金市場ニュース

主要経済指標(2024年9月16日~20日)

日付 国名 指標名 前回(修正値) 予想 結果
16日 米国 9月ニューヨーク連銀製造業景気指数 -4.7 -4.0 11.5
17日 ドイツ 9月Zew景況感調査 19.2 17.5 3.6
  ユーロ圏 9月Zew景況感調査 17.9   9.3
  米国 8月小売売上高(前月比) 1.0%(1.1%) -0.2% 0.1%
  米国 8月小売売上高(自動車除く:前月比) 0.4% 0.3% 0.1%
  米国 8月鉱工業生産(前月比) -0.6%(-0.9%) 0.2% 0.8%
18日 英国 8月消費者物価指数(前月比) -0.2% 0.2% 0.3%
  英国 8月消費者物価指数(前年同月比) 2.2% 2.2% 2.2%
  英国 8月消費者物価指数(コア:前年同月比) 3.3% 3.5% 3.6%
  英国 8月小売物価指数(前月比) 0.1% 0.5% 0.6%
  英国 8月小売物価指数(前年同月比) 3.6% 3.4% 3.5%
  ユーロ圏 8月消費者物価指数(前年同月比) 2.2% 2.2% 2.2%
  ユーロ圏 8月消費者物価指数(コア:前年同月比) 2.8% 2.8% 2.8%
  米国 8月住宅着工件数(年率換算件数)

123.8万件(123.7万件)

131.0万件 135.6万件
  米国 FOMC終了後政策金利発表 要旨は下記を参照    
19日 英国 イングランド銀行金利発表 要旨は下記を参照    
  米国 9月フィラデルフィア連銀製造業景気指数 -7.0 -1.0 1.7
  米国 新規失業保険申請件数

23.0万件(23.1万件)

23.0万件 21.9万件
  米国 8月中古住宅販売件数(年率換算件数) 395万件(396万件) 390万件 386万件
20日 日本 日銀金融政策決定会合後政策金利発表 要旨は下記を参照    
  日本 8月全国消費者物価指数(前年同月比) 2.8% 3.0% 3.0%
  日本 8月全国消費者物価指数(生鮮食料品除く:前年同月比) 2.7% 2.8% 2.8%
  日本 8月全国消費者物価指数(生鮮食料品とエネルギー除く:前年同月比) 1.9% 2.0% 2.0%
  英国 8月小売売上高(前月比) 0.5%(0.7%) 0.4% 1.0%
  英国 8月小売売上高(前年同月比) 1.4%(1.5%) 1.4% 2.5%
  英国 8月小売売上高(自動車除く:前月比) 0.7%(1.0%) 0.5% 1.1%
  英国 8月小売売上高(自動車除く:前年同月比) 1.4% 1.1% 2.3%

18日発表のFOMC後の声明とパウエル議長の記者会見の要旨は下記の通り。

  • 政策金利を2020年3月以来の4年半ぶりに0.5%引き下げて4.75~5.00%とした。
  • 利下げは記録的なインフレが落ち着いたことで、金融緩和へ政策転換する。景気と雇用の悪化を回避するため、下げ幅を通常の2倍とした。
  • 年内の残り2会合で計0.5%の利下げする想定も示した。
  • 雇用の伸びが鈍化するなど労働市場の減速を踏まえたものだという考えを示したうえで「おくれをとらないというわれわれの決意の表れだと思う。これは大きな行動だ」と述べた。

19日のイングランド銀行の金融政策決定会合後の発表は下記の通り。

  • 8月に4年5ヶ月ぶりに0.25%の利下げ後、政策金利を5%で維持すると9対1で決定。一名は0.25%の利下げを必要とした。
  • ベイリー総裁は、インフレ鈍化が続けば「徐々に利下げが可能になるはずだ」として、今後の追加利下げの検討を示唆する姿勢を示した。

20日の日本銀行の金融政策決定会合後の発表は下記の通り。

  • 7月末の前回の会合での利上げ後、今回は0.25%の政策金利を据え置いた。
  • 消費者物価の基調的な上昇率は「徐々に高まっていくと予想」。
  • 景気の現状について「一部に弱めの動きもみられるが、緩やかに回復している。」先行きについては、「潜在成長率を上回る成長が続く。」とした。
  • 日銀の見通しが実現していくとすれば、「引き続き政策金利を引き上げて金融緩和の度合いを調整していく」とした。

ブリオンボールト社のリサーチ部門は、オンライン金取引所有サービスを提供する世界有数の英国企業ブリオンボールトの、リサーチ・ダイレクターのエィドリアン・アッシュ、日本市場担当ホワイトハウス佐藤敦子を含む国際市場担当者によって構成されています。

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