東日本大震災以降、ETFの売買が急増
28日付け日本経済新聞によると、金ETFの売買高が急増加したとのこと。
金ETFの代表である、「SPDRゴールド・シェア」の売買代金は、15日に17億7400万円と、地震前の10日と比べ約5倍となった。同ETFの1日の売買代金は2月の月間平均で2億5000万円強。3月に入ってからも2億~6億円台が中心で、多い日でも8億円台だった。しかし地震発生後は10億円を超える日が、14、15、18日と3回あった。
金価格は、福島第一原発の事故による放射能漏れの懸念が高まり、15日には投資家が投資商品を現金化する動きが高まり、金先物価格およびスポット価格はトロイオンスあたりで40ドル近く一時急落した。その後、金融市場が冷静さを取り戻し、リビア情勢が緊張を高める中、「有事の金」が買われ、先週24日には、金先物価格で1448ドル、スポット価格で1446ドルと史上最高値を記録している。
先のように大きな動きを見せた価格に対し、その資産残高は18日に9.10トン増加し1226.4トンとなった後、19日に10.62トン減少。24日時点では1213.96トンと、10日時点(1217.3トン)とほぼ同水準となっている。
本日のスタンダードバンク東京支店長の池水雄一氏によるブルースレポートによると、銀のETFのiShare Silver Trustは、その残高を177トン増加し、11,400トンと過去最高記録を更新しているとのこと。
銀価格も金価格同様に、15日にスポット価格でトロイオンスあたり34ドルまで急落後、24日には31年来の最高値である38ドルを超えている。
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