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主要経済指標(10月22日~10月26日)

主要経済指標(10月22日~10月26日)

経済指標の解説は表の下をご覧ください。

日付 内容 前回(修正値) 予想 結果
21日 日本 9月貿易収支

-7541億円

(-7559億円)

-5701億円 -5886億円
23日 米国 10月リッチモンド連銀製造業指数 4 4 -7
24日 中国 10月HSBC製造業PMI 47.9   49.1
  ドイツ 10月PMI製造業 47.4 48.0 45.7
  ドイツ 10月PMIサービス業 49.7 50.0 49.3
  ユーロ圏 10月PMI製造業 46.1 46.5 45.3
  ユーロ圏 10月PMIサービス業 46.1 46.4 46.2
  ドイツ 10月IFO景況指数 101.4 101.5 100.0
  米国 9月新築住宅販売件数

37.3万件

(36.8万件)

38.5万件 38.9万件
  米国 FOMC政策金利発表 要旨は下記を参照
   
25日 英国 第3四半期GDP速報(前期比) -0.4% 0.6% 1%
  米国 9月耐久財受注(前月比) -13.2% 6.9% 9.9%
  米国 10/20までの週の新規失業保険申請件数 38.8万件 36.6万件 36.9万件
26日 日本 9月全国消費者物価指数 -0.4%   -0.3%
  米国 第3四半期GDP速報値(前期比) 1.3% 1.8%  2.0%
  米国 10月ミシガン大消費者信頼感指数 82.7 83.0 82.6

21日発表の日本9月貿易収支は、5586億円の赤字となった。これは、前回から改善したものの、3ヶ月連続の赤字。しかも、上半期(4月から9月)の貿易収支は、3兆219億円で過去最大。

23日発表の10月リッチモンド連銀製造業指数は、-7と前回及び予想を下回った。

24日発表の中国10月HSBC製造業PMIは、49.1と前回を上回る。

ドイツ10月製造業PMIは45.7と、前回及び予想を下回る。また、同国10月サービスPMIも49.3と前回及び予想を下回る。同国10月IFO景況指数もまた、100と前回及び予想を下回った。ちなみに、この数値は2010年2月以来の下げ。

ユーロ圏、10月製造業PMIは45.3と、前回及び予想を下回る。同月サービスPMIは46.2と、かろうじて前回を上回ったが、予想を下回る。

PMI指標において、50を上回ると経済活動の拡大を示し、下回ると縮小を示唆する。そのため、中国、ドイツ及びユーロ圏の経済活動は縮小をしているとのこと。ユーロ圏の数値は、2009年6月以来最も早いペースで、経済活動が縮小していることを示している。

米国9月新築住宅販売件数は、38.9万件と前回及び予想を上回った。これは、2010年4月以来最も高い水準。

24日発表のFOMC政策金利発表では、量的緩和第3弾などの金融政策の現状維持を決めた。その要旨は下記の通り。

  • 9月のFOMCで決定した住宅ローン担保証券(MBS)の買い入れは、月400億ドル規模で、毎月の長期証券の買い入れ額は850億ドル(約6兆6000億)。
  • 事実上のゼロ金利政策は、「少なくとも15年半ば」と据え置いた。

25日発表の英国第三四半期のGDPは、前期比1%増と前回及び予想を上回り、2007年第三四半期以来5年ぶりの高水準を記録。これは、英国経済が、景気後退から脱出したことを示唆した。

また、米国9月耐久財受注は、前期比9.9%と、前回及び予想を大きく上回る。これは、航空機の注文の増減の幅の大きさから。同国10/20までの週の新規失業保険申請件数は、36.9万人と前回を下回る。

26日発表の日本9月全国消費者物価指数は-0.3%と前回から下げ幅が0.1%縮小した。これは、エネルギー価格の上昇から。しかし生鮮食品の価格の下落からマイナス数値となっている。

米国第3四半期GDP速報値は、2.0%と前回及び予想を上回ったが、低成長は続いている。また、同国10月ミシガン大消費者信頼感指数は、82.6と前回を上回った。

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