ニュースレター(10/12/10) 金価格1390ドル
週間市場ウォッチ
本日のロンドン金価格(London AM FIXーロンドン貴金属市場協会が会員間の決済を行う際に利用する価格)は、トロイオンスあたり1390ドルと、火曜日の史上最高値から2.5%下げています。
今週金価格は、ドル建て、ユーロ建て、ポンド建て、日本円建てにおいて史上最高値を記録しました。これは、先週末に発表された米国雇用統計の11月非農業部門雇用者数が事前予想14万人を大きく下回り3.9万人であったこと、そして失業率も9.8%と上昇したことを受け、FRBによる追加量的緩和方針継続がより確かとなったためです。
それに加え、5日にバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が、CBSのテレビ番組「60ミニッツ」で、米景気回復が思わしくなく失業が高水準のまま改善しない場合は、6000億ドルを上回る米国債の買い入れを実施する可能性を示唆したことから、今後市場へ大量の資金が流入することが見込まれ金価格上昇を後押しした模様です。
その後、8日のニューヨーク債券市場では、オバマ米大統領と米議会が「ブッシュ減税」の延長に合意したことを受け、米国債が売られ、長期金利の指標となる10年物米国債の流通利回りは、一時3.33%まで上昇するなどし、これを受けてドルが買われ、金を含む商品が売られることとなりました。
これは、金価格の高値警戒感がでていた市場で、ファンドの手仕舞い売りを進めさせ、クリスマス休暇を控えてポジション調整も進んだ模様です。
そんな中、7日には中国証券報が今週末に中国が利上げを行うと伝え、本日中国人民銀行が預金準備率を50ベーシスポイント引き上げることを発表しました。12月20日から実施する預金準備率の引き上げは今年6度目となります。
BullionVaultニュース
今週は、弊社から二つの嬉しいニュースをお届けいたします。
まず、最初のニュースは、英国で最も購読されている週末紙であるサンデータイムズが、毎年ランク付けしている近年最も著しく成長した企業のトップ100に、BullionVaultが21位で選ばれたことです。この2010年のトップ100のリストには、日本でもおなじみのCath Kidston(キャスキッドソン)、洋服のブランドAll Saintsなども含まれています。
また、もう一つのニュースは、弊社会計年度末である10月31日までの一年間の税引前利益が今週発表され、昨年比15%増で、3.96百万ポンド(約5.148億円)となったことです。
先の内容は、今週BBCラジオ4を含む、数々のメディアでも取り上げられました。ごれらは、弊社ウェブサイトの「最近のメディアから」でご覧いただけます。
今週弊社市場ページには、先週お届けした、スタンダードバンク東京支店長池水雄一氏の「金だけじゃない!まだ上がる貴金属、銀、プラチナ、パラジウム」の後編を掲載いたしました。
また、弊社金市場の需要/供給欄には、下記の二つの記事が掲載されました。
なお、弊社では英国オフィス営業時間は、市場情報および価格動向をツィッターで発信しています。ご興味がありましたら、BullionVaultの日本語ツィート「BullionVaultjp」をフォローください。
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