金市場ニュース

主要経済指標(2020年4月6日~10日)

日付 国名 指標名 前回(修正値) 予想 結果
7日 ドイツ 2月鉱工業生産(前月比) 3.0% (3.2%) -0.8% 0.3%
  ドイツ 2月鉱工業生産(前年同月比) -1.3% (-0.9%) -2.9% -1.2%
8日 米国 FOMC議事要旨 詳細は下記を参照    
9日 英国 2月鉱工業生産(前月比) -0.1%(0.2%) 0.1% 0.1%
  英国 2月鉱工業生産(前年同月比) -2.9%(-2.8%) -2.8% -2.8%
  米国 3月卸売物価指数(前月比) -0.6% -0.3% -0.2%
  米国 3月卸売物価指数(前年同月比) 1.3% 0.5% 0.7%
  米国 新規失業保険申請件数 664.8万件(686.7万件) 525万件 660.6万件
  米国 4月ミシガン大学消費者態度指数 89.1 81.0  
10日 中国 3月生産者物価指数(前年同月比) -0.4%    
  中国 3月消費者物価指数(前年同月比) 5.2%    
  米国 3月消費者物価指数(前月比) 0.1% -0.3%  
  米国 3月消費者物価指数(前年同月比) 2.3% 1.6%  
  米国 3月消費者物価指数(コア:前月比) 0.2% 0.1%  
  米国 3月消費者物価指数(コア:前年同月比) 2.4% 2.3%  

8日発表のFOMC議事録要旨は下記の通り。

  • 短期的な経済の見通しが急激に悪化したことを理由に挙げた。
  • 先行き見通しにかなり大きな不透明性があり、経済が新型ウイルスの影響を克服するまでゼロ金利を維持する断固とした方針を示した。
  • 経済がさらに悪化した場合に、FRBの手段が尽きるとの投資家の懸念を生むことを回避するために小幅な利下げを主張するメンバーもおり、利下げ幅を巡り意見の相違があったものの力強い政策に支持が得られたことが明らかになった。
  • 信用市場支援で全ての手段を利用すると、必要とあれば一段の支援の可能性も示唆した。
  • 景気回復のシナリオとして2つ挙げた。一つのシナリオでは、米国経済が下半期に回復を始めること。二つ目の最悪のシナリオでは、かなり遅い回復で、来年まで経済が回復する兆候を見せない可能性があること。

ブリオンボールト社のリサーチ部門は、オンライン金取引所有サービスを提供する世界有数の英国企業ブリオンボールトの、リサーチ・ダイレクターのエィドリアン・アッシュ、日本市場担当ホワイトハウス佐藤敦子を含む国際市場担当者によって構成されています。

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