主要経済指標(2023年11月6日~10日)
日付 | 国名 | 指標名 | 前回(修正値) | 予想 | 結果 |
6日 | 日本 | 日銀・金融政策決定会合議事要旨 | 下記を参照 | ||
ドイツ | 10月サービス部門購買担当者景気指数 | 48.0 | 48.0 | 48.2 | |
ユーロ圏 | 10月サービス部門購買担当者景気指数 | 47.8 | 47.8 | 47.8 | |
7日 | 中国 | 10月貿易収支(米ドル) | 777.1億ドル(778.3億ドル) | 820億ドル | 565.3億ドル |
ドイツ | 9月鉱工業生産(前月比) | -0.2%(-0.1%) | -0.1% | -1.4% | |
ドイツ | 9月鉱工業生産(前年同月比) | -2.0%(-1.9%) | -2.7% | -3.7% | |
ユーロ圏 | 9月卸売物価指数(前月比) | 0.6%(0.7%) | 0.5% | 0.5% | |
ユーロ圏 | 9月卸売物価指数(前年同月比) | -11.5% | -12.5% | -12.4% | |
8日 | ドイツ | 10月消費者物価指数(前月比) | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
ドイツ | 10月消費者物価指数(前年同月比) | 3.8% | 3.8% | 3.8% | |
ユーロ圏 | 9月小売売上高(前月比) | -1.2% (-0.7%) | -0.2% | -0.3% | |
ユーロ圏 | 9月小売売上高(前年同月比) | -2.1% (-1.8%) | -3.1% | -2.9% | |
9日 | 中国 | 10月消費者物価指数(前年同月比) | 0.0% | -0.1% | -0.2% |
中国 | 10月生産者物価指数(前年同月比) | -2.5% | -2.7% | -2.6% | |
米国 | 新規失業保険申請件数 | 21.7万件 (22万件) | 21.8万件 | 21.7万件 | |
10日 | 英国 | 第3四半期GDP(前期比) | 0.2% | -0.1% | 0.0% |
英国 | 第3四半期GDP(前年同期比) | 0.6% | 0.5% | 0.6% | |
英国 | 9月月次GDP(前月比) | 0.2%(0.1%) | 0.0% | 0.2% | |
英国 | 9月鉱工業生産(前年同月比) | 1.3%(1.5%) | 1.1% | 1.5% | |
米国 | 11月ミシガン大学消費者態度指数 | 63.8 | 63.7 | 60.4 |
6日発表の日銀金融政策決定会合の要旨は下記の通り。
- イールドカーブ・コントロール(長短金利操作、YCC)のもとで粘り強く金融緩和を継続する必要がある、との見解で一致した。
- 1人の委員は、金融緩和を通じて賃上げのモメンタムを支えていくことが重要と指摘した。
- 複数の委員は、YCCの枠組み撤廃やマイナス金利の解除は「あくまで2%の物価安定の目標の実現との関係で、その成功とセットで論じられるべき」と指摘した。
9日のパウエルFRB議長のIMF会議でのコメントは下記の通り。
- FRB十分制限的スタンスを達成したとは確信していない
- さらなる政策引き締めが適切となった場合は躊躇しない
- われわれは引き続き慎重に動き、会合ごとに決定する
- 成長率の上昇がインフレ鎮静化の進展を弱める可能性があり、金融政策上の対応が必要となる可能性があるリスクに留意
- インフレ率は低下したが、依然として目標の2%を大きく上回っている
- インフレ鎮静化の進展に感謝しているが、まだ「道のりは長い」
- 労働市場は依然タイトだが、よりよい均衡に向かっている
- 今後数四半期のGDP成長率は緩やかになると予想
- 今後のインフレ率鎮静化の大部分は、供給サイドの改善だけでなく金融引き締めからもたらされなければならない可能性
- FRBは2024年後半に次のフレームワークの見直しを開始する
- 今年の米経済は予想以上に好調、「注目に値する」