金相場が12年連続で上昇を予想
昨日13日にニューヨークで行われたブルームバーグ・リンク貴金属会議でのアンケート調査によると、ニューヨーク金先物相場は年末までに1オンスあたり1897ドルに上昇することが予想されたと、ブルームバーグが伝えている。
昨年は10%上げた金現物価格は、2001年以降続伸しており、少なくとも1920年以降で最長の上昇相場となっている。そして、この調査によると今年さらに21%上昇することが予想されている。
この背景としては、投資家による金保有量が過去最高水準に達し、各国・地域の中央銀行が数十年ぶりに金準備を増やしていることが背景であるため。
産金業界団体であるワールドゴールドカウンシルのデータによると、中央銀行の金の購入量は、2010年から売却量を上回っている。ちなみに2010年の購入量から売却量を差し引いた値は77トンであり、昨年は440トンと大幅に増加している。
中央銀行は、これまでは年間500トンほどの売り手であったために、昨年の傾向が続くと、年間で900トンの変化となり、金相場に与えるインパクトは大きいと多くのアナリストは分析している。
カナダのダンディーウェルスのチーフエコノミスト、マーティン・ムレンビールド氏(67)は「世界では重要なシフトが起きている」と指摘。「金は投資手段 や資産区分となり、長期的に見て保有量は膨らむ一方だろう。ユーロが5年後に存続しているかどうか分からないため、中央銀行は金を保有している」との見方をブルームバーグにコメントしている。
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