金価格ディリーレポート(2023年12月4日) 金相場はFRB利下げ観測後退で史上最高値の急騰分を失う
金相場は月曜日アジア取引開始時にスイスフランを除く全ての主要通貨で史上最高値を更新した後、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の「微妙な」発言を受けて、トレーダーが2024年3月にも米連邦準備理事会(FRB)による利下げが実施されるとの見方に調整をしたことから、急騰分を失いさらに下げていました。
ドル建て金地金は、トロイオンスあたり2143ドルと、5月に一時的につけた「史上最高値」を70ドル近く上回り、記録的な急騰を見せていました。