主要経済指標(3月2日~6日)
日付 | 国名 | 指標名 | 前回(修正値) | 予想 | 結果 |
2日 | 中国 | 2月HSBC/マークイット製造業PMI | 49.7 | 50.1 | 50.7 |
英国 | 2月PMI製造業 | 53.0(53.1) | 53.4 | 54.1 | |
ユーロ圏 | 2月消費者物価指数(前年比) | -0.6% | -0.5% | -0.3% | |
ユーロ圏 | 1月失業率 | 11.4% | 11.3% | 11.3% | |
米国 | 1月個人所得(前月比) | 0.3% | 0.4% | 0.3% | |
米国 | 1月個人支出(前月比) | -0.3% | -0.1% | -0.2% | |
米国 | 1月ISM製造業景況指数 | 53.5 | 53.1 | 52.9 | |
4日 | ユーロ圏 |
1月小売売上高(前年比) | 2.8%(3.1%) | 1.9% | 3.7% |
米国 | 2月ADP全国雇用者数 | 21.3万人(25万人) | 22万人 | 21.2万人 | |
米国 | 2月ISM非製造業景況指数 | 56.7 | 56.5 | 56.9 | |
米国 | 米地区連銀経済報告(ベージュブック) | 要旨は下記を参照 | |||
5日 | 英国 | BOE政策金利発表 | 要旨は下記を参照 | ||
ユーロ圏 | 欧州中銀金融政策発表 | 要旨は下記を参照 | |||
米国 | 週次新規失業保険申請件数 | 31.3万件 | 29.5万件 | 32万件 | |
6日 | ドイツ | 1月鉱工業生産(前月比) | -0.7%(0.5%) | -0.2% | 0.9% |
ユーロ圏 | 第4四半期国内総生産(前年比) | 0.8% | 0.9% | 0.9% | |
ユーロ圏 | 第4四半期国内総生産(全四半期比) | 0.2% | 0.3% | 0.3% | |
米国 | 2月非農業部門雇用者数 | 25.7万人(23.9万人) | 24万人 | 29.5万人 | |
米国 | 2月失業率 | 5.7% | 5.6% | 5.5% | |
米国 | 1月貿易収支 | -465.6億ドル(-45.6億ドル) | -414億ドル | -418億ドル | |
8日 | 中国 | 2月貿易収支 | 600.3億ドル |
4日発表の米地区連銀経済報告(ベージュブック)の要旨は下記の通り。
- 成長ペースは6地区が緩やか、2地区が緩慢とした。
- 雇用については、幅広い分野で増加としたものの、賃金上昇圧力は緩やかで専門職に限られるとしている。
- 物価は大半の地区で横ばいか、僅かに上昇と指摘。
5日発表のイングランド銀行の政策金利発表では、金利を0.5%に据え置き、資産買い取りプログラムも3750億ポンドで据え置いた。そのため、史上最低の金利水準である0.5%は、6年間継続されたことになる。
同日発表された欧州中央銀行の政策金利は0.05%に据え置かれた。その後行われたドラギ総裁の発言要旨は下記の通り。
- 2016年9月末までの実施が意図されている
- インフレ率の道筋が持続的に調整され、2%をわずかに下回る水準とするわれわれの中期的なインフレ目標と整合性があると確認できるまで実施する。
- 理事会は、物価安定へのリスクを引き続き注視していく。
- 2015年3月9日にユーロ建て公的部門証券の流通市場での買い入れを開始する。また、前年に開始した資産担保証券(ABS)とカバードボンドの買い入れも継続する。