主要経済指標(2024年6月17日~21日)
日付 | 国名 | 指標名 | 前回(修正値) | 予想 | 結果 |
17日 | 中国 | 5月小売売上高(前年同月比) | 2.3% | 3.0% | 3.7% |
中国 | 5月鉱工業生産(前年同月比) | 6.7% | 6.0% | 5.6% | |
米国 | 6月ニューヨーク連銀製造業景気指数 | -15.6 | -10.5 | -6.0 | |
18日 | ドイツ | 6月ZEW景況感調査 | 47.1 | 50.0 | 47.5 |
ユーロ圏 | 6月ZEW景況感調査 | 47.0 | 51.3 | ||
ユーロ圏 | 5月消費者物価指数(前年同月比) | 2.6% | 2.6% | 2.6% | |
ユーロ圏 | 5月消費者物価指数(コア:前年同月比) | 2.9% | 2.9% | 2.9% | |
米国 | 5月小売売上高(前月比) | 0.0%(-0.2%) | 0.2% | 0.1% | |
米国 | 5月小売売上高(自動車を除く:前月比) | 0.2%(-0.1%) | 0.2% | -0.1% | |
米国 | 5月鉱工業生産(前月比) | 0.0% | 0.3% | 0.9% | |
19日 | 日本 | 日銀・金融政策決定会合議事要旨 | 要旨は下記を参照 | ||
英国 | 5月消費者物価指数(前月比) | 0.3% | 0.4% | 0.3% | |
英国 | 5月消費者物価指数(前年同月比) | 2.3% | 2.0% | 2.0% | |
英国 | 5月消費者物価指数(コア:前年同月比) | 3.9% | 3.5% | 3.5% | |
20日 | 英国 | イングランド銀行金融政策発表 | 要旨は下記を参照 | ||
米国 | 5月住宅着工件数(年率換算件数) | 136万件(135.2万件) | 137.0万件 | 127.7万件 | |
米国 | 6月フィラデルフィア連銀製造業景気指数 | 4.5 | 5.0 | 1.3 | |
米国 | 新規失業保険申請件数 | 24.2万件(24.3万件) | 23.5万件 | 23.8万件 | |
21日 | 日本 | 5月全国消費者物価指数(前年同月比) | 2.5% | 2.9% | 2.8% |
日本 | 5月全国消費者物価指数(生鮮食料品除く:前年同月比) | 2.2% | 2.6% | 2.5% | |
日本 | 5月全国消費者物価指数(生鮮食料品とエネルギーを除く:前年同月比) | 2.4% | 2.2% | 2.1% | |
英国 | 5月小売売上高(前月比) | ‐2.3% (-1.8%) | 1.5% | 2.9% | |
米国 | 5月小売売上高(前年同月比) | ‐2.7% (-2.3%) | -0.9% | 1.3% | |
ドイツ | 6月製造業PMI | 45.4 | 46.4 | 43.4 | |
ドイツ | 6月サービス部門PMI |
54.2 | 54.4 | 53.5 | |
ユーロ圏 | 6月製造業PMI | 47.3 | 47.9 | 45.6 | |
ユーロ圏 | 6月サービス部門PMI | 53.2 | 53.5 | 52.6 | |
英国 | 6月製造業PMI | 51.2 | 51.3 | 51.4 | |
英国 | 6月サービス部門PMI | 52.9 | 53.0 | 51.2 | |
米国 | 6月製造業PMI | 51.3 | 51.0 | 51.7 | |
米国 | 6月サービス部門 | 54.8 | 53.5 | 54.6 | |
米国 | 5月中古住宅販売件数(年率換算件数) | 414万件 | 410万件 | 411万件 |
19日発表の日銀金融政策決定会合議事録の要旨は下記の通り。
- 経済・物価見通しの確度が十分に高くなる前から、経済・物価・金融情勢に応じて「緩やかな利上げにより緩和度合いを調整することも考えられる」との指摘が1人の委員から出ていたことが明らかになった。
- 国債買い入れについては、1人の委員が市場の予見可能性を高める観点から減額の方向性を示していくことが重要だと述べていた。
- 上場投資信託(ETF)や不動産投資信託(REIT)の扱いについては、時間をかけて検討していく必要があるとの認識を委員が共有したことが分かった。
- 先行きの政策運営については今後の経済・物価・金融情勢次第との見解で一致。何人かの委員は「為替は経済・物価に影響を及ぼす重要な要因の1つだ」と指摘、「経済・物価見通しやそれを巡るリスクが変化すれば、金融政策上の対応が必要になる」との考えを示した。
20日発表のイングランド銀行の金融政策発表の要旨は下記の通り。
- 7会合連続で政策金利を16年ぶりの高さの5.25%と据え置くことを7対2で決定。
- 5月の消費者物価指数の前年同月比の上昇率は、BOEが目標とする2%まで低下し、ベイリー総裁は「良いニュースだ」とコメントしたものの、声明文では「サービス価格は想定よりも高い。労働市場は比較的引き締まったままだ」として、根強いインフレ継続への懸念が示された。