金市場ニュース

ニュースレター(2012年12月11日)1695.25ドル

週間市場ウォッチ

先週金曜日のPM Fix価格は、トロイオンスあたり1695.25ドルと前週同価格から0.3%下げています。これにより、3週間続けて価格を下げることとなりました。

週明け月曜日は、金価格は前日比あげることとなりました。これは、11日と12日に行われるFOMCで、年内で期限を迎えるオペレーション・ツィスト後の緩和措置の観測が影響している模様です。

翌火曜日は、FOMCの結果を市場が待つ中、狭いレンジでの取引となりました。

水曜日は、市場注目のFOMC終了後、今月末にオペレーションツイスト終了後、毎月450億ドル規模の長期国債購入することを発表され、インフレ率の見通しが、2.5%を超えない範囲において、米失業率が6.5%程度で安定するまで事実上のゼロ金利を継続する方針が明らかになりました。この発表を受けて、金価格は急騰後、下落することとなりました。

この下落理由としては、FRBバーナンキ議長がFOMC終了後の記者会見で、米国の「財政の崖」に対して、強い懸念を示し、この影響を相殺するには金融政策では不十分との見解を改めて示したことを受け、リスクオフとして売却が進んだことからです。

また、アジア時間午前中、ロンドン時間未明に、スタンダードバンク東京支店長の池水氏によると、2800ロットと2300ロットという、大量の成り行きのストップ売りが先物市場で出されたことから、金価格は急落することとなりました。クリスマスを控え、ファンドの取引の整理が進んでいる模様です。

木曜日は、財政の崖の話し合いが膠着していることが伝えられる中、前日の急落受けて、狭いレンジで価格は推移することとなりました。

本日金曜日も狭いレンジで価格は推移することとなりました。

その他の市場のニュース

  • 8日にイタリアのマリオ・モンティ首相が2013年度の予算案が議会を通過した後に辞任する意向を表明したこと。
  • ブルームバーグが、日銀が円押し下げを狙い、近く詳細を発表する新たな貸し出し支援制度で、外国金融機関の日本法人、支店を対象に加え、貸し出し増加額を算出する融資先として、ヘッジファンドを含む国内外のノンバンクも加えることを伝えたこと。これは、国内での貸し出し増加だけでなく、円で資金調達して外貨に転換する円キャリー取引や、対外M&Aの増加を狙うことから。
  • 欧州連合が、銀行監督を2014年3月に欧州中央銀行へ移管することで合意したこと。

ブリオンボールトニュース

先週、時事通信社が発行する「金融財政ビジネス」の「輝き増す金」の記事において、弊社リサーチ主任のエィドリアン・アッシュのコメントが取り上げられました。ここでは、金融危機を発端として、金融市場の信用不安が長期化する中、金価格が上昇していることを取り上げ、その背景を解説する中で、ブリオンボールトを世界有数のオンライン金現物取引会社として紹介した上で、エイドリアン・アッシュの財政の崖の市場への影響のコメントに言及しています。

英国の主要経済サイトのThis is Money.co.ukで、「財政の崖が金価格を押し上げるか」という記事で、ブリオンボールトのリサーチ主任エィドリアン・アッシュの分析が取り上げられました。この記事全文(英語)は、こちらでご覧いただけます。

米国経済サイトのMarket Watchで、弊社チーフエコノミストのベン・トレイノアの今週のFOMCで発表された内容が金価格に与える影響についてのコメントが取り上げられました。この記事全文(英語)は、こちらでご覧いただけます。

http://articles.marketwatch.com/2012-12-13/markets/35776954_1_gold-and-…

市場分析ページには、下記の記事が掲載されました。

また、今週の主要経済指標の結果と解説は、下記のリンクでご覧いただけます。

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ホワイトハウス佐藤敦子は、オンライン金地金取引・所有サービスを一般投資家へ提供する、世界でも有数の英国企業ブリオンボールトの日本市場の責任者であると共に、市場分析ページの記事執筆および編集を担当。 現職以前には、英国大手金融ソフトウェア会社の日本支社で、マーケティングマネージャーとして、金融派生商品取引のためのフロント及びバックオフィスソフトウェアのセールス及びマーケティングを統括。

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