金市場著名アナリストおよび専門家が金最高値更新の可能性を示唆
本日の日本経済新聞において、ワールド・ゴールド・カウンシル日韓代表である豊島逸夫氏が、今月7日に付けた、過去最高値であるトロイオンスあたり1445.7ドルを更新する可能性を示唆している。
ここで豊島氏は、中東、北アフリカ地域の緊張が、多国籍軍による対リビア軍事作戦で高まる中、「有事の金」の需要が高まっているからであると分析、予想している。
そして、6月末までの金相場のレンジは、トロイオンスあたり1375~1475ドルと予想している。
15日の金相場の急落は、東京電力福島第一原子力発電所の事故に対する不安から、投資家がリスク回避の姿勢を強め、流動性を確保するために株や金を含む商品全般が売られたためである。しかし、このパニック的な売りは一巡し、先週終わりから買い戻されている。
スタンダードバンク東京支店長の池水雄一氏も、「池水雄一のゴールドディーリングのすべて2」で、「パニックが落ち着けば、MENA情勢は、リビアにおいては政府軍の巻き返し、それに対する多国籍軍の軍事行動、バーレーンやその他の国での情勢の不安定化、そして1400ドル台割れでの実需の大きな現物買い意欲など、ゴールドマーケットを落ち着いてみると決して弱気ではなく非常に強い材料ばかりが目につくのです。」と述べています。
昨日22日ブルームバーグは、英国調査会社GFMSが、2011年の金相場は11年連続で値上がりし、上昇率は平均20%となる可能性があると予想していることを伝えている。これは、地政学的懸念と低金利政策が投資需要を押し上げるためとのこと。
同日ブルームバーグとのインタビューで、ポール・ウォーカー最高経営責任者(CEO)は、金価格の11年の平均価格がトロイオンスあたり1470ドルとなり、「1500ドルかそれを上回る水準」に向けて上昇する可能性もあると語っている。
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