金の価値1兆ドルが一日で失われる
16日は、金のスポット価格がトロイオンスあたり1322ドルと、2年ぶりの低水準となった。これにより、トムプソンロイターGFMSが、地上に現存すると見積もっている金の総重量17万4千トンの評価額が、先週金曜日ロンドン時間午前中から1兆ドル減ったこととなる。
ロンドンPM Fixドル建て価格においては、金曜日午後の同価格から月曜日は9%下げたこととなる。これは、1日の下げとしては、1983年2月28日以来の最も大きい下げ幅となる。同日の下げ幅は12%であり、過去最大の下げ幅は、当時の最高値850ドルを記録した翌日の1980年1月の13%となる。
取引日ベースにおいては、金価格は月曜日午後のFix価格が発表されるまでの2日間で、11%を下げたこととなる。同様の下げ幅を記録しているのは、1980年1月の最高値後の2日間で18%となっている。
金ETFの最大銘柄SPDRゴールドシェアは、月曜日にも4.1トン減少し、その残高を1154トンとしている。これは、2010年4月以来の低い水準となる。そして、2013年初めからは、その全体量を15%減らしたこととなる。
ブルームバーグによると、SPDRゴールドシェアを最も保有する著名ヘッジファンド・マネージャーのジョン・ポールソン氏は、金曜日からの価格の下げで10億ドル相当の個人資産を先週金曜日から失ったとのこと。
ポールソンファンドのPaulson & Co.のパートナーである、John Reade氏は、「時期的な調整期間として、短期間の金価格の変動が激しい中、FRBが過去に例のない水準で量的緩和を進める中、通貨に代わる金の需要が高まる長期にわたる傾向には変更が無いと信じている。」とコメントしている。
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