お金が増えれば物の値段は上がる
初心者にも分りやすい金のブログとして、経済アナリスト、そして金市場の第一人者の豊島逸夫氏にも推薦されている「はじめての金読本」で、昨今の経済状況をミクロの視点で見た上で、マクロの観点で提言しています。また、日本の貴金属市場のアナリストとしてトップ2の池水雄一氏と亀井幸一郎氏の最新書籍の紹介しています。

欧州の実体経済がいまだ悪化していることは、マスコミ報道でも紹介されている通りで、仕事にありつけない若者が増えているようです。
それかあらぬか緊縮一辺倒では社会が持たない、というムードが欧州にも濃厚に漂い始め、米国、日本に続いて緩和モードへ向いそうです。
新興国とて指を咥えてはいられないでしょう。手綱を緩めればインフレが襲うといはいえ、成長国特有のジレンマを乗り越えて、自国通貨安競争への参加意欲は旺盛と見ます。
各国が自国通貨安政策を押し進めれば、結局、どこも勝者とはなり切れず、待っているのは貨幣価値の目減りでしょう。
お金の価値が下がれば、物の値段は上がる。これは中学生でも分かる単純な理屈です。このまま世界各国の紙幣増刷が続いていけば、いずれインフレに至るリスクがあります。
その前に、日本国債の価値が下落して、悪い金利上昇が起きる可能性もありますが。
やや曇りがちな金が輝きを取り戻すのは、そんな不安が台頭し始める頃かも知れません。
さて、本日の読み物はこれくらいにして、採れたてほやほや金関連書籍の紹介です。
まずはこちら、亀井幸一郎さんの新刊です。かなり煽り気味のタイトルになっていますが、亀井さん特有のヒストリカルな目線で、読み応えのある内容に仕上がっているはず。
そして、もう一冊、池水雄一さんの新刊です。こちらはオーソドックスな大人しいタイトル。内容まで大人しいかは保証の限りにありません。なにしろ現役の貴金属ディーラーの力作ですから。
金読本の作者も近いうちに二冊購入してじっくり読み込もうと思っています。
本日はここまで。
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