金市場ニュース

ロンドン市場の金の取引量が2013年の初めに減少

ロンドン専門市場の取引量が、1月に前月比4.8%減少したことが、ロンドン貴金属市場協会(LBMA)の最新データで明らかとなった。

ロンドン貴金属市場協会(LBMA)において、価格付けをするマーケットメーカーによる1日の平均取引高は、2080万トロイオンスへ(647トン)へと1月に減少した。また、ロンドン貴金属市場協会(LBMA)会員による1日の平均取引評価額は、5.7%減少し347億ドルとなり、取引数は、5.8%減少し2,686となった。

「需要の減少が、この結果の要因だ。」とLBMAの最新月間決済分析レポートは述べ、「ボラティリティが低くなることにより金市場から資金が流出している。そして、ポートフォリオマネージャーは、より高い利回りの投資へと興味を移している。」と分析している。

しかし、中国からの需要で、取引量が支えられている。

「中国の銀行が、中国の春節前に大量に購入を行ったことから、その減少量は限られたものとなった。」とLBMAは述べている。

そして、金とは対照的に、「銀の需要は1月に継続して強いものがあった。」とレポートは記している。

銀の取引数は、3ヶ月連続で増加し、前月比13%増と、1億5千170万トロイオンス(4718トン)となっている。しかし、会員間の1日平均取引数は、6.3%減少し764となっている。しかし、取引数の増加から、その評価額は10%上昇し、47億ドルとなっている。

*******************

資産保護のために金の購入をお考えですか。金の調査団体であり、金現物市場を開拓しているワールドゴールドカウンシル(WGC)が資本参加をし、一般投資家へそのサービスを推薦している、オンライン金取引において世界一の実績を持つブリオンボールトでは、日本のお客様にスイスでの金保管サービスを提供しています。

ブリオンボールト社のリサーチ部門は、オンライン金取引所有サービスを提供する世界有数の英国企業ブリオンボールトの、リサーチ・ダイレクターのエィドリアン・アッシュ、日本市場担当ホワイトハウス佐藤敦子を含む国際市場担当者によって構成されています。

注意事項: ここで発信される全ての記事は、読者の投資判断に役立てるための情報です。しかし、実際の投資にあたっては、読者自身にてリスクを判断ください。ここで取り扱われる情報及びデータは、すでに他の諸事情により、過去のものとなっている場合があり、この情報を利用する際には、必ず他でも確証する必要があることを理解ください。Gold Newsの利用については、利用規約をご覧ください。

SNSで最新情報を入手

Facebook   TwitterYoutube

 

貴金属市場のファンダメンタルズ