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主要経済指標(1月14日~1月18日)

主要経済指標(1月14日~1月18日)

経済指標の解説は表の下をご覧ください。

日付 内容 前回(前回修正値) 予想 結果
14日 ユーロ圏 11月鉱工業(前年比) -3.6%(-3.3%) -3.2% -3.7%
15日 英国 12月消費者物価指数(前年比) 2.7% 2.7% 2.7%
  米国 12月小売売上高(前月比) 0.3% 0.2% 0.5%
  米国 12月生産者物価指数(前年比) 1.3% 1.4% 1.5%
  米国 1月ニューヨーク連銀製造業景気指数 -8.1 0.0 -7.78
16日 ユーロ圏 12月消費者物価指数(前年比) 2.2% 2.2% 2.2%
  米国 12月消費者物価指数(前年比) 1.8% 1.8% 1.7%
  米国 11月対米証券投資(ネット長期フロー) 13億ドル(-10億ドル) 148億ドル
523億ドル
  米国 11月対米証券投資(ネットフロー合計) -567億ドル(-589億ドル)   278億ドル
  米国 12月鉱工業生産(前月比) 1.1%(1.0%) 0.3% 0.3%
  米国 FEDベージュブック 下記を参照
   
17日 ユーロ圏 ECB月例報告 下記を参照    
  米国 12月住宅着工件数 86.1万件 89万件
95.4万件
  米国 1/12までの週の新規失業保険申請件数 37.1万件(37.2万件) 36.5万件 33.5万件
  米国 1月フィラデルフィア連銀景況指数 8.1 7.1
-5.8
18日 中国 第4四半期GDP(前期比) 2.2% 2.3% 2.0%
  中国 第4四半期GDP(前年比) 7.4% 7.8% 7.9%
  中国 12月鉱工業生産 10.1% 10.1% 10.3%
  中国 12月小売売上高 14.9% 14.9% 15.2%
  英国 12月小売売上高指数 0.9% 1.1% 0.3%
  米国 1月ミシガン大消費者信頼感指数 72.9 75.0
71.3

14日発表のユーロ圏11月鉱工業生産は、前年比-3.7%と前回修正値と予想を下回った。これは、イタリアとスペインの鉱工業生産が、ドイツの鉱工業生産が上げたにもかかわらず下げたため。

15日発表の1月ニューヨーク連銀製造業景気指数は、-7.78と前回より多少改善したものの、予想を大きく下回り、6ヶ月連続でマイナスとなった。

また、同国12月生産者物価指数は、前年比1.3と前月と予想から下げ、3ヶ月連続で減少した。また、同国同月小売売上高は、前月比0.5%と前月と予想を上回った。これは、自動車と家具への消費が増加したため。

16日発表のユーロ圏12月消費者物価指数は、2.2%と前回と予想と同数値。

米国12月消費者物価指数は、前年比1.7%と前回と予想から0.1%低いものとなった。また、前月比は0.0%であったことから、インフレの兆候がないことから、FRBの量的緩和を継続することを可能とするものとなった。

また、同国同月鉱工業生産は0.3%と少ないながら2ヶ月連続の増加となった。

米地区連銀経済報告(ベージュブック)では、経済活動は全地区で緩やかまたは控えめなペースで改善し、製造業は6地区で拡大し、3地区で縮小とのこと。

17日発表のユーロ圏月例報告は、景気は2013年中に緩やかに拡大するが、各国政府は財政・構造の不均衡を是正すべきと、前回欧州中央銀行金融政策会合後のドラギ総裁の記者会見の内容とほぼ同様のものとなった。

米国12月住宅着工件数は、95.4万件と予想と前回を大きく上回り2008年6月以来の高水準となった。また、、同国1/12までの週の新規失業保険申請件数も、33.5万件と予想と前回から改善し、2008年1月以来の低水準となった。

同国1月フィラデルフィア連銀景況指数は、-5.8と前回及び予想を大きく下回ることとなった。

18日発表の中国第四四半期のGDPは、前年同期比7.9%と前回及び予想を上回った。前期比では、2.0%と前回の2.2%よりも伸びが鈍った。通年での成長率は7.8%と、13年ぶりに8%を割り込んだ。

また、同国12月鉱工業は、前年比10.3%と前回を上回った。また、同国同月小売売上高は、前年比15.2%と前回及び予想を上回った。

米国1月ミシガン大消費者信頼感指数は、71.3と前回及び予想を下回った。

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