主要経済指標（3月18日～3月22日）

主要経済指標（3月18日～3月22日）

経済指標の解説は表の下をご覧ください。

日付	国	内容	前回（修正値）	予想	結果
19日	英国	2月消費者物価指数（前年比）	2.7％	2.8％	2.8%
	ドイツ	3月ZEW景況感調査	48.2	48.0	48.5
	米国	2月住宅着工件数	89万件（91万件）	91.5万件	91.7万件
20日	英国	ILO式失業率（1月までの3ヶ月）	7.8%	7.8%	7.8%
	英国	2月失業保険申請件数	-12.5千件(1万件）	-5千件	-1.5千件
	英国	BOE議事録	要旨は下記を参照
	米国	FOMC政策金利発表	要旨は下記を参照
21日	ドイツ	3月PMI製造業	50.3	50.5	48.9
	ドイツ	3月PMIサービス業	47.9	48.2	51.6
	ユーロ圏	3月PMI製造業	47.9	48.2	46.6
	ユーロ圏	3月PMIサービス業	47.9	48.2	46.5
	英国	2月小売売上高指数 [前年比]	-0.6％(-0.5%)	0.5％	2.6%
	米国	3/16までの週の新規失業保険申請件数	33.2万件（33.4万件）	34.5万件	33.6万件
	米国	3月フィラデルフィア連銀景況指数	-12.5	-2.0	2
22日	ドイツ	3月IFO景況指数	107.4	107.6	106.7

20日発表の英中銀金融政策委員会の議事録の要旨は下記の通り。

• 資産買い入れ枠据え置きを6対3で決定。反対票を入れ、資産買い入れ枠を4000億ポンドへと拡大することを指示したのは、2月に続きキング総裁、フィッシャー委員、マイルズ議員の3人。
• 金利据え置きは全会一致で決定。

英国失業率は、前回予想と変わらなかったものの、2月の失業者の減少数は、予想を下回ったものの、ILO式1月までの失業者数は、7000人増加した。この数値が増加したのは12年1月以来。

FOMCは政策金利を0.25%で据え置き、月額８５０億ドルの資産買い入れも継続することを発表。FOMC参加者の利上げ開始時期は小幅変化のみで、引き続き15年利上げ開始予想が19人中13人と大方の意見となった。その他経済の見通しは下記の通り。

• 2013年の実質国内総生産（GDP）の見通しは、2.3～2.8%と、昨年12月から上限を引き下げる。
• 失業率の改善見通しはやや上方修正し、13年を7.4％～7.7%から7.3%～7.5%とするなど、12月時点の予想より速いペースで改善が進むとの見方を示した。
• 13年のコア物価上昇率は、1.5％～1.6%と12月時点から引き下げた。

21日発表のドイツ3月製造業PMIは、48.9と前月と予想を下回り、景況感の分岐点50を下回った。同国同月サービスPMIは、51.6と前回と予想を下回ったものの、50を超えた。また、ユーロ圏も3月製造業PMIは、46.6と前月と予想を下回り、同国同月サービスPMIも、46.5と予想及び前回を下回った。

英国2月小売売上高は、前年比2.6%と同月予想を大きく上回った。これは、ほぼ1年ぶりの大幅な上昇。これは、前月大雪で落ち込んだものの反動。

米国3/16までの週の新規失業保険申請件数は、33.6万件と前回修正値より上げたものの、予想を上回る。

２２日発表のドイツの3月IFO景況指数は106.7と、前回及び予想を下回る。

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