金市場ニュース

主要経済指標(3月4日~3月8日)

主要経済指標(3月4日~3月8日)

経済指標の解説は表の下をご覧ください。

日付 内容 前回(前回修正値) 予想 結果
4日 英国 2月PMI建設業 48.7 49.0 46.8
  ユーロ圏 1月生産者物価指数(前年比) 2.1% 1.9% 1.9%
5日 英国 2月PMIサービス業 51.5 51.5 51.8
  ドイツ 2月PMIサービス業 55.7 54.1 54.7
  ユーロ圏 2月PMIサービス業 48.6 47.3 47.9
  ユーロ圏 1月小売売上高(前年比) -3.4%(-3.0%) -2.9% -1.3%
  米国 2月ISM非製造業景況指数 55.2 55.0 56.0
6日 英国 イングランド銀行キング総裁スピーチ 要旨は下記を参照    
  ユーロ圏 第4四半期GDP(前期比) -0.1% -0.6% -0.6%
  ユーロ圏 第4四半期GDP(前年比) -0.6% -0.9% -0.9%
  米国 2月ADP全国雇用者数

19.2万件

(21.5万件)

17.3万件 19.8万件
  米国 米地区連銀経済報告(ベージュブック) 要旨は下記を参照    
7日 日本 日銀金融政策決定会合 要旨は下記を参照    
  英国 BOE政策金利発表 0.5% 0.5% 0.5%
  ユーロ圏 欧州中銀金融政策発表 0.75% 0.75% 0.75%
  米国 1月貿易収支 -385.4億ドル -430億ドル -444.5億ドル
  米国 3/2までの週の新規失業保険申請件数 34.4万件 35.6万件 34万件
  日本 第4四半期GDP(前期比) -1%   0%
  日本 第4四半期GDP(前期比年率) -3.8%   0.2%
8日 ドイツ 1月鉱工業生産(前年比) -1.0%(-0.5%) -1.2% -1.3%
  米国 2月非農業部門雇用者数

15.7万人

(11.9万人)

16万件 23.6万人
  米国 2月失業率 7.9% 7.9% 7.7%

4日発表の2月PMI建設業は46.8と、前回及び予想を下回る。

ユーロ圏1月生産者物価指数は、前年比1.9%と前回を下回る。これは、燃料費値上がりが減速したことから。

5日発表の2月サービスPMIは、英国、ドイツ、ユーロ圏共に予想を上回ったものの前回を下回った。この数値で景況感の分岐点50を上回ったのは、ドイツのみ。

ユーロ圏2月小売売上高は、前年比-1.3%と、前回及び予想から改善した。

6日発表のユーロ圏第4四半期GDPの改正値は速報と変わらず、前期比-0.6%、前年比-0.9%と予想と同レベルであったが、前回数値からは下げることとなった。これは、企業投資の落ち込みと、クリスマスシーズンに消費者の消費意欲が盛り上がらなかったことなどから。

米国2月ADP全国雇用者数は、19.8万件と前回修正値を下回ったものの、予想を上回った。また、前回数値も上方修正された。

イングランド銀行のキング総裁は、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)の分割し、財務を健全化し、民間部門に売却する見方を示した。イングランド銀行は数週間後に、銀行業界の規制及び監督権限を金融サービス(FSA)から引き継ぐ。

米地区連銀経済報告(ベージュブック)の要旨はかきの通り。

  • 前回のベージュブック公表以降、全般的に経済は緩やかなペースで拡大。
  • 過半数の地区が労働市場環境の緩やかな改善。
  • 住宅建設に関連した製造業が多くの地区で力強さの源と指摘。
  • インフレ圧力は穏やか。

7日の日銀金融政策決定会合では、金融政策の現状維持が決定された。退任する白川総裁の下では最後となる会合であることからも、これは予想されたもの。

イングランド銀行は政策金利と資産購入プログラムの規模を据え置きました。また、欧州中央銀行も、その政策金利を0.75%に据え置きました。

米国1月貿易収支は、-444.5億ドルと前回と予想から悪化しましたが、3/2までの週の新規失業保険申請件数は、34万件と予想及び前回を下回りました。

日本第4四半期GDP改定値は、前期比0、年率換算で前期比0.2%と前回を上回ることとなった。

8日発表ドイツ1月鉱工業生産は、前年比-1.3%と前回及び予想を下回る。

米国2月非農業部門雇用者数は236,000人と前回と予想を上回り、失業率は7.7%とと7.9%から改善。

*************

金の購入または銀の購入をお考えですか。英国女王賞を受賞したオンライン金取引において世界一の実績を持つ、BullionVaultをお試しください。

BullionVaultでは、弊社サービスをご紹介いただいた方へ成功報酬をお支払いする、アフェリエイト・プログラムをご用意しています。ご興味がありましたら、こちらをご覧ください。

ブリオンボールト社のリサーチ部門は、オンライン金取引所有サービスを提供する世界有数の英国企業ブリオンボールトの、リサーチ・ダイレクターのエィドリアン・アッシュ、日本市場担当ホワイトハウス佐藤敦子を含む国際市場担当者によって構成されています。

注意事項: ここで発信される全ての記事は、読者の投資判断に役立てるための情報です。しかし、実際の投資にあたっては、読者自身にてリスクを判断ください。ここで取り扱われる情報及びデータは、すでに他の諸事情により、過去のものとなっている場合があり、この情報を利用する際には、必ず他でも確証する必要があることを理解ください。Gold Newsの利用については、利用規約をご覧ください。

SNSで最新情報を入手

Facebook   TwitterYoutube

 

貴金属市場のファンダメンタルズ