金市場ニュース

ニュースレター(2012年12月7日)1701.50ドル

週間市場ウォッチ

先週金曜日のPM Fix価格は、トロイオンスあたり1701.50と、前週同価格から1.4%下げています。

週明け月曜日は、ギリシャが提案した100億ユーロ(約1兆700億円)規模の国債の買い戻しを市場が好感し、ギリシャ債の利回りが下がることとなりました。また、ドイツのメルケル首相が2日、同国が最終的にギリシャの債務減免を受け入れる可能性を示唆した事も、ユーロを強め、金が上げる事となった模様です。

翌火曜日、金価格はトロイオンスあたり1700ドルを割るまで急落することとなりました。これは、3000枚(1枚=100オンス)以上のまとまった注文が出され、取引の薄い中でコンピューターのアルゴリズム取引も稼働することとなり、急落しました。

水曜日もニューヨーク時間に金価格は下げることとなりました。これは、大手投資銀行ゴールドマン・サックスが発表した2013年の商品市況価格予想の中で金価格の見通しを引き下げたことが、市場心理に影響を出した模様です。

ちなみに、その価格見通しは、3ヶ月予測は0.8%下げて1825ドル、6ヶ月の予想は7%下げて1805ドル、1年予測は7.2%下げる1800ドルということです。

木曜日は、金価格は上昇することになりました。これは、同日のドラギECB総裁の記者会見で、追加利下げの可能性を否定しなかったことなどからです。また、同総裁はユーロ圏経済の弱さが2013年に入っても続くとの見通しを明らかにし、今年のユーロ圏成長率を-0.5%と予想。これは、前回9月の見通し-0.4%から下方修正したもので、13年も従来の+0.5%から-0.3%に引き下げています。インフレ率も同時に引き下げたことから、利下げの期待が高まることになりました。

金曜日は、雇用統計の結果が、非農業部門雇用者数が14.6万人の増加と予想を上回るもので、失業率も7.7%と前回予想の7.9%から下げるものであったため、一時的に金価格は急落しましたが、その後戻すことtになりました。これは、失業率については、求職者が職探しを諦めたことが低下につながったという内容が明らかになったことと、雇用者数も9月と10月が下方修正されるなど、必ずしも良いものではないとの判断からです。

その他の市場ニュース

  • 金ETFの最大銘柄「SPDRゴールド・シェア」が1351.54トンと残高が過去最高を更新したこと。
  • 韓国の中央銀行が11月に14トンの金を購入したことを発表したこと。

ブリオンボールトニュース 

先週ブリオンボールトが、世界でも有数の監査会社Deloitte者がまとめる、欧州、中央、アフリカの企業で急成長を遂げる企業の98位にランクされました。その詳細は、下記のリンクでご覧いただけます。

Talk Digital Networkで、ブリオンボールトのリサーチ主任エィドリアン・アッシュが25分間に渡り、欧州債務危機、イングランド銀行次期総裁マーク・カニー氏についてなどのインタビューされました。このインタビューは、下記のリンクでご覧いただけます。goo.gl/cfceq 

ブリオンボールトの米国最高責任者として、30年間貴金属業界に従事していたミゲル・ペレズ・サンタラが就任した事が、ダウジョーンズで伝えられました。

 

ブリオンボールトの11月金投資家インデックスが、過去6ヶ月で最高水準となったことが、ブルームバーグやウォールストリートジャーナルなどのメディアで伝えられました。

ブルームバーグ: 

ウォールストリートジャーナル: 

市場分析ページには、下記の記事が掲載されました。

また、今週の主要経済指標の結果と解説は、下記のリンクでご覧いただけます。

 

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ホワイトハウス佐藤敦子は、オンライン金地金取引・所有サービスを一般投資家へ提供する、世界でも有数の英国企業ブリオンボールトの日本市場の責任者であると共に、市場分析ページの記事執筆および編集を担当。 現職以前には、英国大手金融ソフトウェア会社の日本支社で、マーケティングマネージャーとして、金融派生商品取引のためのフロント及びバックオフィスソフトウェアのセールス及びマーケティングを統括。

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