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主要経済指標(5月20日~5月24日)

主要経済指標(5月20日~5月24日)

経済指標の解説は表の下をご覧ください。

日付 内容 前回(修正値) 予想 結果
21日 ドイツ 4月生産者物価指数(前年比) 0.4% 0.2% 0.1%
  ドイツ 4月生産者物価指数(前月比) -0.2% -0.1% -0.2%
  英国 4月消費者物価指数(前年比) 2.8% 2.6% 2.4%
  英国 4月消費者物価指数(前月比) 0.3% 0.4% 0.2%
22日 日本 日銀金融政策決定会合 要旨は下記を参照    
  英国 4月小売売上高指数(前年比) -0.5% 2.0% 0.5%
  英国 BOE議事録 要旨は下記を参照    
  米国 バーナンキFRB議長議会証言 要旨は下記を参照    
  米国 4月中古住宅販売件数

492万件

(494万件)

499万件 497万件
  米国 FOMC議事録(4月30日と5月1日分) 要旨は下記を参照    
23日 中国 5月HSBC製造業PMI 50.4 50.5 49.6
23日 ドイツ 5月PMI製造業 48.1 48.5 49.0
  ドイツ 5月PMIサービス業 49.6 50.0 49.8
  ユーロ圏 5月PMI製造業 46.7 47.0 47.8
  ユーロ圏 5月PMIサービス業 47.0 47.2 47.5
  英国 第1四半期GDP(前期比) -0.3% 0.3% 0.3%
  英国 第1四半期GDP(前年比) 0.2% 0.6% 0.6%
  米国 5/18までの週の新規失業保険申請件数 36万件(36.3万件) 34.5万件 34万件
  米国 4月新築住宅販売件数(前月比) 41.7万件(44.4万件) 42.5万件 45.4万件
24日 ドイツ 5月IFO景況指数 104.4 104.5 105.7
  米国 4月耐久財受注(前月比) -5.7%(-5.9%) 1.5% 3.3%

21日発表のドイツ4月生産者物価指数は、前年比0.1%と前回及び予想を下回った。また、前月比でも-0.2%と前回と同レベルではあるものの、予想を下回る。

英国4月消費者物価指数は、前年比2.4%と前回と予想を下回る。また、前月比でも0.2%と前回と予想を下回る。

22日発表の日銀金融政策決定会合の要旨は下記の通り。

  • 4月4日に決めた資金供給量(マネタリーベース)を年間60兆から70兆円増やすとする金融政策の維持を全員一致で決定。
  • 景気判断は「持ち直しつつある」と5ヶ月連続で上方修正。
  • 長期金利上昇には言及せず。

英国イングランド銀行の議事録の要旨は下記の通り。

  • 資産購入枠は3750億ポンド(58兆2000億円)で維持することを6対3で決定。キング総裁は4ヶ月連続で250億ポンドの購入枠拡大を求めた。
  • 過去最低の0.5%の政策金利は全会一致で据え置かれた。

英国4月小売売上高は、前年比0.5%と予想を下回った。

米国4月中古住宅販売件数は、497万件と2009年11月以来の高水準となった。

同日行なわれたバーナンキFRB議長証言は、冒頭で、早期の金融緩和終焉は、経済成長を止めるとコメントし、金価格は上昇したものの、質疑応答で資産買い入れペースに関して、「状況改善の継続を確認し、持続可能と確信できれば、今後数回の会合で資産買い入れを縮小することが可能」としたことから、株価同様に金価格も大きく下げることとなりました。

その後のFOMC議事録の注目点は、複数のメンバーが6月にも資産買い入れの規模を縮小することに前向きな姿勢を示していたこと。

23日発表の中国のHSBC製造業PMIは49.6と前回と予想を下回り、経済拡大と縮小の分岐点の50を下回った。これは、7ヶ月ぶりの低水準。

ドイツ5月製造業PMIは49.0と、前回と予想を上回った。また、同国同月サービスPMIは49.8と、前回を上回ったものの、経済の拡大と縮小の分岐点50の予想を下回った。

ユーロ圏5月製造業PMIは47.8と前回と予想を上回った。また、同国同月サービスPMIも47.5と前回及び予想を上回り3ヶ月ぶりの高水準となった。

英国第1四半期GDPは、前期比0.3%、前年比0.6%と予想と全く同レベルとなった。

米国5/18までの週の新規失業保険申請件数は34万件と、前回と予想から改善した。また、同国4月新築住宅販売件数も、45.4万件と前回と予想を上回った。

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