ニュースレター(18/03/2011)金価格1420ドル
週間市場ウォッチ
本日、金価格は昨日より徐々に値を上げ、PM FIXトロイオンスあたり1420ドルと、今週初めの2.4%の価格の下げを戻しています。
今週金価格は、他の投資商品同様に、日本の福島第一原発の状況に大きく影響を受けることとなりました。
今週初めには、先週金曜日の日本における東海関東大震災の影響から、安全資産として金が買われました。しかし、その後その被害の想像を超える規模と福島第一原発の状況から、日経平均が大きく下げると共に、投資商品が売られ、金は1400ドルを割込み、銀も2ドル下げ34台となるなど、急落しました。これは、投資家が原発における放射能漏れへの危機感から、資産の現金化を行ったことによるものでした。
そのような中で、金価格には大きな影響を出すことはありませんでしたが、リビアを含む中東情勢は緊張を高め、また、ムーディーズによるポルトガルの格付けが引き下げられるなど、ユーロ圏のソブリンリスクも再浮上してきました。
本日は、ロンドン時間午後に、リビア外相が、国連安保理事会の決議を受け停戦を表明したことが報道されると、ダウジョーズは146ポイント上昇し、原油価格は3ドル下げました。
また、本日午前中には、中国人民銀行が、今年3度目の預金準備率を50ベーシスポイント引き上げました。
しかし、先のニュースも、本日の金価格には大きな影響を与えることはありませんでした。
今週発表された主な米国経済指標は、下記のようになります。
|
日付 |
内容 |
前回 |
予想 |
結果 |
|
16日 |
2月生産者物価指数 |
+0.8% |
+0.7% |
+6.4% |
|
|
2月住宅着工件数 |
61.8万件 |
56.6万件 |
47.9万件 |
|
17日 |
3/12までの週の新規失業保険申請件 |
40.1万件 |
38.8万件 |
38.5万件 |
|
|
2月鉱工業生産 |
+0.3% |
+0.6% |
-0.1% |
|
|
3月フィラデルフィア連銀景況指数 |
35.9 |
28.8 |
43.4 |
|
|
2月消費者物価指数 |
+0.4% |
+0.4% |
+0.5% |
先のように、新規失業保険申請件数や景況指数などから、景気の回復は見られるものの、住宅着工数は伸び悩んでいます。また、消費者物価指数の上昇も見えはじめています。
今週行われたFOMCにおいては、金融の量的緩和継続が確認されました。
BullionVaultニュース
今週の弊社市場分析ページには、丸紅経済研究所代表柴田明夫氏の「不安を織り込めた金と原油、当面の上値はどこか」が掲載されました。
また、弊社リサーチ主任エィドリアン・アッシュの「ベア・スターンズ破綻以降の金相場について」が掲載されました。
****************
金の購入をお考えですか。英国女王賞を受賞したオンライン金取引において世界一の実績を持つ、BullionVaultをお試しください。




