金市場から見る世界の動き(その2)金の需要と供給
「金市場から見る世界の動き」として、10月にロンドンの日本人のビジネスネットワークであるフレミング会で、ブリオンボールト日本市場責任者のホワイトハウス佐藤敦子が行った講演を、それぞれのカテゴリーごとに、ビデオでお届けします。
このビデオでは、金市場から見る世界の動きとして、昨今の金の需要と供給の動向を説明します。
世の中に現存している金は2010年末で166,600トンほどです。これは、容積に換算するとオリンピックプールの3杯半程度です。そして、まだ 採掘されていない金の埋蔵量は、確認されているもので、5万トンから7万トンほどです。金は過去10年間に、年間生産量が約2400から2600トン程度 で推移していますので、新たな鉱脈が見つからなければ、約30年ほどで枯渇してしまうことになります。そのため、通貨は国がすれば増やすことができます が、金はそのようなことができないという希少性が、通貨という側面を持ちながらもとてもユニークであるといえます。
それでは、この続きはビデオでご覧下さい。