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主要経済指標(7月1日~7月5日)

主要経済指標(7月1日~7月5日)

経済指標の解説は表の下をご覧ください。

日付 内容 前回(修正値) 予想 結果
30日 日本 日経短観 -1 7 10
1日 中国 6月NBS製造業PMI 50.8 50.1 50.1
  中国 6月HSBC製造業PMI 49.2 48.3 48.2
  英国 6月PMI製造業 51.3(51.5) 51.5 52.5
  ユーロ圏 6月消費者物価指数(前年比) 1.4% 1.6% 1.6%
  ユーロ圏 5月失業率 12.0% 12.3% 12.1%
  米国 6月ISM製造業景況指数 49.0 50.5 50.9
2日 英国 6月PMI建設業 50.8 51.1 51.0
3日 英国 6月PMIサービス業 54.9 54.4 56.9
  ユーロ圏 5月小売売上高(前年比) -1.1%(-1.0%) -2.0% -0.1%
  米国 6月ADP全国雇用者数 13.5万人(13.4万人) 16万人 18.8万人
  米国 5月貿易収支

-402.9億ドル

(-401.5億ドル)

-399億ドル -450.3億ドル
  米国 6/29までの週の新規失業保険申請件数 34.6万件(34.8万件) 34.5万件 34.3万件
  米国 6月ISM非製造業景況指数 53.7 54.0 52.2
4日 英国 BOE政策金利発表 詳細は下記を参照    
  ユーロ圏 欧州中銀金融政策発表 詳細は下記を参照    
5日 米国 6月非農業部門雇用者数 17.5万人(19.5万人) 16.5万人 19.5万人
  米国 6月失業率 7.6% 7.5% 7.6%

30日発表の6月日銀短観は10と、前回と予想を上回った。これは、「アベノミクス」による金融緩和を背景とした株高・円安で、輸出企業を中心に景況感が改善したことから。

1日発表の中国6月PMI製造業は、NBSが50.1、HSBCが48.2と、両数値が前回を下回った。

英国6月PMI製造業は、52.5と前回と予想を上回った。また、ユーロ圏の6月消費者物価指数は1.6%と、前回を上回った。同圏5月失業率は、12.1%と、前回修正値を上回った。

米国6月ISM製造業景況指数は、50.9と前回及び予想を上回った。しかし、内訳では新規受注と生産は改善したものの、雇用が48.7と前月の50.1から悪化、2009年9月以来約4年ぶりの低水準となり、景気の底堅さに不安を残す格好となった。

2日発表の英国6月PMI建設業は、51.0と前回を上回った。

3日発表の英国6月PMIサービス業は、56.9と前回と予想を上回り、過去2年の最高水準となった。また、ユーロ圏5月小売売上高は、前年比-0.1%となったものの、前月比では1.0%増と、4ヶ月ぶりにプラスとなった。

また、米国6月ADP全国雇用者数は、18.8万人と予想と前回を上回った。同国6/29までの週の新規失業保険申請件数は、34.3万件と前回と予想を上回った。また、同国5月貿易収支は-450.3億ドルと前回と予想から悪化。同国6月ISM非製造業景況指数は、52.2と前回と予想を下回る。

4日発表のイングランド銀行の政策金利発表では、政策金利は0.5%で据え置かれ、資産購入プログラムは3750億ポンドで据え置かれた。過去数ヶ月間は、金融政策委員会の9人中6人のメンバーは、資産購入プログラムを250億ポンド拡大するキング前総裁の提案に反対していた。マーク・カーニー新総裁は、現行の政策金利を長期にわたり維持するというフォワードガイダンスを行なった。これにより、ポンドは対ドル下げることとなった。

欧州中央銀行も政策金利を0.5%で据え置く。また、イングランド銀行同様にフォワードガイダンスを行い、ユーロもまた下げることとなった。

5日発表の米国6月非農業部門雇用者数は、19.5万人と前回修正値と同レベルで、予想を上回った。また、前回修正値は17.5万人から2万人上方修正された。また、6月失業率は7.6%と前回と同レベルではあるものの、予想は下回った。

 

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