金市場ニュース

主要経済指標(2018年9月10日~14日)

日付 国名 指標名 前回(修正値) 予想 結果
10日 日本 第2四半期GDP(前期比) 0.5% 0.7% 0.7%
  日本 第2四半期GDP(年率換算) 1.9% 2.6% 3.0%
  中国 8月生産者物価指数(前年同月比) 4.6% 4.0% 4.1%
  中国 8月消費者物価指数(前年同月比) 2.1% 2.2% 2.3%
  英国 7月鉱工業生産指数(前月比) 0.4% 0.2% 0.1%
  英国 7月月次国内総生産(GDP) 0.1% 0.2% 0.3%
11日 英国 8月失業保険申請件数 6200件(1.02万件) 1万件 8700件
  英国 ILO式失業率 4.0% 4.0% 4%
  ユーロ圏 9月ZEW景況感調査 -11.1 -10.9 -7.2
12日 ユーロ圏 7月鉱工業生産(前月比) -0.7%(-0.8%) -0.5% -0.8%
  米国 8月卸売物価指数(前月比) 0.0% 0.2% -0.1%
  米国 8月卸売物価指数(前年同月比) 3.3% 3.2% 2.8%
  米国 米地区連銀経済報告(ベージュブック) 要旨は下記を参照    
13日 英国 イングランド銀行金利発表 要旨は下記を参照    
  ユーロ圏 欧州中央銀行政策金利 要旨は下記を参照    
  米国 前週分新規失業保険申請件数 20.3万件(20.5万件) 21.0万件 20.4万件
  米国 8月消費者物価指数(前月比) 0.2% 0.3% 0.2%
  米国 8月消費者物価指数(前年同月比) 2.9% 2.8% 2.7%
14日 中国 8月小売売上高(前年同月比) 8.8% 8.8% 9.0%
  中国 8月鉱工業生産(前月同月比) 6.0% 6.2% 6.1%
  米国 8月小売売上高(前月比) 0.5% 0.5% 0.3%
  米国 8月鉱工業生産(前月比) 0.1% 0.3% 0.4%
  米国 9月ミシガン大学消費者態度指数 96.2 96.8 100.8

12日発表の地区連銀経済報告の要旨は下記の通り。

  • 米経済は緩やかに拡大した。
  • 企業全体の短期の景気見通しは依然楽観的だが、貿易摩擦への懸念は強まり、設備投資の先送りなどの事例も報告された。
  • 雇用はほぼ全米で緩やかに拡大した。労働市場の逼迫が続き、広範囲で人手不足がみられた。
  • 賃金上昇はおおむね緩やか。
  • 物価は緩やかに上昇を続けた。

13日発表のイングランド銀行の金融政策発表の要旨は下記の通り。

  • 政策金利を年0.75%に据え置くと発表。
  • 国債買い入れ枠を4350億ポンドに据え置き。
  • 政策金利の据え置きは政策委員9人の全会一致で決定。
  • 「前回(8月の委員会)以降、欧州連合(EU)からの離脱過程を巡る不透明感に懸念が広がる兆候がある」と指摘。
  • 金融市場で警戒感が強いとして英国とEUの離脱交渉の難航に懸念を示した。

同日発表の欧州中央銀行の金融政策発表の要旨は下記の通り。

  • 政策金利は0%、預金金利は-0.4%と据え置いた。
  • 国債などの資産購入額を10月から現在の半額の月150億ユーロ(約2兆円)に減らすと決定した。
  • 景気や物価の情勢に異変がなければ12月末に購入額をゼロにし、予定通りに量的緩和政策を終える。
  • 今後もイタリア長期金利の乱高下、米国発の貿易戦争といったリスク要因を注視していく。
  • 委員会は「企業活動や経済への影響を今後数カ月間は注視することが重要だ」という認識を示した。

ブリオンボールト社のリサーチ部門は、オンライン金取引所有サービスを提供する世界有数の英国企業ブリオンボールトの、リサーチ・ダイレクターのエィドリアン・アッシュ、日本市場担当ホワイトハウス佐藤敦子を含む国際市場担当者によって構成されています。

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