主要経済指標（2019年7月8日~12日）

日付	国名	指標名	前回（修正値）	予想	結果
8日	ドイツ	5月鉱工業生産（前月比）	-1.9% (-2.0％）	0.5%	0.3%
	ドイツ	5月鉱工業生産（前年同月比）	-1.8% (-2.3%)	-1.1%	-3.7%
10日	中国	6月消費者物価指数（前年同月比）	2.7%	2.7%	2.7%
	中国	6月生産者物価指数（前年同月比）	0.6%	0.3%	0.0%
	英国	5月鉱工業生産指数（前月比）	-2.7%(-2.9%)	1.5%	1.4%
	英国	5月鉱工業生産指数（前年同月比）	-1.0% (-1.1%)	0.7%	0.0%
	英国	5月製造業生産指数（前月比）	-3.9% (-4.2%)	1.5%	1.4%
	米国	パウエルFRB議長発言	要旨は下記を参照
	米国	FOMC議事要旨	下記を参照
11日	ドイツ	6月消費者物価指数（前月比）	0.3%	0.3%	0.3%
	ドイツ	6月消費者物価指数（前年同月比）	1.6%	1.6%	1.6%
	ユーロ圏	ECB理事会議事要旨	下記を参照
	米国	6月消費者物価指数（前月比）	0.1%	0.0%	0.1%
	米国	6月消費者物価指数（前年同月比）	1.8%	1.6%	1.6%
	米国	新規失業保険申請件数	22.1万件(22.2万件）	22.3万件	20.9万件
	米国	パウエルFRB議長発言	要旨は下記を参照
12日	中国	6月貿易収支	416.5憶ドル	450.0憶ドル	509.8憶ドル
	ユーロ圏	5月鉱工業生産（前月比）	-0.5%(-0.4%)	0.0%	0.9%
	ユーロ圏	5月鉱工業生産（同年同月比）	-0.4%	-1.6%	-0.5%
	米国	6月卸売物価指数（前月比）	0.1%	0.1%	0.1%
	米国	6月卸売物価指数（前年同月比）	1.8%	1.6%	1.7%

10日発表のパウエル議会証言の要旨は下記の通り。

• より緩和的な金融政策の必要性が高まっている
• 貿易摩擦や世界景気の減速で、米景気の不透明感が高まっている
• (利下げについて）米連邦公開市場委員会（FOMC）の参加者の多くが、その必要性が高まっていると判断している
• 家計支出は回復しているが、企業投資は貿易摩擦などで顕著に減速している

​同日のFOMC議事録の要旨は下記の通り。

• 景気の不透明さが続けば、金融緩和が近く正当化される
• 会合参加者は景気の先行きにリスクと不確実性が著しく高まっていると強調した

11日のパウエルFRB議長の議会証言の要旨は下記の通り。

• 2%の物価上昇率を大きく下回りたくない。後手に回らないようにするのが、日本から得た教訓だ
• 米景気は「非常にいいところにあるが、貿易摩擦で不確実性が増している」と述べた