このリスクは、BullionVaultの責任ではありません。

銀行の破綻 - BullionVaultにおける、高くランク付けされている銀行の顧客口座に預けられている顧客の通貨の残高とその安全は、銀行のインテグリティーによります。全ての銀行は破綻の危険にさらされています。銀行破たんの際の様々な要因に応じて、顧客は関連の政府機関から補償を受ける権利があるかもしれません。しかし、このような補償の条件は複雑で、その補償を受けるまでに長期間待たなければならないかもしれません。 このリスクは、BullionVaultの責任ではありません。 [顧客の資金を金地金購入に使用すると、このような銀行破綻によるリスクを除去することができることを覚えておいてください。]

個人情報漏洩 — もし、BullionVault口座番号及びパスワード情報が漏洩した場合、顧客の口座は、承認されていないアクセスの危険にさらされることとなります。このようなアクセスは、もし警報システムが起動されていて、なおかつ口座に十分な資金がある場合は、SMSメッセージによって数分で通告されます。 顧客口座詳細のどのような変更も、顧客によって確認されます。 パスワードが漏洩したために行われるどのような引き出しも、顧客接続銀行口座のみに行われます。もしくは、例外的に顧客本人に行われますが、この場合は、すでにファイルされている顧客本人確認書類を元に本人確認作業が行われます。また、その際にはこの引き出しを行う顧客が費用負担の上で、BullionVaultが個人情報漏洩からくる盗難などを補償する保険に入るため、この引き出しから発生する損失は補償されます。その結果、パスワードが漏洩することによって発生する重大なリスクは、(i)プライバシーの損失、そして(ii)BullionVaultにおける意味のない注文を入力することなどです。このような注文は、市場価格で実行されますが、顧客の意図と反して、金地金から資金またその反対というように、顧客資本の形態を変更する可能性があります。 他の口座に有利にするため顧客口座の価値を減らそうとする試みは、十分な時間をもって通告されることにより、無効にすることが可能です。そして、犯罪者が利益を得ることなく、犯罪を探知し、起訴することができます。 このようにして、BullionVaultは個人情報漏洩に関連するリスクを最小限にするよう試みます。しかし、BullionVaultの手違いのために、セキュリティーが破られたのではない限り、BullionVaultの責任ではありません

市場の流動性のリスク— BullionVaultは、その顧客にのみ使用されます。そのため、顧客の金地金を資金に換えることができるかは、その金地金を買おうとしている他の顧客がいるかどうかに依存します。市場の流動性が無くなることにより、BullionVaultで保有している金地金を一時的に換金できないという可能性はあります。このリスクは、その地域の専門市場で売買ができる権利を全ての顧客与えることによって緩和されます。この方法で、BullionVaultを含む全てのシステムユーザーは、取引が高い可能性で収益が得られるとして、流動性のある市場で、低い値を付けられた金地金を購入するという強い動機付けが得られます。そして、どのような流動性の欠如も、自然な市場の力によって除かれるのです。 そうであっても、即時の流動性の欠如から生じるリスクは、BullionVaultの責任ではありません。

システムの有用性 — 顧客によってインターネットを使いアクセスされるBullionVaultのコンピューター機器は、時としてアクセス不能になることがあります。これは、顧客がこのようなことがなければ可能であった取引をすることを妨げます。このリスクは、BullionVaultの責任ではありません。

保険の除外項目 - 顧客の所有物としての金地金は、保険業者によって、顧客の金地金の実際の保護に関して、確立した保険の実務に沿った除外項目が適応されています。 これらの核戦争のような除外されたリスクは、BullionVaultサイトで公表されている保険を証明する書面に明記されています。 これらのリスクは、BullionVaultの責任ではありません。そして、ビジネス上認められているレベルの顧客の所有物のセキュリティーを手配するといった正しい義務をBullionVaultが果たすことを免責する除外事項がない場合に限り、顧客が顧客の金地金に関して責任を持つべきリスクです。

不可抗力 — 不可抗力として明記されているリスクは、BullionVaultの責任ではありません。

BullionVaultの責任であるリスク

BullionVaultは、顧客の資産に関するリスクに関して注意する義務があることを承諾します。そして、リスクが最小のレベルに留まるよう管理し、常に最良経営実務を行うすることを約束します。

