主要経済指標(7月8日~7月12日)
主要経済指標(7月8日~7月12日)
経済指標の解説は表の下をご覧ください。
日付 | 国 | 内容 | 前回(修正値) | 予想 | 結果 |
8日 | ドイツ | 5月鉱工業生産(前年比) | 2.0%(1.8%) | -0.5% | -1.0% |
ユーロ圏 | ECBドラギ総裁スピーチ | 要旨は下記を参照 | |||
9日 | 中国 | 6月消費者物価指数(前月比) | -0.6% | -0.2% | 0.0% |
中国 | 6月消費者物価指数(前年比) | 2.1% | 2.5% | 2.7% | |
英国 | 5月鉱工業生産(前年比) | -0.6%(-1.4%) | -1.5% | -2.3% | |
英国 | NIESR GDP予想(6月までの3ヶ月) | 0.6% | 0.6% | ||
10日 | 中国 | 6月貿易収支 | 204億ドル | 270億ドル | 271億ドル |
ドイツ | 6月消費者物価指数 | 1.5% | 1.8% | 1.8% | |
米国 | FOMC議事録(6月18日・19日分) | 要旨は下記を参照 | |||
11日 | 日本 | 日銀金融政策決定会合 | 要旨は下記を参照 | ||
ユーロ圏 | ECB月例報告 | 要旨は下記を参照 | |||
米国 | 7/6までの週の新規失業保険申請件数 | 34.3万件(34.4万件) | 34万件 | 36万件 | |
12日 | ユーロ圏 | 5月鉱工業生産(前年比) | -0.6% | -1.3% | -1.3% |
米国 | 6月生産者物価指数(前年比) | 1.7% | 2.1% | 2.5% | |
米国 | 7月ミシガン大消費者信頼感指数 | 84.1 | 85.0 | 83.9 |
8日発表の5月鉱工業生産は、前年比-1%と、前回から大幅に悪化。
ドラギECB総裁のスピーチでは、リセッション(景気停滞)がユーロ圏にとっては主要なシステマティック・リスクとなっているとし、現行の低金利政策を長期間継続するという、フォワードガイダンスを行なった。
9日発表の中国6月消費者物価指数は、前月比0%、前年比2.7%と予想を上回った。
また、英国5月の鉱工業生産は、前月比-2.3%と前回及び予想を下回った。
10日発表の中国6月の貿易収支は、271億ドルと前回と予想を上回った。
ドイツ6月消費者物価指数は、前年比1.8%と前回を上回った。
米国連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で、多くのメンバーが量的緩和縮小に慎重であったことが明らかとなった。また、同日行なわれた全米経済研究所(NBER)主催の講演で、バーナンキFRB議長が講演を行ない、質疑応答で、「米インフレ率は依然低水準で、失業率は雇用の健全性を誇張している可能性があるため、当面は金融緩和策を継続する」との方針を示した。
11日の日銀金融政策決定会合の要旨は下記の通り。
- 2%の物価目標達成を目指し、資金供給量(マネタリーベース)を年間60兆─70兆円増やす「異次元緩和」政策の継続を全員一致で決めた。現行の資産買い入れ方針も継続する。
- 景気の現状判断を「緩やかに回復しつつある」に引き上げ、2011年1月以来、2年半ぶりに「回復」の表現が復活。
ECB月例報告においては、主要政策金利が「長期間」にわたり現行もしくはそれを下回る水準にとどまるとの見通しを示し、「変化する物価安定見通しによって正当化される場合、ECBの主要政策金利が一段と引き下げられる可能性がある」と指摘し、一段の利下げ余地があることを強調した。
米国7/6までの週の新規失業保険申請件数は、36万件と前回と予想を上回った。前回修正値も1千人上方修正。
12日発表のユーロ圏5月鉱工業生産は、前年比-1.3%と前回を下回る。
米国6月生産者物価指数は、前年比2.5%と前回と予想を上回る。また、同国7月ミシガン大消費者信頼感指数は83.9と、前回と予想を下回る。
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