金市場ニュース

主要経済指標(2019年12月9日~13日)

日付 国名 指標名 前回(修正値) 予想 結果
9日 ドイツ 10月貿易収支 192億ユーロ 184億ユーロ 206億ユーロ
10日 中国 11月消費者物価指数(前年比) 3.8% 4.2% 4.5%
  中国 11月消費者物価指数(前月比) 0.9% 0.1% 0.4%
  ドイツ 12月ZEW景況感調査 -2.1 0.5 10.7
  ユーロ圏 12月ZEW景況感調査 -1.0 -17.7 11.2
11日 米国 11月消費者物価指数(前月比) 0.4% 0.2% 0.3%
  米国 11月消費者物価指数(前年比) 1.8% 2.0% 2.1%
  米国 11月消費者物価指数(食品・エネルギー除く)(前年比) 2.3%   2.3%
  米国 11月消費者物価指数(食品・エネルギー除く)(前月比) 0.2% 0.2% 0.2%
 

米国

FOMC政策金利発表 要旨は下記を参照    
12日 英国 議会選挙 結果は下記を参照    
  ドイツ 11月調和消費者物価指数(前年比) 1.2% 1.2% 1.2%
  ユーロ圏 ECB政策金利発表 要旨は下記を参照    
  米国 11月生産者物価指数(除く食品&エネルギー)(前年比) 1.6% 1.5% 1.1%
  米国 新規失業保険申請件数 20.3万件 21.3万件 25.2万件
13日 米国 11月小売管理 0.3% 0.3% 0.1%
  米国 11月小売売上高(前月比) 0.3%(0.4%) 0.4% 0.2%

12月11日のFOMCの発表とパウエルFRB議長の記者会見の要旨は下記の通り。

  • フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジを1.50~1.75%に据え置くことを全会一致で決定
  • パウエル議長の記者会見では、「米経済の見通しは良好だ」と主張。
  • 先行きの政策予測は、FOMCの中央値は「2020年は利下げも利上げもゼロ」となり、当面は様子見に転じる方針が示された。

12月12日のECBの政策金利発表とラガルド総裁の記者会見の要旨は下記の通り。

  • 中銀預金金利を過去最低のマイナス0.5%で維持。
  • 債券購入の月額も200億ユーロ(約2兆4000億円)と9月の発表と変わらず。
  • 資産購入は利上げ開始の直前まで継続。
  • 金利はインフレが確実に目標に届く段階までは現行またはそれ以下にとどまる。
  • ECBの現在の政策枠組みに関する再評価を年明けの「1月にも開始したい」と表明。1年近くをかけて物価目標の再考などの見直しを行い、2020年末までに終える考えを示した。
  • ラガルド総裁はユーロ圏経済について、景気減速や物価低迷の不安定な現状から「安定化の兆しがうかがえる」と指摘し、やや楽観的な認識を示した。   

ブリオンボールト社のリサーチ部門は、オンライン金取引所有サービスを提供する世界有数の英国企業ブリオンボールトの、リサーチ・ダイレクターのエィドリアン・アッシュ、日本市場担当ホワイトハウス佐藤敦子を含む国際市場担当者によって構成されています。

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