金市場ニュース

主要経済指標(6月10日~6月14日)

主要経済指標(6月3日~6月7日)

経済指標の解説は表の下をご覧ください。

日付 内容 前回(修正値) 予想 結果
9日 中国 5月消費者物価指数(前月比) 0.2% -0.2% -0.6%
  中国 5月生産者物価指数(前年比) -2.6% -2.5% -2.9%
  中国 5月鉱工業生産(前年比) 9.3% 9.3% 9.2%
  中国 5月小売売上高(前年比) 12.8% 12.9% 12.9%
11日 日本 日銀金融政策決定会合 要旨は下記を参照    
  英国 4月鉱工業生産(前年比) -1.4% -0.7% -0.6%
12日 ドイツ 5月消費者物価指数(前年比) 1.1% 1.5% 1.5%
  英国

5月失業保険申請件数

-7.3千人

(-11.8千人)

-5千人 -8.6千人
  英国 ILO式失業率 7.8% 7.8% 7.8%
  ユーロ圏 4月鉱工業生産(前年比)

-1.7%

(-1.4%)

-1.2% -0.6%
13日 ユーロ圏 ECB月例レポート 要旨は下記を参照    
  米国 5月小売売上高(前月比) 0.1% 0.4% 0.6%
 

米国

6/7までの週の新規失業保険申請件数 34.6万件 34.5万件 33.4万件
  日本 日銀金融政策決定会合議事要旨(5月21と22日分) 要旨は下記を参照    
14日 ユーロ圏 5月消費者物価指数(前年比) 1.2% 1.4% 1.4%
  ユーロ圏 5月消費者物価指数(コア:前年比) 1% 1.2% 1.2%
  米国 5月生産者物価指数(前年比) 0.6% 1.4% 1.7%
  米国 5月鉱工業生産(前月比) -0.5% (-0.4%) 0.2% 0.0%
  米国 6月ミシガン大消費者信頼感指数 84.5  84.5 82.7

9日発表の中国の5月主要経済指標は、鉱工業生産は予想を下回り、生産者物価指数は、1年3ヶ月連続で前年同月比で減少した。また、消費者物価指数も予想を下回った。

11日発表の日銀金融政策決定会合は、資金供給量(マネタリーベース)を年間60兆~70兆増やす金融政策の維持を税印一致で決め、現行の資産買い入れ方針も継続。一方関心が高まっていた債券市場安定化策としての現行1年以内の資金供給オペレーションの期間延長は見送られた。

英国4月鉱工業生産は、前年比-0.6%と予想と前回から改善した。

12日発表のドイツの5月消費者物価指数は、前年比1.6%と前回を上回った。

英国の5月失業者変更数は、-8.6千人と前回を下回ったものの予想より改善。失業率は同レベル。

ユーロ圏4月鉱工業生産は、前年比-0.6%と前回と予想より改善。

13日発表のECB月例報告では、インフレは目標の2%近くもしくは以下に近い水準に保つと予想。経済の先行きについては、2013年の第1四半期は-0.2%と前年度第4四半期の-0.6%も含め6四半期続けてマイナスとなっている。しかし、昨今の経済指標は少なからずも改善の兆しが見られる。今後の予想としては、全体にユーロ圏の経済活動が、一年を通して抑制されたペースであっても安定し回復すると予想。

米国5月小売売上高は、前年比0.6%増と予想と前回を上回った。また、6/7までの週の新規失業保険申請件数も、33.4万件と前回と予想から改善した。

日銀金融政策決定会合の議事要旨では、長期金利の上昇について、多くの委員が「債券市場のボラティリティー(変動率)の高い状態が続くと、金融機関による国 債売却の動きが一段と増幅される恐れがある」と指摘したことが明らかとなった。財務省出席者は「日銀の異次元緩和で、多額の国債買い入れにより債券市場に影響が 生じ得ることは確か」とし、日銀に適切な対応を期待したとのこと。

14日発表のユーロ圏5月の消費者物価指数は前年比1.4%、そのコアの数値は1.2%と、予想と同レベルとなったが、前回を上回った。

米国5月生産者物価指数は、前年比1.7%と前回と予想を上回った。また、同国同月鉱工業生産は0.0%と前回からは改善したものの、予想を下回った。同国6月ミシガン大消費者信頼感指数は、82.7と前回と予想を下回った。

***********************

金の購入または銀の購入をお考えですか。英国女王賞を受賞したオンライン金取引において世界一の実績を持つ、BullionVaultをお試しください。

BullionVaultでは、弊社サービスをご紹介いただいた方へ成功報酬をお支払いする、アフェリエイト・プログラムをご用意しています。ご興味がありましたら、こちらをご覧ください。

ブリオンボールト社のリサーチ部門は、オンライン金取引所有サービスを提供する世界有数の英国企業ブリオンボールトの、リサーチ・ダイレクターのエィドリアン・アッシュ、日本市場担当ホワイトハウス佐藤敦子を含む国際市場担当者によって構成されています。

注意事項: ここで発信される全ての記事は、読者の投資判断に役立てるための情報です。しかし、実際の投資にあたっては、読者自身にてリスクを判断ください。ここで取り扱われる情報及びデータは、すでに他の諸事情により、過去のものとなっている場合があり、この情報を利用する際には、必ず他でも確証する必要があることを理解ください。Gold Newsの利用については、利用規約をご覧ください。

SNSで最新情報を入手

Facebook   TwitterYoutube

 

貴金属市場のファンダメンタルズ