主要経済指標(6月12日~16日)
日付 | 国名 | 指標名 | 前回(修正値) | 予想 | 結果 |
13日 | 英国 | 5月消費者物価指数(前年比) | 2.7% | 2.7% | 2.9% |
ユーロ圏 | 6月ZEW景気期待指数 | 35.1 | 37.2 | 37.7 | |
米国 | 5月生産者物価指数(前月比) | 0.5% | 0.0% | 0.0% | |
米国 | 5月生産者物価指数(前年比) | 2.5% | 2.4% | 2.4% | |
14日 | 中国 | 5月鉱工業生産(前年比) | 6.5% | 6.3% | 6.5% |
英国 | ILO失業率 | 4.6% | 4.6% | 4.6% | |
英国 | 5月失業者数 | 19.4千人 | 1万人 | 7.3千件 | |
米国 | 5月消費者物価指数(前月比) | 0.2% | 0.0% | -0.1% | |
米国 | 5月消費者物価指数(前年比) | 2.2% | 2.0% | 1.9% | |
米国 | 5月小売売上高(前月比) | 0.4% | 0.1% | -0.3% | |
米国 | FOMC政策金利発表 | 要旨は下記を参照 | |||
15日 | 英国 | 5月小売売上高(前月比) | 2.3%(4.2%) | -0.8% | 0.9% |
英国 | BOE政策金利発表 | 要旨は下記を参照 | |||
米国 | 6月NY連銀製造業景況指数 | -1.0 | 3.5 | 19.8 | |
米国 | 新規失業保険申請件数 | 24.5万件 | 24.2万件 | 23.7万件 | |
米国 | 6月フィラデルフィア連銀製造業指数 | 38.8 | 25.0 | 27.6 | |
米国 | 5月鉱工業生産(前月比) | 1.0%(1.1%) | 0.2% | 0.0% | |
16日 | 日本 | 日銀金融政策決定会合 | 要旨は下記を参照 | ||
米国 | 5月住宅着工件数 | 117.2万件(115.6万件) | 121万件 | 109.2万件 | |
米国 | 6月ミシガン大消費者信頼感指数 | 97.1 | 97.0 | 94.5 |
6月14日のFOMC政策金利発表では、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジの1~1.25%への引き上げられた。そして声明の要旨は下記の通り。
- 労働市場は引き続き力強さを増し、経済活動は緩やかに拡大している。
- 雇用増は緩やかになったが、今年初め以降平均すると堅調で、失業率は低下している。
- 物価上昇率は最近低下し、食品・エネルギー価格を除く物価上昇率と同様に2%をやや下回っている。市場が織り込むインフレ率は依然低い。
- 経済情勢がおおむね予測通りに推移すれば、年内にバランスシートの正常化に着手する予定だ。
- 決定はイエレン議長及びダドリー副議長を含む8人のメンバーの賛成による。ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は、FF金利据え置きを主張して反対した。
15日発表のイングランド銀行の政策金利発表では、5対3で0.25%の金利据え置きが決定。
16日発表の日銀金融政策会合では金利は維持され、短期金利をマイナス0.1%、長期金利をゼロ%程度とする操作目標の維持を賛成多数で決定した。また、景気の総括判断を据え置く一方、海外経済と個人消費を引き上げた。