主要経済指標(5月13日~5月17日)
主要経済指標(5月13日~5月17日)
経済指標の解説は表の下をご覧ください。
日付 | 国 | 内容 | 前回(修正値) | 予想 | 結果 |
13日 | 中国 | 4月鉱工業生産(前年比) | 8.9% | 9.5% | 9.3% |
中国 | 4月小売売上高(前年比) | 12.6% | 12.8% | 12.8% | |
米国 | 4月小売売上高(前月比) | -0.4%(-0.5%) | -0.3% | 0.1% | |
14日 | ドイツ | 4月消費者物価指数(前年比) | 1.4% | 1.2% | 1.1% |
ドイツ | 4月Harmonised消費者物価指数(前年比) |
1.8% | 1.1% | 1.1% | |
ドイツ | 5月ZEW景況感調査 | 36.3 | 38.3 | 36.4 | |
ユーロ圏 | 5月ZEW景況感調査 | 24.9 | 39.0 | 27.6 | |
15日 | ドイツ | 第1四半期GDP速報(前期比) | -0.6% | 0.3% | 0.1% |
ドイツ | 第1四半期GDP速報(前年比) | 0.4%(-0.2%) | 0.2% | -0.2% | |
英国 | ILO式失業率 | 7.9% | 7.9% | 7.8% | |
英国 | 4月失業保険申請件数 | -7千件(-9.9千件) | -3千件 | -7.3千件 | |
ユーロ圏 | 第1四半期GDP速報値(前年比) | -0.9% | -0.9% | -1.0% | |
ユーロ圏 | 第1四半期GDP速報値(前期比) | -0.6% | -0.2% | -0.2% | |
英国 | BOE四半期インフレレポート | 要旨は下記を参照 | |||
米国 | 5月ニューヨーク連銀製造業景気指数 | 3.05 | 4.00 | -1.43 | |
米国 | 4月生産者物価指数(前年比) | 1.1% | 0.8% | 0.6% | |
米国 | 3月対米証券投資(ネット長期フロー) | -178億ドル (-133億ドル) |
-135億ドル | ||
米国 | 3月対米証券投資(ネットフロー合計) | 536億ドル (619億ドル) |
21億ドル | ||
米国 | 4月鉱工業生産(前月比) | 0.4% (0.3%) | -0.2% | -0.5% | |
日本 | 第1四半期GDP(前期比) | 0.2% (1.0%) | 2.8% | 3.5% | |
日本 | 第1四半期GDP(前年比) | 0.0%(0.3%) |
0.7% | 0.9% | |
16日 | ユーロ圏 | 4月消費者物価指数(前年比) | 1.7% | 1.2% | 1.2% |
ユーロ圏 | 4月消費者物価指数コア(前年比) | 1.5% | 1.0% | 1.0% | |
米国 | 4月消費者物価指数(前月比) | -0.2% | -0.2% | -0.4% | |
米国 | 4月消費者物価指数(前年比) | 1.5% | 1.3% | 1.1% | |
米国 | 5/11までの週の新規失業保険申請件数 | 32.3万件 (32.8万件) |
33万件 | 36万件 | |
米国 | 4月住宅着工件数 | 103.6万件 (102.1万件) |
98.5万件 | 85.3万件 | |
米国 | 5月フィラデルフィア連銀景況指数 | 1.3 | 3.0 | -5.2 | |
17日 | 米国 | 5月ミシガン大消費者信頼感指数 | 76.4 | 77.6 | 83.7 |
13日発表の中国4月鉱工業生産は、前年比9.3%で予想を下回る。また、同国同月小売売上高は、前年比12.8%と予想と同レベル。
14日発表のドイツ4月消費者物価指数は、1.1%と予想と前回を下回った。また、同国5月ZEW景況感調査は、36.4と予想を下回った。
ユーロ圏5月ZEW景況感調査は、27.6と前回を上回ったものの予想を下回った。
15日発表のドイツ第1四半期GDPは、前期比0.1%と、前回から改善したものの予想を下回る。また、前年比では-0.2%と予想を下回る。これは、冬場の厳しい天候に回復の勢いが妨げられたため。
英国ILO式失業率は、7.8%と前回から改善。また、4月失業保険申請件数も-7.3千件と両道環境が改善していることを示唆するものとなった。
ユーロ圏第1四半期GDPは、前年比-1.0%、前期比-0.2%と予想から悪化した。前期比においては、6期連続のマイナス成長となった。これは、ドイツが辛うじてプラス成長したものの、フランスがマイナス成長となったことなどから。
また、英国BOE四半期インフレレポートの要旨は下記の通り。
- 4-6月のGDP成長率は0.5%へ加速する見通し。
- インフレ率は13年の7-9月に3.1%のピークを迎えると予想。
- 2年後のCPIは目標の2%と、2月時点の見通し2.3%から下方修正。
- 金融政策はすでにかなり緩和的とし、早期の追加緩和の可能性を否定。
米国の5月ニューヨーク連銀製造業景気指数は、-1.43と前回と予想から下げる。また、4月鉱工業生産も前月比-0.5%と前回と予想から大きく悪化。
日本の第1四半期GDPは、前期比0.9%増、年率換算で3.5%と予想を上回った。これは、株高で消費者心理が改善されたことから、自動車を中心に個人消費が伸び、米国向けを中心に輸出が4四半期ぶりにプラスとなった。
16日発表の4月消費者物価指数は、前年比1.2%、コアにおいては1.0%と予想と同レベルとなったが、前月から減速した。。
米国4月消費者物価指数は、前月比-0.4%と過去4年間で最も大きな下げとなった。また、前年比1.1%と前回と予想を下回った。これは、ガソリン代が8.1%減と2008年12月以来の下げとなったことから。
同国の4月住宅着工件数は、85.3万件と前回と予想を下回った。5/11までの週の新規失業保険申請件数は、36万件と前回及び予想を上回った。
また、同国5月フィラデルフィア連銀景況指数は、-5.2と前回と予想を下回った。
17日発表の米国5月ミシガン大消費者信頼感指数は、83.7と前回及び予想を上回り、過去6年間で最も高い水準となった。
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