2011年金価格予測ーGFMS(英国貴金属調査会社)は1600ドルと予測
英国の貴金属調査会社である、ゴールド・フィールズ・ミネラル・サービシズ(GFMS)が、最新のレポートで、2011年に金価格はトロイオンスあたり、1600ドルとなることを予想している。これは、現在の価格から16%の上げとなる。
これは、GFMSが、主要諸国の低金利政策と欧州諸国のソブリンリスクへの懸念から、貴金属への需要が上昇することを予想しているため。
GFMSのリサーチ主任Neil Meader氏は、ロイターへのインタビューに答えて、「今年の後半に、価格の上げが強く見られるだろう。また、これは、今年前半の価格調整による1300ドルの可能性を否定するものではない。」と述べている。
金価格は昨年30%上げ、史上最高値1432.50ドルを記録した。これは、ロシアが135トンを購入するなど、公的機関が1988年以来始めて買い越したことなどに起因している。その実際の統計数量は87トンと発表され、2011年の買い越し量は、200トンを超す見通しであるとのこと。
2010年の金の需要は0.5%増加し4,306トンとなっている。投資需要は、西欧諸国の需要が減少したことにより、15%下げ、1616トン。
それに対し、昨年の宝飾品の需要は2,037トンと増加し、そのうち、インドの需要は87%を占める。しかし、この需要は2011年前半に、価格が1400ドル以上となることで、7%下げることを予想している。
供給量においては、2010年に2.7%増加し、史上最高の2,652トンとなっている。オーストラリアの生産量は2.6%増加し、南アフリカを超えている。そして、米国は中国に続く世界第二の生産国となっている。
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