この利用規約における除外項目の規定及び責任の制限に従った上で、BullionVaultはこの義務を遂行しなかったことによる責任を承諾します。

現物金地金の盗難—顧客の金地金は、強盗によって保管場所から盗まれることは考えられます。 満足のいくセキュリティーを保つ義務があることを承諾し、その設備もしくは保険によってこのような不測の事態に備えるのは保管業者です。 BullionVaultは、保管されている金地金の価値が少なくとも補償できる十分な設備を整え及び保険がかけられていることが、保管業者によってなされていることを定期的に監督する義務があることを承諾します。   

この利用規約における除外事項の規定及び責任の制限に従った上で、BullionVaultはこの義務を遂行しなかったことによる責任を承諾します。

顧客資金の盗難—顧客口座に蓄えられている資金は、外部もしくはBullionVault内の盗人によって違法に銀行のシステムを通して移されることもあります。 どのような場合も、顧客口座からの資金の外部への送金の管理は、このような支払いの承認を得ているBullionVaultの二人の管理職級のスタッフによって行われます。日々の照合は、同様に他の管理職級のスタッフによって行われます。

この利用規約における除外事項の規定及び責任の制限に従った上で、BullionVaultはこの義務を遂行しなかったことによる責任を承諾します。

BullionVaultの分離管理—BullionVaultのシステムが、顧客が資金の残高以上の購入をすることを防がなかった、もしくは所有の金地金の残高以上を売却することを防がなかった場合、分離された口座において、一時的に他の顧客への義務を果たすことが不可能になります。 全てのBullionVaultのソフトウェアは、このような事態が起こらないように設計されています。さらには、BullionVaultは、日々そのような事態が起こらないように口座の確認をしています。このような限度を超える取引は、対する分離された口座内で大部分は埋め合わされるため、物質的な損失のリスクは、非常に小さいものです。 

この利用規約における除外事項の規定及び責任の制限に従った上で、BullionVaultはこの義務を遂行しなかったことによる責任を承諾します。

BullionVaultの記録保管 — 全てのビジネス記録管理のシステムにおけるリスクは、内部記録がその企業の管理者を満足させるポジションを表示しているにもかかわらず、実際の世界では表示しないというものです。このような問題が表面化する時には、遅すぎる場合が多くあります。BullionVaultでは行われない、取引の複雑さが増す場合、また信用取引が可能である場合にリスクが増加します。全てのビジネスにおいて、記録の管理上のリスクは、年に一度の監査で指摘されます。それに加え、BullionVaultは、ウェブサイト上で顧客の所有物を日々照合したものを一般の人々が精査できるように、自発的に提出する設定をして、記録を管理しています。

この利用規約における除外事項の規定及び責任の制限に従った上で、BullionVaultはこの義務を遂行しなかったことによる責任を承諾します。

BullionVaultの破綻— 2007年3月の時点で、BullionVaultは、収益が全く無くても4年間予定通りの会社運営ができる十分な株主の資金を保有しています。 これは、財務上例外的に健全なビジネスであることを証明しています。 

しかしながら、想定外の事態が、財務上想像を超える損害をもたらすことによるBullionVaultの破綻の可能性がないものではありません。

BullionVaultの破綻は、BullionVaultの口座内の資金また金地金の顧客の所有権に影響を与えません。しかし、所有物を手にするまで時間がかかるといった、不都合なことが起こると考えられます。 

壊滅的なデータ損失 — BullionVaultのシステムは、電子的形態でデータを保有しています。この形態は、広範囲にわたる壊滅的な機器の欠陥により損失することは想像できます。BullionVaultは、常に機器の故障に備える会社方針を持っています。それは、全てのデータの保管機能は、この置かれている地域と遠隔地でデータを二重保管することで保護されているといったものです。全てのデータを同時に失うという可能性は非常に低いと考えられます。しかしながら、先に加えて、システムは全てのシステムの残高を一週間に一度印刷をし、暗号化されたコピーを遠隔地のデータ管理場所へ送信します。そして、データ損失が一時的な問題であっても、修復可能なものとするために、それぞれの週に全ての取引をペーパー形式でログインします。さらに、顧客は顧客のコンピューターに顧客所有物の公表された照合されたデータを保存することができます。これにより、顧客所有物に関連する記録の箇所を複製するができます。

