個人投資家の金購入傾向が過去6ヶ月で最高水準となる
金価格の下げにより、ブリオンボールトのユーザーが11月に500キロの金を購入したことが明らかになった。
11月末の金価格の下げは、アナリストやトレーダーを困惑させました。ブリオンボールトのリサーチ主任であるエィドリアン・アッシュは、ここで11月のブリオンボールト市場を解説しています。
しかし、個人投資家への金投資サービスでは世界でも最大のブリオンボールトのユーザーは、この機会を逃すことなく、2013年に向けて「通貨システムが崩壊することに対する保険として」保有量を増加させました。
ブリオンボールトの金投資家インデックスは、世界の43,000人を超えるブリオンボールトのユーザーが、実際に金を購入もしくは売却したデータを基に算出されています。毎月末のブリオンボールト社のユーザーのネット購入者数(金保有量を増加させたユーザー数)とネット売却者数(金保有量を減少させたユーザー数) を差し引いた数値の、既存の金保有ユーザー全体に占める割合を算出し、ネット購入者とネット売却者が完璧に一致した場合、この数値が50となるように設定されたものです。そのため、この数値は、ブリオンボールトのユーザーの金投資への傾向を示すものとなります。
2012年11月は、金投資家インデックスは、4ヶ月続けて上昇し、過去6ヶ月で最高水準の56.5となりました。
おそらく先月金価格が下落しなかった場合、11月の数値は50を上回るものの10月の数値を下回るものであったでしょう。しかし、ブリオンボールトのユーザーは価格の下落を買い機会と見たのでした。
例えば、11月28日の2%の価格の急落時には、前週の日々の売買平均量と比較して3倍の量の金をブリオンボールトユーザーが購入したのでした。
しかしながら、ブリオンボールトの金投資家インデックスが表すように、個人投資家は、2011年後半や2012年初めと比べると、金購入への関心は薄いと言う事ができるでしょう。
2012年は、2011年と比べると活気のないものでした。実際過去6年間において、今年は欧米の投資家や貯蓄者が何らかの危機に直面することがなかった年といえるでしょう。そのために、新規の金投資需要を抑えたことは明らかです。
しかし、膨大な公的債務やゼロ金利への懸念は広がっています。人々は、現物の金を貯蓄の一部で購入し、2013年に訪れるかもしれない金融のリスクの保険としています。そのために、安全に低費用で金を購入することができるブリオンボールトを利用する人々は増加しているのです。
ブリオンボールトのユーザーは、500キロの金を11月に購入しています。彼らは、金購入を「保険」と考え、金や金融危機がメディアで取り上げられていない時に、金を積み増しているのです。
*******************
資産保護のために金の購入をお考えですか。金の調査団体であり、金現物市場を開拓しているワールドゴールドカウンシル(WGC)が資本参加をし、一般投資家へそのサービスを推薦している、オンライン金取引において世界一の実績を持つブリオンボールトでは、日本のお客様にスイスでの金保管サービスを提供しています。