金市場ニュース

田中貴金属における金地金販売量が買取量を上回る(2012年上半期)

田中貴金属によって発表された2012年上半期の投資用金地金の販売量と買取量によると、金地金の月平均価格が4000円を超える高値圏を推移しているものの、昨年同時期と比べ販売量が5.3%減にとどまり、買取量は50.3%減となったとのこと。

金地金は、2012年上半期はグラムあたり月平均価格4280円と、昨年同時期の3843円を上回っている。ちなみに、昨年平均価格はグラムあたり4060円と4000円を突破し、これは1980年の平均価格4499円以来、31年ぶりの高水準。

ドル建て金価格は、昨年9月にロンドンAM Fix価格でトロイオンスあたり1896.50ドルを付け史上最高値を更新した後、現在1600ドル圏内へ戻している。

田中貴金属は、高値を付けている要因としては、欧米各国の債権リスクの継続、中国のインフレ・景気後退懸念、中東近隣諸国における情勢不安、需要増加材料が目白押し状態だったことを上げている。

出典元: Garbegenews.com

また、販売量が買取量を上回る状況を、同社は、「高値圏でも販売量が堅調で買取量が減少していることから、日本国内の投資化の中で資産形成としての金保有の有用性が認識されているとともに、高値圏での値動きが少ない事での様子見状況がうかがえます。」と説明している。また、現在は高値圏であるとの認識も示している。

公表されている、同社が回収した2012年1月から6月までの金買取実績は、約2トン(2,041.7トン)。2011年同期間においては1,595.8kgで、2011年年間金買取実績は7,679.5kg。これは、ドル建て価格で史上最高値を更新していた8月と9月の買取量が記録的なものであったため。2010年同数値は3,680.9kgとなっている。

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