顧客の死亡時に関して

顧客の死亡時には、死亡した司法管轄権により、異なる手続きが必要となります。

BullionVaultは、BullionVault口座を、顧客の遺言執行者の法的に承認された指示に従って手続きを行うことを約束します。

詳細に関しては、死亡後の手続きについてを参照ださい。

少額の口座

先で明記されているサービスは、最終の受領するべき総額の高い比率が、この手続きの費用として使われるような少額の口座において、BullionVaultが異なる手続きを適応すること妨げるものではありません。顧客の遺言執行者が、保険料を支払うことで、省略した手続きを適応することを依頼することができます

価格表

現行のBullionVaultの価格表は、BullionVaultのウェブサイトのここで公表されています。

請求される費用は、通常BullionVault口座上の資金で決済されます。 入金がされず、もしくは金地金が売却されなかったために資金がないために請求された費用が決済されていない場合は、BullionVaultはその費用を支払うために十分な金地金を売却する権利を保有します。

システムの稼動期間と不稼動期間

システムは、グリニッジ平均時における日曜日の9時から翌週日曜日の5時まで毎週継続して稼動します。

週末まで待つことのできない、緊急に行わなければならない、予定された保守サービスのための休止が他の時間に行われるかもしれません。 そのようなサービスのための休止は、可能なかぎり一般からの需要が低い時に予定します。

サービスの休止が予定されていて、なおかつ顧客が未成立の注文を持っている場合、顧客の注文は通常通り休止後も残存します。

予定外のサービスのための休止が行われた際に、顧客が未成立の注文を保有している場合、顧客の注文はサービス再開時に通常取り除かれ、取引が行われていない部分の注文は、取消されます。

BullionVaultは、Eメールで予定外のサービスの一時休止の期間に未成立の注文がある場合は、顧客へ連絡をするよう努力します。しかし、このようなサービスの休止の本質から、このような連絡を行うことは現実的ではないかもしれません。

顧客は、サービスの休止はネットワークコンピューターにおいて防ぐことができないことを承諾します。 顧客は、未成立の注文に対するBullionVaultのサービスの休止の取り扱いの条件を承諾します。 顧客は、サービスの休止時に固定の注文をトレーディングボードに残しておくことで、リスクにさらされることを理解し、このリスクを承諾します。

BullionVaultの外部からの規制

BullionVaultは、確立した欧米の主要な所有権と会社法を含む英国法の下の英国の有限責任会社です。

法律上の責任は、独立した3つの法的機関の下にあります。(i)捜査機関 (ii)検察機関 (iii)刑事裁判所

  • 捜査機関は、ロンドン警察庁です。 これは、税金によって独立して賄われている機関です。その役目は、事件を捜査し、検察庁へ報告書を提出することです。 盗難及び詐欺は、この機関の権限内となります。
  • 検察機関は、英国検察庁です。 これは、税金によって独立して賄われている機関です。この役目は、捜査機関によって集められた証拠が有罪判決に至るに十分である場合、その犯罪を起訴することです。
  • 刑事裁判所は検察機関の訴訟を聞いた上で、陪審制度で有罪もしくは無罪であるかを判断することで、裁判官にそれに従って裁く権限を与えます。 これも、税金によって独立して賄われている機関です。

犯罪を告発する際に費用はかかりません。BullionVaultもしくはその経営陣を、法律に違反した行為を行っていることから裁判に持ち込む義務は、先の管轄機関にあります。

それに加え、顧客は、利用規約違反であると主張する顧客とBullionVaultの係争を裁定する民事法に任せることができます。 民法下の裁判へ訴えるもしくは弁護するためには、通常費用がかかります。

顧客は、ロンドン金地金市場全体と共に、BullionVaultの管轄機関は、金融機関とは顕著に異なることを認識し理解します。

現代のヨーロッパ及び米国の金融機関とは、証券と呼ばれる紙面上の商品を一般的に取り扱う会社です。そして、これらの機関は、法的複雑さとその規制の増加の下に置かれています。 

BullionVaultは、信用取引がない環境を提供するため、そして紙面上の契約上の権利ではなく、現物の地金の絶対的な所有権を取り扱うため、ロンドンの他の現物金地金業界同様に、正式な金融機関の規制として定義している範囲の外側に置かれています。

