主要経済指標(12月10日~12月14日)
主要経済指標(12月10日~12月14日)
経済指標の解説は表の下をご覧ください。
日付 | 国 | 内容 | 前回(前回修正値) | 予想 | 結果 |
9日 | 中国 | 11月消費者物価指数(前年比) | 1.7% | 2.1% | 2.0% |
中国 | 11月生産者物価指数(前年比) | -2.8% | -1.9% | -2.2% | |
中国 | 11月鉱工業生産(前年比) | 9.6% | 9.8% | 10.1% | |
中国 | 11月小売売上高(前年比) | 14.5% | 14.7% | 14.9% | |
日本 | 第3四半期GDP(前期比) | -0.9% | -0.8% | 0.1% | |
日本 | 第3四半期GDP(前期比年率) | 0.3% | -3.3% | -3.5% | |
10日 | 中国 | 貿易収支 | 320億ドル | 267億ドル | 196億ドル |
11日 | ドイツ | 12月ZEW景況感調査 | -15.7 | -12.0 | 6.9 |
米国 | 10月貿易収支 | -415.5億ドル(-402.8億ドル) | -424億ドル | -422.4億ドル |
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12日 | 英国 | 失業率(ILO式)10月までの3ヶ月間 | 7.8% | 7.8% |
7.8% |
英国 | 11月失業保険申請件数 | 10.1千件(6千件) | 5.1千件 | -3千件 |
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ユーロ圏 | 10月鉱工業生産(前年比) | -2.3% | -2.3% |
-3.6% |
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米国 | FOMC政策金利発表 | 要旨は下記を参照 |
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13日 | ユーロ圏 | ECB月例報告 | 要旨は下記を参照 |
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米国 | 11月生産者物価指数(前年比) | 2.3% | 1.8% |
1.5% |
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米国 | 11月小売売上高(前月比) | -0.3% | 0.5% | 0.3% |
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米国 | 12/8までの週の新規失業保険申請件数 | 37万件(37.2万件) | 37万件 | 34.3万件 |
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14日 | 日本 | 日銀短観(大企業製造業業況判断) | -3 | -10 | -12 |
日本 | 日銀短観(大企業非製造業業況判断) | -3 | -9 | -10 |
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中国 | 12月HSBC製造業PMI | 50.5 | 50.9 |
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ドイツ | 12月PMI製造業 | 46.8 | 47.2 | 46.3 |
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ドイツ | 12月PMIサービス業 | 49.7 | 50.0 | 52.1 |
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ユーロ圏 | 12月PMI製造業 | 46.2 | 46.6 | 46.3 |
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ユーロ圏 | 12月PMIサービス業 | 46.7 | 47.0 | 47.8 |
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ユーロ圏 | 11月消費者物価指数 | 2.5% | 2.2% | 2.2% | |
米国 | 11月消費者物価指数(前年比) | 2.2% | 1.9% |
1.8% |
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米国 | 11月鉱工業生産(前月比) | -0.4%(-0.7%) | 0.3% | 1.1% |
9日発表の中国の11月消費者物価指数は、前年比2.0%で2010年1月以来の低水準となった10月の1.7%から加速した。これは、野菜価格の11.3%上昇に代表される食品価格が上昇したため。また、11月の生産者物価指数は、前年比-2.2%と前月より低下幅が縮小した。
また、同国同月鉱工業生産は、前年比10.1%と8ヶ月ぶりの伸びとなり、同国同月の小売売上高も8ヶ月ぶりの高水準である前年比14.9%となった。
これら経済指標は、中国の景気回復を示すものとなった。
11日発表のドイツ12月ZEW景況感調査は、6.9と前回及び予想を大きく上回った。
米国10月貿易収支は、422億ドルの赤字と、前月から赤字幅が拡大した。輸出が約4年ぶりの大幅な落ち込みを記録し、輸入は2011年4月以来の低水準となった。なお、対中赤字は過去最大の295億ドルとなった。
12日発表の英国の8月から10月の失業率は7.8%となった。また、失業保険申請件数は3000件減少した。
ユーロ圏の10月鉱工業生産は、-3.6%と前回及び予想を大きく下回った。
FOMCは、オペレーションツイスト終了後、毎月450億ドル規模の長期国債購入することを発表。また、インフレ率の見通しが、2.5%を超えない範囲において、米失業率が6.5%程度で安定するまで事実上のゼロ金利を継続する方針を明らかにした。
13日発表のECB月例報告の要旨は下記の通り。
- 景気は2013年に緩やかに回復傾向へ向かう見込み。
- インフレは、来年には2%未満に低下する。
- 景気の弱さは2013年も継続。
米国12/8までの週の新規失業保険申請件数は、34.3万件と前回及び予想を下回る。また、同国11月生産者物価指数は、前年比1.5%と、前回及び予想を下回る。これは、ガソリン価格の低下から。同国同月小売売上高は、前月比0.3%と前回から改善。
14日発表の日本の日銀短観(大企業製造業業況判断)は-12と、前回の2012年9月調査に続いて2期連続で悪化した。また、日銀短観(大企業非製造業業況判断)は-10と、同様に悪化した。
中国の12月HSBC製造業PMIは50.9と、前回と予想を上回った。これにより、前月に続けて製造業活動の拡大と縮小の境目を表す50を上回り、工業生産の回復が続いている可能性を示唆した。
ドイツの12月製造業PMIは46.3と前回と予想を下回った。しかし、同国同月サービス業PMIは、52.1と前回及び予想を上回った。
ユーロ圏の12月製造業PMIは、46.3と前回及び予想を下回り、サービス業PMIは、47.8と前回及び予想を上回った。同圏同月総合PMIは47.8と、ドイツの総合PMIが8ヶ月ぶりに50を上回ったことで押し上げ、9ヶ月ぶりの高水準となった。
また、ユーロ圏11月消費者物価指数は、2.2%と前回から下げることとなった。
米国11月消費者物価指数は、1.8%と前回及び予想を下回った。また、同国同月鉱工業生産は、前月比1.1%と前回予想を上回った。
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