主要経済指標(5月9日~13日)
日付 | 国名 | 指標名 | 前回(修正値) | 予想 | 結果 |
9日 | 日本 | 日銀・金融政策決定会合議事 | 要旨は下記を参照 | ||
10日 | 中国 | 4月消費者物価指数(前月比) | -0.4% | -0.2% | -0.2% |
中国 | 4月消費者物価指数(前年比) | 2.3% | 2.4% | 2.3% | |
11日 | 英国 | 3月鉱工業生産(前月比) | -0.3%(-0.2%) | 0.4% | 0.3% |
英国 | 3月鉱工業生産(前年比) | -0.5%(0.1%) | -0.4% | -0.2% | |
日本 | 3月貿易収支 | 4250億円(4252億円) | 9272億円 | ||
12日 | ユーロ圏 | 3月鉱工業生産(前月比) | -0.8% | 0.0% | -0.8% |
英国 | BOE政策金利発表 | 要旨は下記を参照 | |||
英国 | BOE議事録 | 要旨は下記を参照 | |||
英国 | BOE四半期インフレレポート | 要旨は下記を参照 | |||
英国 | 新規失業保険申請件数 | 27.4万件 | 27万件 | 29.4万件 | |
13日 | ドイツ | 第1四半期GDP(前期比) | 0.3% | 0.6% | 0.7% |
ドイツ | 第1四半期GDP(前年比) | 2.1% | 1.4% | 1.3% | |
ユーロ圏 | 第1四半期GDP(前期比) | 0.6% | 0.6% | 0.5% | |
ユーロ圏 | 第1四半期GDP(前年比) | 1.6% | 1.6% | 1.5% | |
米国 | 4月小売売上高(前月比) | 0.2%(-0.3%) | 0.8% | 1.3% | |
米国 | 4月生産者物価指数(前月比) | -0.1% | 0.2% | 0.0% | |
米国 | 4月生産者物価指数(前年比) | -0.1% | 0.1% | 0.1% | |
米国 | 5月ミシガン大消費者信頼感指数 | 89 | 89.5 | 95.8 | |
14日 | 中国 | 4月鉱工業生産(前年比) | 6.8% | 6.5% | |
中国 | 4月小売売上高(前年比) | 10.5% | 10.5% |
9日に発表された3月14日と15日に開催された日銀金融政策決定会合議事録の要旨は下記の通り。
- 基調としては緩やかな回復を続けている
- 予想物価上昇率はこのところ弱含んでいる
- 金融環境は、きわめて緩和した状態
- 労働需給は着実な改善を続けており、雇用者所得も緩やかに増加
- 物価の基調は着実に高まり、2%に向けて上昇率を高めていく
- 複数の委員、マイナス金利付き量的・質的金融緩和のもとで、貸出増加や成長基盤強化に向けた金融機関の取り組みなどを一層強力に
- 複数の委員、市場の一部に米国の景気後退を懸念する声も聞かれたことを指摘したうえで、最近の経済指標をみれば、過度に悲観的になる必要はないとの認識
- 複数の委員、販売側や供給側の統計などを合わせてみれば、個人消費の基調に変化はない
- 複数の委員、 原油価格が2月半ば以降底入れしていることを指摘
- 何人かの委員、G20において参加国が成長と安定を支える姿勢を改めて示したことで市場に安心感をもたらした
- 1人の委員、消費者や企業経営者が『もはやデフレではない』との認識に変わりはないとの見方
12日発表のイングランド銀行政策金利発表では、金利は0.5%で据え置かれ、資産購入枠も3750億ポンドで全会一致で据え置かれた。同時に発表された議事録の要旨は下記の通り。
- 英国が離脱すれば、ポンドは急落する見込み
- EU離脱は低成長とインフレ高を引き起こす
- 3年以内に金利が引き上げられる可能性高い
BOE四半期インフレレポートの用紙は下記の通り。
- 4月から6月の成長見通しを+0.5%から+0.3%へ引き下げ
- 2017年の成長見通しを+2.4%から+2.3%へ引き下げ
- インフレは2年後に2%となる見通し