金市場ニュース

主要経済指標(4月7日~4月11日)

主要経済指標(4月7日~4月11日)

日付 国名 内容 前回(前回修正値) 予想 結果
7日 ドイツ 2月鉱工業生産(前月比) 0.8%(0.7%) 0.3% 0.4%
  ドイツ 2月鉱工業生産(前年比) 5.0%(4.9%) 4.7% 4.8%
8日 日本 日銀金融政策決定会合 詳細は下記を参照    
  英国 2月鉱工業生産(前年比) 2.9%(2.8%) 2.2% 2.7%
9日 米国 FOMC議事録(3月18日・19日) 詳細は下記を参照    
10日 中国 3月貿易収支 -229.8億ドル 9億ドル 77.1億ドル
  中国 3月輸出(前年比) -18.1% 4.0% -6.6%
  中国 3月輸入(前年比) 10.1% 2.4% -11.3%
  ユーロ圏 ECB月例報告 詳細は下記を参照    
  英国 BOE政策金利発表 詳細は下記を参照    
  米国 週次新規失業保険申請件数 32.6万件 32万件 30万件
  日本 日銀金融政策決定会合議事要旨(3月10日・11日) 詳細は下記を参照    
11日 中国 3月消費者物価指数(前年比) 2.0% 2.5% 2.4%
  中国 3月生産者物価指数(前年比) -2.0% -2.2% -2.3%
  ドイツ 3月消費者物価指数(前年比) 1.0% 0.9% 0.9%
  米国 3月生産者物価指数(前年比) 0.9% 1.0% 1.4%
  米国 4月ミシガン大消費者信頼感指数 80 81 82.6

8日発表の日銀金融政策決定会合では、現行の異次元緩和政策の継続を全員一致で決定した。長期国債や上場投資信託(ETF)などの資産買入れも現行計画を維持する。

9日発表のFOMC議事録では、イエレンFRB議長がFOMC後の記者会見でコメントした利上げの時期について話し合われていなかったことが明らかとなった。その他の主要ポイントは下記の通り。

  • 金利予測が利上げペースを過剰に示すと数人のメンバーが指摘
  • 幅広い経済には労働市場の状況改善を支援する十分な底堅さがあるとの見解で一致した
  • 政策金利と失業率の特定水準を関連付けるのをやめたことに関して、参加者は労働市場にはスラック(たるみ)が残っているとの見解でおおむね一致した一方、たるみの度合いや、労働市場の状況を大まかに示す指標として失業率がどの程度良い役割を果たすかについてはさまざまな見方が示された

10日発表のECB月例報告では、依然としてユーロ圏経済のたるみが大きく、それがインフレ上昇圧力を弱める見込みとした。

また、同日発表のイングランド銀行の金融政策発表では、政策金利は0.5%に据え置かれ、資産購入プログラムも3750億ポンドで据え置かれた。

ブリオンボールト社のリサーチ部門は、オンライン金取引所有サービスを提供する世界有数の英国企業ブリオンボールトの、リサーチ・ダイレクターのエィドリアン・アッシュ、日本市場担当ホワイトハウス佐藤敦子を含む国際市場担当者によって構成されています。

注意事項: ここで発信される全ての記事は、読者の投資判断に役立てるための情報です。しかし、実際の投資にあたっては、読者自身にてリスクを判断ください。ここで取り扱われる情報及びデータは、すでに他の諸事情により、過去のものとなっている場合があり、この情報を利用する際には、必ず他でも確証する必要があることを理解ください。Gold Newsの利用については、利用規約をご覧ください。

SNSで最新情報を入手

Facebook   TwitterYoutube

 

貴金属市場のファンダメンタルズ