金市場ニュース

金需要-インドが世界最大(2009年10月から2010年9月)

日本経済新聞によると、金の国際機関ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)の調査において、2009年10月から2010年9月の1年間で金需要の世界最大はインドであったとの事。

このインドの年間需要量は、755.8トンと世界の3分の1となっている。伝統的に、結婚時に花嫁が金宝飾品を持って嫁ぐという慣習があり、婚礼シーズンの4-5月と10-11月には金需要が急増する。

第二位は中国であり、その需要量は526.8トン。インドが5年前から2割増にとどまっているのに比べ、中国は5年前から倍増している。これは、経済が発展し富裕層が増加したこと、また金取引の規制緩和が進み、宝飾品と投資の需要が高まっているため。

中国では、個人向けに金地金を扱う商業銀行も増え、WGCは「今後10年間で需要がさらに倍増する可能性がある」と予想している。

WGCの日韓代表である豊島逸夫氏は、本日の日経マネーのコラムで、中国の市場関係者の話として、中国工商銀行の純金積立口座数が発売1年で早くも100万口座を突破したことを伝えている。そして、日本の市場と比べ、「日本では10年以上かけて業界全体で70万口座がピークであった。それを中国の一銀行が PRも支店営業もせずに自然体で 1年であっさり超えてしまった。」とレポートしている。

豊島氏は、2001年に、中国初の金取引所「上海黄金交易所」の国際顧問に就任し、2010年には中国最大の商業銀行である中国工商銀行の貴金属関連のアドバイザー役となっている。

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