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第3四半期(7-9月)の世界の金需要が前年比12%増(WGC)

ロンドンに拠点を置く非営利団体ワールドゴールドカウンシルが、17日に発表した2010年第3四半期レポートによると、世界の金需要は7-9月(第3四半期)に前年同期比12%増加した。この増加率は、アジアの宝飾品向け、工業分野、金融量的緩和、通貨安戦争およびインフレへの憂慮から継続した投資への需要の伸びが要因であるとのこと。

このレポートによると、世界の金需要は921.8トンと、前年同期の823トンを上回った。このうち宝飾用の需要は529.8トンで8%増加し、特にインドでは36%増と大きく伸びた。投資用金地金は、25%増加したのに対し、金連動型ETF(上場投資信託)の需要は7%減少し、工業用需要は13%の増加となっている。

また、中央銀行は6四半期連続で買い越しだった。今後も中央銀行は、継続保有もしくは購入をすると予想されている。IMFの金売却予定量は52トンとなり、この第3四半期、ロシア中央銀行の保有量は7%増加し756トン、この間、フィリピンは2%タイは19%増加している。

また、同四半期のニューヨーク金先物相場は、平均1オンス=1228.81ドルと前年同期を28%上回った。アジア経済の回復と米国連邦準備制度理事会(FRB)による金融の追加量的緩和などからによるドル相場の下落を背景に需要が高まり、今月9日には1424.30ドルと史上最高値を付けた。今年これまでの上昇率は22%で、年ベースで10年連続の上げが濃厚となっている。

インドの需要は28%、中国は16%のそれぞれ増加とアジアの需要が金需要の牽引役となっている。

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