主要経済指標(7月17日~21日)
日付 |
国名 |
指標名 |
前回(修正値) |
予想 |
結果 |
17日 |
中国 |
6月鉱工業生産(前年比) |
6.5% |
6.5% |
7.6% |
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中国 |
第2四半期GDP(前期比) |
1.3% |
1.7% |
1.7% |
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中国 |
第2四半期GDP(前年比) |
6.9% |
6.8% |
6.9% |
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米国 |
7月NY連銀製造業景況指数 |
19.8 |
15 |
9.8 |
18日 |
英国 |
6月消費者物価指数(前年比) |
2.9% |
2.9% |
2.6% |
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ユーロ圏 |
7月ZEW景気期待指数 |
37.7 |
37.2 |
35.6 |
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米国 |
5月対米証券投資 |
18億ドル(97億ドル) |
203億ドル |
919億ドル |
19日 |
米国 |
6月住宅着工件数 |
109.2万件 |
116万件 |
121.5万件 |
20日 |
日本 |
日銀政策決定会合 |
要旨は下記を参照 |
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英国 |
6月小売売上高(前月比) |
-1.2%(-1.1%) |
-0.4% |
0.6% |
|
英国 |
6月小売売上高(前年比) |
0.9% |
2.6% |
2.9% |
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ユーロ圏 |
欧州中央銀行金融政策発表 |
要旨は下記を参照 |
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米国 |
新規失業保険申請件数 |
24.7万件(24.8万件) |
24.5万件 |
23.3万件 |
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米国 |
7月フィラデルフィア連銀製造業指数 |
27.6 |
21.5 |
19.5 |
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ユーロ圏 |
消費者信頼感 |
-1.3 |
-1.1 |
-1.7 |
20日発表の日銀政策決定会合ではマイナス金利0.1%が維持され、7対2で現状の金融政策維持が決定される。また、長期国債の買い入れ額も現状維持(年間80兆円増)。
また、同時に発表された日銀展望レポートの要旨は下記の通り。(外為どっとコム)
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物価2%達成、2019年度ごろになる可能性が高い -
日銀、物価2%目標の達成時期を先送り -
(わが国経済)緩やかに拡大している -
景気判断を上方修正 -
(先行き)緩やかな拡大を続けるとみられる -
成長見通し幾分上振れ、物価見通し期間の前半を中心に下振れ -
リスクバランス、経済・物価とも下振れリスクの方が大きい -
海外経済動向に不確実性
同日発表の欧州中央銀行の政策金利発表では、金利はそれぞれ下記のように据え置かれた。
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欧州主要政策金利 0.00%(予想 0.00%・前回 0.00%) -
欧州限界貸出金利 0.25%(予想 0.25%・前回 0.25%) -
欧州中銀預金金利 -0.40%(予想 -0.40%・前回 -0.40%)
声明文では量的緩和の拡大方向の文言を維持し、「見通しが悪化したり、金融環境がインフレの道筋の持続的な調整に向けたさらなる進展と整合的でなくなったりする場合には、理事会は資産買い入れ計画を規模と継続期間の面で拡大する用意がある」とした。
ドラギ総裁の質疑応答では、「政策委員会は秋に決定を下す」というコメントが注目され、金融引き締めが秋に始まる可能性があるとして、タカ派的と解釈された模様。