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主要経済指標(6月24日~6月28日)

主要経済指標(6月24日~6月28日)

経済指標の解説は表の下をご覧ください。

日付 内容 前回(修正値) 予想 結果
24日 ドイツ 6月IFO景況指数 105.7 105.9 105.9
25日 米国 5月耐久財受注(前月比) 3.3% (3.6%) 3.0% 3.6%
  米国 4月S&P/ケース・シラー住宅価格指数(前年比) 10.9% 10.6% 12.1%
  米国 5月新築住宅販売件数 45.4万件(46.6万件) 46万件 47.6万件
  米国 6月リッチモンド連銀製造業指数 -2   8
  米国 6月消費者信頼感指数 76.2 76.6 81.4
26日 ユーロ圏 ドラギECB総裁スピーチ 要旨は下記参照    
  米国 第1四半期GDP 2.4% 2.4% 1.8%
27日 ドイツ 6月失業者数(変更数) 2.1万人 (1.7万人) 7千人 -1.2万人
  ドイツ 6月失業率 6.9% (6.8%) 6.9% 6.8%
  英国 第1四半期GDP(前期比) 0.3% 0.3% 0.3%
  英国 第1四半期GDP(前年比) 0.6% 0.6% 0.3%
  米国 6/22までの週の新規失業保険申請件数

35.4万件

(35.5万件)

34.5万件  34.6万件
  米国 5月個人所得 (前月比) 0.0% (0.1%) 0.2% 0.5%
  米国 5月個人支出 (前月比) -0.2%(-0.3%)  0.3%  0.3% 
  日本 5月全国消費者物価指数 (前年比) -0.7% -0.4% -0.4%
28日 ドイツ 6月消費者物価指数[前年比] 1.5% 1.7% 1.8%
  米国 6月シカゴ購買部協会景気指数 58.7 56.0 51.6
  米国 6月ミシガン大消費者信頼感指数 84.5 82.8 84.1

25日発表の米国5月耐久財受注は、3.6%と前回及び予想を上回った。また、4月S&P/ケース・シラー住宅価格指数は、12.1%を前回と予想を上回った。これは、2006年3月以来の伸び。

また、同国5月新築住宅販売件数は、47.6万件と予想と前回修正値を上回り、2008年7月以来の水準となった。6月リッチモンド連銀製造業指数は8と前回を大幅に上回り、6月消費者信頼感指数もまた、81.4と前回と予想を上回った。これは、2008年1月ぶりの高水準。

26日のドラギ欧州中央銀行総裁のスピーチの要旨は下記の通り。

  • 国債購入プログラムは必要であれば利用する準備ができている。
  • 「成長を促す」債務削減を行なうことをユーロ圏諸国へ呼びかける。それは、増税ではなく投資を伴うものであるべき。
  • ECBはユーロ圏の経済安定に寄与した。しかし、実質経済成長は、ECBではなく、それぞれの政府が行なわなければならない。

米国第1四半期GDPは、1.8%と前回予想を下回った。これは、支出が3.4%から2.6%へ下げたことが要因。

27日発表のドイツの6月失業者数(変更数)は、-1.2万人と予想と前回を上回り、同月失業率も6.8%と前回数値同様に0.1%下げた。

英国第1四半期GDPは前期比0.3%と、前回と予想と同レベル。しかし前年比0.3%と前回と予想から下げることとなった。

米国6/22までの週の新規失業保険申請件数 は、34.6万件と予想を上回ったものの、前回を下回った。また、同国5月の個人収入は0.5%、支出は0.3%と前回及び予想を上回り、支出においては2009年9月の高い水準となり、景気の回復を示唆するものとなった。

ドイツの6月消費者物価指数は、前年比1.8%と前回と予想を上回った。

米国主要経済指標の6月シカゴ購買部協会景気指数は、51.6と前回と予想を下回った。同国同月ミシガン大消費者信頼感指数は84.1と前回を下回ったものの、予想を上回った。

 

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