金市場ニュース

主要経済指標(3月13日~17日)

日付 国名 指標名 前回(修正値) 予想 結果
14日 中国 小売売上高(前年比) 10.9% 10.5% 9.5%
  中国 鉱工業生産(前年比) 6.0% 6.2% 6.3%
  ユーロ圏 1月鉱工業生産(前月比) -1.6%(-1.2%) 1.5% 0.9%
  ユーロ圏 3月ZEW景気期待指数 17.1   25.6
  ドイツ 3月ZEW景気期待指数 10.4 12.0 12.8
  米国 2月生産者物価指数(前月比) 0.6% 0.1% 0.3%
  米国 2月生産者物価指数(前年比) 1.6% 2.0% 2.2%
15日 英国 2月失業保険申請件数 -4.24万件(-4.14万件) -5千件 -1.13万件
  英国 ILO式失業率 4.8% 4.8% 4.7%
  米国 2月消費者物価指数(前月比) 0.6% 0.1% 0.1%
  米国 2月消費者物価指数(前年比) 2.5% 2.7% 2.7%
  米国 2月小売売上高(前月比) 0.4%(0.6%) 0.2% 0.1%
  米国 3月NY連銀製造業景況指数 18.7 15.0 16.4
  米国 FOMC政策金利発表 要旨は下記を参照    
16日 日本 日銀金融政策決定会合 要旨は下記を参照    
  英国 BOE政策金利発表 要旨は下記を参照    
  英国 BOE議事録 要旨は下記を参照    
  米国 2月住宅着工件数 124.6万件 126.7万件 128.8万件
  米国 3月フィラデルフィア連銀製造業景況指数 43.3 25.0 32.8
  米国 新規失業保険申請件数 24.3万件 24万件 24.1万件
17日 米国 2月鉱工業生産(前月比) -0.3%(-0.1%) 0.2% 0.0%
  米国 3月ミシガン大消費者信頼感指数 96.3 96.0 97.6

15日のFOMCでは、フェデラルファンドレート(FF金利)が0.25%引き上げられて、0.75%から1%。年内の金利引き上げ回数は今後2回を予想。

FOMC後のイエレンFRB議長の記者会見の要旨は下記の通り。

  • 量的緩和は継続しFRBのバランスシートの正常化はゆっくりとする。
  • 金利引き上げペースは、具体的に言えないが、FOMCメンバーの予想の中間値「年内3回」はゆくっりのペースで、雇用とインフレが目標に近づきつつあり、景気悪化のリスクも均衡しつつあることから、このペースで引き上げる適切な環境となってきた。
  • 新政権による政策による金融政策への影響は、内容のみ投資が不透明であることから、議論できない。
  • 今後数年間で実質的なFF金利の中立水準は1%をやや下回る。それは、インフレ目標が2%で、FF金利が3%で実質的に1%となることを意味する。

16日の日銀金融政策決定会合の要旨は下記の通り。

  • マイナス金利0.1%維持。
  • 長期国債の買い入れ額は概ね現状程度(年間80兆円増)。

同日のイングランド銀行の政策金利発表では、政策金利は0.25%に据え置かれ、資産購入プログラムは現状維持。

同日発表された議事録の要旨は下記の通り。

  • 8対1で金利据え置きを決定。
  • フォーブス氏は0.5%への利上げを支持。
  • 資産購入プログラムは全会一致で現状維持。
  • 英EU離脱問題の不透明感が経済成長のリスク。
  • 今後1-2カ月の消費者物価(CPI)上昇率は2%前後が見込まれる。

ブリオンボールト社のリサーチ部門は、オンライン金取引所有サービスを提供する世界有数の英国企業ブリオンボールトの、リサーチ・ダイレクターのエィドリアン・アッシュ、日本市場担当ホワイトハウス佐藤敦子を含む国際市場担当者によって構成されています。

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