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主要経済指標(6月9日~6月15日)

主要経済指標(6月9日~6月15日)

経済指標の解説は表の下をご覧ください。

日付 内容 前回(修正値) 予想 結果
9日 中国 5月消費者物価指数(前年比) 3.4% 3.2% 3.0%
  中国 5月生産者価格指数(前年比) -0.7% -1.1% -1.4%
  中国 5月鉱工業生産 9.3% 9.9% 9.6%
  中国 5月小売売上高 14.1% 14.3% 13.8%
10日 中国 5月貿易収支 184億ドル 161.5億ドル 187億ドル
  中国 5月輸出(前年比) 4.9% 7.1% 15.3%
  中国 5月輸入(前年比) 0.3% 5.5% 12.7%
12日 英国 4月鉱工業生産(前月比) -0.3% 0.1% 0.0%
  英国 4月鉱工業生産(前年比) -2.6% -1.0% -1.0%
13日 ユーロ圏 4月鉱工業生産(前月比) -0.3%(-0.1%) -1.0% -0.8%
  米国 5月生産者物価指数(前月比) -0.2% -0.6% -1.0%
  米国 5月生産者物価指数(前年比) 1.9% 1.1%
0.7%
  米国 5月小売売上高(前月比) 0.1%(-0.2%) -0.2% -0.2%
14日 ユーロ圏 ECB月例報告 要旨は下記を参照
   
  米国 5月消費者物価指数(前月比)

0.0%

-0.2% -0.3%
  米国 5月消費者物価指数(前年比) 2.3% 1.8%
1.7%
  米国 6/9までの週の新規失業保険申請件数

37.7万件

(38万件)

37.5万件 38.6万件
  英国 英国財務相およびBOE総裁スピーチ 要旨は下記を参照    
15日 日本 日銀金融政策決定会合 0.1% 0.1% 0.1%
  ユーロ圏 ECBドラギ総裁スピーチ 要旨は下記参照    
  米国 6月ニューヨーク連銀製造業景気指数 17.09

13.00

2.29
  米国 4月対米証券投資(ネット長期フロー)

362億ドル

(360億ドル)

  256億ドル
  米国 4月対米証券投資(ネットフロー合計)

-499億ドル

(-486億ドル)

  -205億ドル
  米国 5月鉱工業生産(前月比) 1.1%(1.0%) 0.1% 0.1%
  米国 6月ミシガン大消費者信頼感指数 79.3 77.5 74.1

9日発表の中国5月消費者物価指数は、前年比3.0%と前回を下回り、2010年6月以来の低い伸びとなった。同国同月生産者物価指数は、前年比-1.4%と前回と予想を下回り、3ヶ月連続のマイナスとなった。また、同鉱工業生産は、9.6%と予想を下回り、同小売売上高もまた、13.8%と前回と予想を下回り、2011年2月以来の低い伸びにとどまった。これら、経済指標は中国経済の鈍化を裏付けるものとなった。

10日発表の中国5月貿易収支は、輸出が前年比15.3%増加し、前回および予想を上回った。また、輸入は、前年比12.7%増加し、輸出同様前回および予想を上回った。貿易収支は、187億ドルの黒字と予想と前回を上回り、貿易データは予想以上に好調な内容となった。

12日発表の英国4月鉱工業生産は、前月比0.0%と前回より改善したものの予想を下回る。同数値は、前年比-1.0%と前回より改善したものの引き続きマイナスとなった。

13日発表のユーロ圏4月鉱工業生産は、前月比-0.8%と前回から再び下げることとなった。前月数値は-0.1%と-0.3%から上方修正された。

米国5月生産者物価指数は、前月比-1.0%、前年比0.7%と前回と予想を下回った。これは、食料品およびエネルギー費用が下がったことから。これは、過去3年間で最も大きな下げ。

また、同国5月小売売上高は、前月比-0.2%と前月および予想と同レベルとなり、2ヶ月連続で前月比マイナスとなった。

14日発表のECB月例報告の要旨は下記の通り。

  • 2012年のインフレ率は、2%を上回った水準で推移することを予想。
  • GDPは、第2四半期は、先行きがはっきりしないことから、成長率が滞ることを予想。長期の予想は、ユーロ圏の経済が緩やかに回復することを予想しながらも、先行きが不透明であるために、下げるリスクを認識し、長期の成長率にも影響を与える可能性があるとした。
  • ユーロ圏金融セクターをサポートするために非伝統的金融政策を行うことを確認。
  • 雇用状況を改善し、債務高を減少させるために、構造的な改革が必要であることを確認。

同日発表米国5月消費者物価指数は、前月比-0.3%と前回および予想を下回る。これは、過去3年半で最も大きな下げ。また、前年比も1.7%と前回および予想を下回る。

同国6/9までの週の新規失業保険申請件数は、38.6万件と前回修正値と予想を上回った。

BOEキング総裁は、毎年恒例のロンドンシティのマンションハウスのスピーチで、深刻化する欧州債務危機への対応として下記を発表した。財務省は、これらで融資が5%増加すれば、経済に約800億ポンドが注入されるとした。

  • 銀行支援のためのポンド流動性ファシリティーとして、1月あたり50億ポンド(約6200億円)を注入。
  • 与信拡大に向け、数週間以内に信用緩和オペとして、市中銀行と中銀の資産交換を認める。

15日発表の日銀金融政策決定会合では、政策金利が全員一致で0.1%に据え置かれた。また、資産買い入れ基金の規模とないようも現行計画を維持した。ここで発表された声明の要旨は下記の通り。

  • 景気は「緩やかに持ち直しつつある」と上方修正。
  • 先行き回復シナリオ維持し、内需主導の見方を強める。
  • 欧州問題への警戒を強める。
  • 前回会合で削除された「強力な金融緩和を推進している」という表現が復活。

同日のECBドラギ総裁のスピーチの要旨は下記の通り。

  • ユーロ加盟17カ国にインフレリスクはない。
  • ECBは財務が健全な銀行へ継続流動性を供給する。

米国6月ニューヨーク連銀製造業景気指数は、2.29と前回および予想を大きく下回った。また、同国4月対米証券投資のネット長期フローは、256億ドルと前回を下回り、同ネットフロー合計は、-205億ドルと前回数値を上回った。同国5月鉱工業生産は、0.1%と前回を下回り、前回数値も0.1%ポイント下方修正された。同国6月ミシガン大消費者信頼感指数は、74.1と前回および予想を下回る。この数値は、過去6ヶ月で最も低い水準。これは、雇用状況悪化と欧州債務危機の影響。

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