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主要経済指標(2月11日~2月15日)

主要経済指標(2月3日~2月8日)

経済指標の解説は表の下をご覧ください。

日付 内容 前回(前回修正値) 予想 結果
12日 英国 1月消費者物価指数(前年比) 2.7% 2.8% 2.7%
13日 米国 オバマ米大統領一般教書演説 要旨は下記を参照    
  ユーロ圏 12月鉱工業生産(前年比) -3.7%(-4.0%) -2.4% -2.4%
  英国 BOE四半期インフレレポート 要旨は下記を参照    
  米国 1月小売売上高(前月比) 0.5% 0.1% 0.1%
  日本 第4四半期GDP(前期比) -0.9%(-1.0%) 0.1% -0.1%
  日本 第4四半期GDP(前期比年率) -3.5%(-3.8%) 0.5% -0.4%
14日 日本 日銀金融政策決定会合 0.1%   0.1%
  ドイツ 第4四半期GDP(前年比) 0.4% 0.2% 0.1%
  ドイツ 第4四半期GDP(前期比) 0.2% -0.5% -0.6%
  ユーロ圏 ECB月例報告 詳細は下記を参照    
  ユーロ圏 第4四半期GDP(前期比) -0.1% -0.4% -0.6%
  ユーロ圏 第4四半期GDP(前年比) -0.6% -0.7% -0.9%
  米国 2/9までの週の新規失業保険申請件数

36.6万件

(36.8万件)

36万件 34.1万件
15日   主要20カ国地域会合(G20)      
  英国 1月小売売上高指数(前月比) -0.1%(-0.3%) 0.5% -0.6%
  英国 1月小売売上高指数(前年比) 0.3%(0.1%) 0.8% -0.6%
  米国 2月ニューヨーク連銀製造業景気指数 -7.78 -3.00 10.04
  米国 1月鉱工業生産(前月比) 0.3% 0.3% -0.1%
  米国 2月ミシガン大消費者信頼感指数 73.8 74.8 76.3
  ユーロ圏 ECBドラギ総裁スピーチ      

12日発表の1月消費者物価指数は2.7%と、前回と同水準。

オバマ米大統領一般教書演説の要旨は下記の通り。

  • 歳出の強制削減への懸念
  • メディケアに対する政府支出のあり方を変更し、コスト削減。
  • 税制改革の必要性
  • 気候変動問題に対し、超党派による市場主導の解決策追求を要請。
  • 移民法の改正とは、待機期間を短くし、煩雑な手続きを減らし、雇用創出や米経済の成長に役立ってくれる高度に熟練した起業家や技術者を招き入れる法的移民制度
  • 最低賃金を時給9ドルに引き上げることを提案
  • アフガニスタンの駐留米軍の66,000人のうち34,000人を撤収。
  • サイバーセキュリティーの強化
  • 銃規制強化

13日発表の英国BOE四半期インフレレポートの要旨は下記の通り。

  • 2016年第1四半期までインフレ率は2%を上回ると予想
  • 向こう3年は、「緩やかながらも持続的な成長」を見込む
  • キング総裁は、追加金融刺激について懐疑的な見方
  • インフレ加速はポンド安などに起因、緩和的な金融政策が要因でないと指摘

米国1月小売売上高は、前月比0.1%とと前回を下回った。これは、増税とガソリン価格の上昇が要因。

日本の第4四半期GDPは、前期比-0.1%と予想を下回りマイナス成長となった。冬物衣料は好調であったが、設備投資の4四半期連続の落ち込みと輸出減から。第4四半期GDPの年率換算も-0.4%と第3四半期連続のマイナス成長となった。

14日発表の日銀金融政策決定会合では、政策金利は0-0.1%に据え置かれ、基金による資産買い入れ計画も現状維持とすることを全員一致で決定した。これは、前回会合で打ち出した2%の物価目標の導入など金融緩和の強化策を見極めるのが適当であるという判断から。

ドイツの第4四半期GDPは、前期比-0.6%で、2009年以来の大幅なマイナス成長となった。また、ユーロ圏第4四半期GDPは、前期比-0.6%と前回及び予想を下回り、経済がさらに縮小していることを示した。なお、1995年までさかのぼるEU統計局のデータによると、ユーロGDPが4四半期すべてで全く成長しなかったのは2012年が初めてとのこと。

ECB月例報告の要旨は下記の通り。

  • インフレリスクは概して均衡
  • インフレ率は、数ヶ月以内に2%未満となると予想
  • 2013年早期は景気の弱さが続くが、年内に徐々に回復すると予想
  • ユーロの上昇はインフレの下降れリスク

米国2/9までの週の新規失業保険申請件数は34.1万件と、前回と予想から改善した。しかし、前回数値は2千件増加の36.8万件に修正された。

15日発表の米国2月ニューヨーク連銀製造業景気指数は、10.04と前回と予想を上回り、2012年7月以来の高水準となった。また、同国2月ミシガン大消費者信頼感指数も76.3と予想と前回を上回った。

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