最新GFMSレポート:2012年に金投資が史上最高となることを予想
2012年に、金投資の需要がドル建ておよびその重量でも史上最高となることを、英国貴金属調査会社のトムプソン・ロイターGFMS予想した。
ここでは、世界の金投資の需要は、2012年に2000トン近くなることを予想している。ちなみに、昨年の金投資の需要は、1605トン。この数値には、金地金や金貨への投資も含まれている。
「金投資環境は、マイナス実質金利、世界の中央銀行による金融政策により、今年も支えられている。」とGFMSの金属分析部門のグローバルヘッドであるPhilip Klapwijk氏は、ロンドンで昨日行われた最新レポート発表イベントで述べた。
そして、長期においては「現在の金の市場環境は持続可能なものではないとしている。」としている。それは、GFMSが、金の産出量、金のリサイクル量、宝飾品への需要を考慮すると、約1300億ドルの金投資の需要が必要となることから。
しかし、Klapwijk氏は、中央銀行の金融政策はこの市場環境を維持することを可能とするとも述べている。
GFMSは、2011年においては、現物投資への需要が金投資の大部分を占めていることをレポートしている。金の投資は2010年から10%下げているものの、金貨と金地金への投資は30%増加している。
Klapwijk氏は、「昨年の素晴らしいパフォーマンスを見せた現物投資への強い需要は注目する点だ。」としてる。
そして、Klapwijk氏は「多くの需要は、中国のように、他の投資選択が限られている、アジアの新興国からのものである。」と言及している。
GFMSは、中国、インド、タイにおいては、2011年に金現物の需要が、2010年より増加しているとレポートしている。そして、欧州もまた、金地金投資の需要が増加した要因であるとしている。これは、北アメリカは異なっている。それは、北アメリカにおいては、金の現物投資においては、金地金ではなく金貨が利用されているため。
欧州は2008年以来金投資への需要が急増している。特に2011年においては、金融危機以来の大きな伸びが見られる。Klapwijk氏は、「これは、欧州が債務危機の震源であることを考えると、驚くことではないであろう。」と述べている。
GFMSは、2012年においても、金投資は金価格動向の主要因となるであろうとし。中期においては強気市場となることを予想している。
「今年終わりまでに、昨年9月の記録的水準を超え、2000ドルに向かうことが容易に考えられる。しかし、この水準を超えるのは来年第一四半期の可能性が高いと思われる。」とこのレポートで述べている。
**************
資産保護のために金の購入をお考えですか。ワールドゴールドカウンシルが、一般投資家への金地金提供企業として推薦している、オンラインで世界有数のブリオンボールトでは、日本のお客様にも、低費用でスイスでの金地金現物保管サービスを提供しています。




