主要経済指標(7月16日~22日)
日付 | 国名 | 指標名 | 前回(修正値) | 予想 | 結果 |
16日 | 中国 | 第2四半期GDP(前期同期比) | 6.8% | 6.7% | 6.7% |
中国 | 6月小売売上高(前年同月比) | 8.5% | 9.0% | 9.0% | |
中国 | 6月鉱工業生産(前年同月比) | 6.8% | 6.5% | 6.0% | |
ユーロ圏 | 5月貿易収支 | 167億ユーロ | 165億ユーロ | ||
米国 | 7月ニューヨーク連銀製造業景気指数 | 25.0 | 22.0 | 22.6 | |
米国 | 6月小売売上高(前月比) | 0.8%(1.3%) | 0.5% | 0.5% | |
17日 | 英国 | 6月失業保険件数 | -7700件(-3千件) |
‐2100件 | ‐7800件 |
英国 | ILO方式失業率 | 4.2% | 4.2% | 4.2% | |
米国 | 6月鉱工業生産(前月比) | -0.1%(-0.5%) | 0.5% | 0.6% | |
米国 | パウエルFRB議長議会証言 | 要旨は下記を参照 | |||
18日 | 英国 | 6月消費者物価指数(前月比) | 0.4% | 0.2% | 0.0% |
英国 | 6月消費者物価指数(前年同月比) | 2.4% | 2.6% | 2.4% | |
英国 | 6月小売物価指数(前月比) | 0.4% | 0.4% | 0.3% | |
英国 | 6月小売物価指数(前年同月比) | 3.3% | 3.5% | 3.4% | |
ユーロ圏 | 6月消費者物価指数(前年同月比) | 2.0% | 2.0% | 2.0% | |
ユーロ圏 | 6月消費者物価指数(前月比) | 0.5% | 0.1% | 0.1% | |
米国 | 6月住宅着工件数 | 135万件(133.7万件) | 132万件 | 117.3万件 | |
米国 | パウエルFRB議長議会証言 | 要旨は下記を参照 | |||
米国 | 米地区連銀経済報告(ベージュブック) | 要旨は下記を参照 | |||
19日 | 米国 | 7月フィラデルフィア連銀製造業景気指数 | 19.9 | 22.0 | 25.7 |
日本 | 6月全国消費者物価指数(前年同月比) | 0.7% | 0.8% | 0.7% |
17日のパウエル議長の議会証言の要旨は下記の通り。
- 米経済の拡大が続き、段階的な利上げの継続が最善だ
- 第2四半期は経済成長が強まったようだ
- 金融システムはかなり強固で、減税や歳出拡大が米経済の成長を支え続けるだろう
- (大型減税は)民間需要を2~3年にわたって押し上げる
- 賃金の上昇は緩やかであり、高インフレを引き起こすことはない
- (貿易戦争に関して)幅広い製品に長期にわたって高関税が課せられれば、米国にとっても相手国にとっても経済に悪影響をもたらす
18日発表のベージュブックの要旨は下記の通り。
- 全地区の製造業者が関税への懸念を表明した
- 5月後半から7月上旬にかけて米経済は「引き続き拡大した」
- 雇用は引き続き大半の地区で緩やかに拡大した
- 全地区が「労働市場は逼迫している」
- 賃金上昇は全般に依然緩やかだった
- 物価は全般的に緩やかに上昇したが、一部地区では上昇率の加速がみられた
- 燃料、建築資材、輸送、金属は一段と値上がりし、特に関税により金属と木材の価格が上昇した
- それでも仕入れ価格の消費者価格への転嫁は依然緩やかだった