主要経済指標(2022年3月14日~18日)
日付 | 国名 | 指標名 | 前回(修正値) | 予想 | 結果 |
15日 | ユーロ圏 | 1月鉱工業生産(前月比) | 1.2%(1.3%) |
0.1% | 0.0% |
ユーロ圏 | 1月鉱工業生産(前年同月比) | 1.6%(2.0%) | -0.5% | -1.3% | |
中国 | 2月小売売上高(前年同月比) | 12.5% | 3.0% | 6.7% | |
中国 | 2月鉱工業生産(前年同月比) | 9.6% | 4.1% | 7.5% | |
英国 | 2月失業保険申請件数 | -3.19万件 | -4.81万件 | ||
英国 | ILO式失業率 | 4.6% | 4.4% | ||
ドイツ | 3月ZEW景況感調査 | 54.3 | 10.0 | -39.3 | |
ユーロ圏 | 3月ZEW景況感調査 | 48.6 | -38.7 | ||
米国 | 3月ニューヨーク連銀製造業景気指数 | 3.1 | 7.8 | -11.8 | |
米国 | 2月卸売物価指数(前月比) | 1.0%(1.2%) | 0.8% | 0.8% | |
米国 | 2月卸売物価指数(前年同月比) | 9.7%(10.0%) | 10.0% | 10.0% | |
米国 | 2月卸売物価指数(コア:前月比) | 0.8%(1.0%) | 0.6% | 0.2% | |
米国 | 2月卸売物価指数(コア:前年同月比) | 8.3% | 8.7% | 8.4% | |
16日 | 米国 | 2月小売売上高(前月比) | 3.8%(4.9%) | 0.4% | 0.3% |
米国 | 2月小売売上高(自動車除く:前月比) | 3.3%(4.4%) | 0.9% | 0.2% | |
米国 | FOMC後金融政策発表 | 要旨は下記を参照 | |||
17日 | ユーロ圏 | 2月消費者物価指数(前年同月比) | 5.8% | 5.8% | 5.9% |
ユーロ圏 | 2月消費者物価指数(コア:前年同月比) | 2.7% | 2.7% | 2.7% | |
英国 | イングランド銀行金利発表 | 要旨は下記を参照 | |||
米国 | 2月住宅着工件数(年率換算件数) | 163.8万件(165.7万件) | 170万件 | 185.9万件 | |
米国 | 新規失業保険申請件数 | 22.7万件(22.9万件) | 22.0万件 | 21.4万件 | |
米国 | 3月フィラデルフィア連銀製造業景気指数 | 16.0 | 15.5 | 27.4 | |
米国 | 2月鉱工業生産(前月比) | 1.4% | 0.5% | 0.5% | |
18日 | 日本 | 日銀金融政策決定会合後発表 | 要旨は下記を参照 | ||
日本 | 2月全国消費者物価指数(前年同月比) | 0.5% | 0.9% | 0.9% | |
日本 | 2月全国消費者物価指数(生鮮食料品除く:前年同月比) | 0.2% | 0.6% | 0.6% | |
日本 | 2月全国消費者物価指数(生鮮食料品とエネルギー除く:前年同月比) | -1.1% | -1.0% | -1.0% | |
米国 | 2月中古住宅販売件数 | 650万件(649万件) | 610万件 | 602万件 |
16日のFOMC後の金融政策発表とパウエルFRB議長の記者会見要旨は下記の通り。
- フェデラルファンド(FF)レートの0.25%の利上げを2018年12月以来初めて決定。
- セントルイス連銀ブラード総裁が0.50%の利上げを主張して反対したことから、8対1で決定。
- FOMC参加者によるFFレートの見通し(ドットチャート)では、2022年7回、2023年は3.5回分の利上げが示唆された。
- 0.25%の利上げを決めた理由として「米経済は極めて力強い」ことや労働市場の逼迫、高インフレを挙げた。
- ロシアによるウクライナ侵攻が米経済に与える影響は「極めて不透明だ」として、注視する構えをみせた。
17日のイングランド銀行の金融政策発表の要旨は下記の通り。
- 政策金利を前回12月に続き0.25%上げて、0.75%とした。
- インフレがウクライナ情勢で短期的に8%へと上昇する、最悪二桁台で上昇することを予想。
18日発表の日銀金融政策決定会合の要旨は下記の通り。
- 政策金利の目標は賛成8、反対1で据え置きを決定した。短期金利は、引き続き日銀当座預金のうち政策金利残高にマイナス0.1%の金利を適用。
- 長期国債以外の資産買い入れ規模は据え置いた。当面、上場投資信託(ETF)は年12兆円、不動産投資信託(REIT)は年1800億円の残高増加ペースを上限に必要に応じて購入する。
- コマーシャルペーパー(CP)・社債は3月末までの間、合計約20兆円の残高を上限に買い入れを行う。4月以降は感染症拡大前と同程度のペースで買い入れを行い、買い入れ残高を感染症拡大前の水準に徐々に戻していく。