世界で最も大きいロンドン金地金市場は、伝統的な英国の物権によって規制され、英国金融監督庁によってではありません。 

これは、明確でより良い規制の環境を提供すると信じます。 BullionVaultにおいて、顧客は、紙面上の信託下の権利の証明ではなく、金地金を所有します。 この所有権は、顧客に非常に明確な、より確立した、現代の証券法の変更に影響を受ける事がより少ない権利です。

訂正及び誤り

記録保管上の誤り

事務的な誤りの場合、BullionVaultは、顧客の口座の記録に、その後適切な修正を行う権利があります。

取引システムの欠陥

BullionVaultもしくは顧客は、取引システムの欠陥から利益を得る権利はありません。

BullionVaultシステムは、その時点での金地金価格から大きく離れた注文価格を入力することを拒否するといった、明確な取引上の誤りから全ての顧客を保護するように設計されています。 この保護は、様々なデジタルでの情報源からの通貨と地金市場価格に依存しています。 この保護の効果は、BullionVaultの妥当な管理外にあります。 市場参加者をこのような方法で保護することができなかった場合、BullionVault及び顧客は、その後に市場が全ての参加者が公平に機能するように適当な修正が行われることを承諾します。

除外事項及び責任の制限

(a) 次の規定は、顧客に対するBullionVaultの従業員、取り扱い業者、契約者の行動及び不作為を含む、全ての賠償の責任を明記します。

(i) 利用規約の違反、そして

(ii) あらゆる表現、声明、不法な行為、もしくは利用規約における過失を含む不作為 

(b) 全ての保証、条件、法令や民法(1979年の英国物品売買法の12項の規定を保存した上で)によって定められる他の規約は、ここにおいて、法律によって許される最大範囲で除外されます。

(c) この利用規約において、下記のBullionVaultの責任を除外し制限するものはありません。

(i) BullionVaultの過失による死亡及び負傷、もしくは

(ii) 1987年消費者保護法の条項2(3)、もしくは

(iii) BullionVaultがその責任の除外すること、もしくはその試みが違法である場合、もしくは

(iv) 詐欺行為、詐欺的に不正な表現

(d) 先の(b)と(c)に従った上で、

(i) この利用規約の遂行する、もしくは遂行しようとして発生する、BullionVaultの契約、不法行為(過失、法的義務の違反を含む)、不正な表現、補償、もしくはそれ以外の全ての責任は、BullionVaultで保管されている顧客の通貨と金地金の残高の評価額に制限されます。そして、

(ii) BullionVaultは、この利用規約に関連してまたは関連せずに起こる、それぞれの場合が、直接、間接、関連、もしくはどのような関連した賠償のための要求においても、顧客の金地金及び通貨の価値の低下、利益の損失、ビジネスの損失、暖簾代の減少、もしくはその他の、どのような純経済的損失(Pure Economic Loss)の責任を顧客に負いません。

税金

顧客はその地域の金地金購入、売却、保管とそれに関わる費用に適応される、もしくは適応される可能性がある税金を支払う責任があります。このような税金は適当であれば追加請求されます。

不可抗力

BullionVaultは、もし遅延もしくは不履行が、天災地変、洪水、地震、労働争議、欠乏、配給、電気、ガス、水道などの公共事業の不通、戦争、テロ、暴動、公権力による命令、政府機関の行為などのように、通常の予見可能な範囲外である場合、その義務を遂行する遅延もしくは不履行により、顧客への責めを負うことはありません。

言語

顧客は、BullionVaultによってその手順や操作方法の資料を異なる言語に十分に注意をして、BullionVaultの基本言語である英語からその本質的な意味を反映して翻訳されていると考える権利があります。

顧客は、BullionVaultサイトが表示しているどのような言語でも、BullionVaultに連絡をすることができます。

顧客は、BullionVaultサイトが表示しているどのような言語でも、BullionVaultへ意見及び苦情を申し立てることができます。

顧客は、BullionVaultサイトが表示しているどのような言語でも、独立機関への意見及び苦情の提出ができます。 顧客は、その独立機関が苦情を公正に判断できるように、顧客と顧客の翻訳者によって提出された言語を英語に翻訳し提供します。

争議の解決方法は英語でとり行われ、英語と申し立てた言語で説明されます。

準拠法、裁判管轄

BullionVaultの顧客へのサービスの規定は、英国法を準拠し、どのような争議も英国裁判所を専属的合意管轄裁判所とします。