金市場ニュース

主要経済指標(2020年1月27日~31日)

日付 国名 指標名 前回(修正値) 予想 結果
27日 ドイツ 1月IFO企業景況感指数 96.3 97.0 95.9
  米国 12月新築住宅販売件数(年率換算件数) 71.9万件(69.7万件) 72.8万件 69.4万件
28日 米国 12月耐久財受注(前月比) -2.0%(-3.1%) 1.0% 2.4%
  米国 11月ケース・シラー米住宅価格指数 218.43(218.42)   218.68
  米国 1月消費者信頼感指数 126.5(128.2) 128.1 131.6
  米国 1月リッチモンド連銀製造業指数 -5   20
29日 米国 FOMC政策金利発表及びパウエル議長記者会見 要旨は下記を参照    
30日 ドイツ 1月失業者数(前月比) 0.8万人 0.5万人 -0.2万人
  ドイツ 1月失業率 5.0% 5% 5%
  ユーロ圏 1月消費者信頼感 -8.1 -8.1 -8.1
  ユーロ圏 12月失業率 7.5% 7.5% 7.4%
  英国 イングランド銀行金利発表 要旨は下記を参照    
  ドイツ 1月消費者物価指数(前月比) 0.5% -0.6% -0.6%
  ドイツ 1月消費者物価指数(前年同月比) 1.5% 1.7% 1.7%
  米国 第4四半期GDP(前期比年率) 2.1% 2.1% 2.1%
  米国 第4四半期GDP個人消費(前期比) 3.2% 2.0% 1.8%
  米国 第4四半期コアPCE(前期比) 2.1% 1.7% 1.3%
  米国 新規失業保険申請件数 21.1万件(22.3万件) 21.5万件 21.6万件
31日 日本 12月失業率 2.2% 2.3% 2.2%
  日本 12月鉱工業生産(前月比) -1.0% 0.7%  1.3%
  中国 1月製造業PMI 50.2 50.1 50.0
  中国 1月非製造業PMI 53.5 53.5 54.1
  ユーロ圏 第4四半期GDP(前期比) 0.2%(0.3%) 0.2% 0.1%
  ユーロ圏 第4四半期GDP(前年同期比) 1.2% 1.1% 1.0%
  ユーロ圏 1月消費者物価指数(前年同月比) 1.3% 1.2% 1.1%
  米国 第4四半期雇用コスト指数(前期比) 0.7% 0.7% 0.7%
  米国 12月個人所得(前月比) 0.5%(0.4%) 0.3% 0.2%
  米国 12月個人消費支出(PCE:前月比) 0.2%(0.2%) 0.1% 0.3%
  米国 12月個人消費支出(PCEデフレーター:前年同月比) 1.5%(1.4%) 1.7% 1.6%
  米国 12月個人消費支出(PCEコアデフレーター:前月比) 0.1% 0.1% 0.2%
  米国 12月個人消費支出(PCEコアデフレーター:前年同月比) 1.6%(1.5%) 1.6% 1.6%
  米国 1月シカゴ購買部協会景気指数 48.9(48.2) 49.0 42.9
  米国 1月ミシガン大学消費者態度指数 99.1 99.0 99.8

1月29日のFOMCの金融政策発表とパウエル議長の記者会見の要旨は下記の通り。

  • フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジを1.50~1.75%に据え置くことを決定した。
  • 持続的な経済成長、力強い労働市場の情勢、物価上昇率の目標の2%前後への回帰を支えるために、現在の金融政策スタンスが適切だと考える。
  • 決定はパウエル議長及びウィリアムズ副議長を含む10人のメンバー全員の賛成による。
  • 金融機関の超過準備預金に付く金利(IOER)を0.05%引き上げ1.60%とした。
  • 貿易における不確実性は最近いくらか減った。
  • 18年後半から後退していた世界経済の成長が安定する兆候も見られる。
  • それでもなお、新型コロナウイルスによる肺炎など先行きの不透明さは存在する。
  • 金融政策、金融環境が支える形で、我々はこれからも経済が緩やかな拡大を続けるとみる。
  • 短期金利の急上昇を抑えるために進める短期国債の購入に関連し、「金融機関の準備預金の水準が今年4~6月には適正になる」との見方を示した。

1月30日のイングランド銀行の政策金利発表の要旨は下記の通り。

  • 政策金利を7対2で0.75%に据え置くことを決定。
  • 資産購入プログラムも4350億ポンドで据え置き。
  • 米中貿易摩擦の緩和や今月31日の欧州連合(EU)離脱の実現など好材料が見られ、様子をみることにした。
  • 新型コロナウイルスによる肺炎の拡大に関し、議事要旨で経済への悪影響を指摘。

ブリオンボールト社のリサーチ部門は、オンライン金取引所有サービスを提供する世界有数の英国企業ブリオンボールトの、リサーチ・ダイレクターのエィドリアン・アッシュ、日本市場担当ホワイトハウス佐藤敦子を含む国際市場担当者によって構成されています。

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