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主要経済指標(2022年10月31日~11月4日)

日付 国名 指標名 前回(修正値) 予想 結果
31日 日本 9月鉱工業生産(前月比) 3.4% -0.8%  -1.6%
  日本 8月鉱工業生産(前年同月比) 5.8% 10.5% 9.8%
  中国 10月製造業PMI 50.1 49.9 49.2
  ユーロ圏 10月消費者物価指数(前年同月比) 10.0% 10.3% 10.7%
  ユーロ圏 10月消費者物価指数(コア:前年同月比) 4.8% 4.9% 5.0%
  ユーロ圏 第3四半期GDP(前期比) 0.8% 0.1% 0.2%
  ユーロ圏 第3四半期GDP(前年同期比) 4.1% 2.1% 2.1%
  米国 10月シカゴ購買部協会景気指数 45.7 47.2 45.2
11月1日 中国 10月Caixin製造業PMI 48.1

49.0

49.2
  英国 10月製造業PMI 45.8 45.8 46.2
  米国 10月製造業PMI 49.9 49.9 50.4
  米国 10月ISM製造業景況指数 50.9 49.9 50.2
2日 日本 日銀金融政策決定会合議事要旨 下記を参照    
  ドイツ 10月失業者数(前月比) 1.4万人(1.3万人) 1.5万人 0.8万人
  ドイツ 10月失業率 5.5% 5.5% 5.5%
  ドイツ 10月製造業PMI 45.7 45.7 45.1
  ユーロ圏 10月製造業PMI 46.6 46.6 46.4
  米国 10月ADP雇用統計(前月比) 20.8万人(19.2万人) 19.5万人 23.9万人
  米国 FOMC後の政策金利発表 要旨は下記を参照    
3日 中国 10月Caixinサービス部門PMI 49.3 49.0 48.4
  英国 10月サービス部門PMI 47.5 47.5 48.8
  ユーロ圏 9月失業率 6.6%(6.7%) 6.6% 6.6%
  英国 イングランド銀行金利発表 詳細は下記を参照    
  米国 9月貿易収支 -674億ドル(-657億ドル) -670億ドル -733億ドル
  米国 新規失業保険申請件数 21.7万件(21.8万件) 22万件 21.7万件
  米国 10月サービス部門PMI 46.6 46.6 47.8
  米国 10月ISM非製造業景況指数 56.7 56.0 54.4
4日 ドイツ 10月サービス部門PMI 44.9 44.9 46.5
  ユーロ圏 10月サービス部門PMI 48.2 48.2 48.6
  ユーロ圏 9月卸売物価指数(前年同月比) 5.0% 1.7% 1.6%
  ユーロ圏 9月卸売物価指数(前年同月比) 43.3%(43.4%) 42.0% 41.9%
  米国 10月非農業部門雇用者数 26.3万人(31.5万人) 20.0万人 26.1万人
  米国 10月失業率 3.5% 3.6% 3.7%
  米国 10月平均時給(前月比) 0.3% 0.3% 0.4%
  米国 10月平均時給(前年同月比) 5.0% 4.7% 4.7%

2日発表のFOMC後の発表とパウエルFRB議長の記者会見の要旨は下記の通り。

  • 4会合連続で0.75%の利上げを決め、フェデラルファンドレートの上限が4%と2008年1月以来の高さ。
  • 「金利目標の継続的な引き上げが適切」としたものの、「金融政策が経済活動や物価に影響を及ぼすのに時間差がある点を考慮する」を新たに加えた。
  • 9月が示した政策金利見通しで年末は中央値が4.4%であったものの、それを上回る可能性があるとした。
  • 次回会合でペースを落とすのかという質問に対して、高インフレのために速いペースの利上げが必要とされていた。今後どの高さまで上げるのか、そのレベルでどのぐらい維持するのかがより重要で、利上げペースをいつ落とすことは重要ではない。
  • 政策が経済活動へ影響を及ぼす時間差については、確かなものはないために、リスクマネジメントの観点からは経済環境を見ながら動くしかないが、利上げ停止を議論するのは時期尚早。

3日発表のイングランド銀行の政策金利発表の要旨は下記の通り。

  • 政策金利を0.75%引き上げて年3%にした。利上げは8会合連続で33年ぶり上げ幅。9人のメンバーの7名が賛成。
  • 労働市場の需給は引き締まったままで、コストと価格の上昇圧力が続いており、より強力な金融政策が正当化される。
  • 金融引き締めの加速は消費の減少と失業率の上昇を招き、景気後退が長期化するとの見方も示した。

ホワイトハウス佐藤敦子は、オンライン金地金取引・所有サービスを一般投資家へ提供する、世界でも有数の英国企業ブリオンボールトの日本市場の責任者として、セールス、マーケティング及び顧客サポート全般を行うと共に、市場分析ページの記事執筆および編集を担当。 現職以前には、英国大手金融ソフトウェア会社の日本支社で、マーケティングマネージャーとして、金融派生商品取引のためのフロント及びバックオフィスソフトウェアのセールス及びマーケティングを統括。

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