金市場ニュース

主要経済指標(2018年6月11日~15日)

日付 国名 指標名 前回(修正値) 予想 結果
11日 英国 4月鉱工業生産 0.1% 0.1% -0.8%
12日   米朝首脳会談 要旨は下記を参照    
  英国 5月失業者数 3.12万人(28.2万人) 1.13万人 -7700人
  英国 ILO式失業率 4.2% 4.2% 4.2%
  ドイツ 6月ZEW景気期待指数 -8.2 -14.0 -16.1
  ユーロ圏 6月ZEW景気期待指数 2.4 0.1 -12.6
  米国 5月消費者物価指数(前月比) 0.2% 0.2% 0.2%
  米国 5月消費者物価指数(前年比) 2.5% 2.7% 2.8%
13日 英国 5月消費者物価指数(前年比) 2.4% 2.4% 2.4%
  ユーロ圏 4月鉱工業生産(前月比) 0.5% -0.7% -0.9%
  米国 5月生産者物価指数(前月比) 0.1% 0.3% 0.5%
  米国 5月生産者物価指数(前年比) 2.6% 2.8% 3.1%
  米国 FOMC政策金利発表 要旨は下記を参照    
14日 中国 5月鉱工業生産(前年比) 7.0% 7.0% 6.8%
  英国 5月小売売上高(前月比) 1.6%(1.4%) 0.5% 1.3%
  ユーロ圏 欧州中央銀行金融政策発表 要旨は下記を参照    
  米国 新規失業保険申請件数 22.2万件 22.2万件 21.8万件
  米国 5月小売売上高(前月比) 0.3%(0.4%) 0.5% 0.8%
15日 日本 日銀金融政策決定会合 要旨は下記を参照    
  米国 6月NY連銀製造業景況指数 20.10 18.00 25.0
  米国 5月鉱工業生産(前月比) 0.7%(0.9%) 0.2% -0.2% 
  米国 6月ミシガン大消費者信頼感指数 98.0 98.5 99.3

13日発表のFOMCの政策金利発表の要旨は下記の通り。

  • 労働市場の情勢と物価上昇の実績と見通しを踏まえ、FF金利の誘導目標レンジを1.75~2.0%に引き上げることを決定した。
  • 決定はパウエル議長及びダドリー副議長を含む8人のメンバー全員の賛成による。
  • 今年についてはあと2回、合計4回の利上げを予測しているとした。
  • 来年1月以降、パウエル議長が毎回のFOMC後に記者会見を実施することが発表された。
  • FRBは長期的な金利見通しについては、2020年に最高で3.4%に達する可能性があるとし、その後は長期的に2.9%に戻すとの見方を示した。

14日発表のECBの金融政策発表の要旨は下記の通り。

  • 債券購入の月額を10月から150億ユーロ(約1兆9300億円)に300億ユーロから減らし、12月で終わらせることで合意した。
  • 満期償還金の再投資は購入終了後も長期にわたり続ける
  • 決定は全会一致。
  • 政策金利は少なくとも2019年の夏の終わりまで現行水準に据え置くと表明。

15日発表の日銀政策金利発表の要旨は下記の通り。

  • 金融緩和策の現状維持を賛成多数で決めた。
  • 短期の政策金利をマイナス0.1%、長期金利である10年物国債金利をゼロ%程度に操作する現状の金融市場の調節を続ける。
  • 金利操作のための国債買い入れについて、「保有残高が年80兆円増加するペースをめど」とした方針を維持する。
  • 国債以外の資産買い入れも、上場投資信託(ETF)の保有残高を年約6兆円増、不動産投資信託(REIT)を年900億円増のペースで継続する。

ブリオンボールト社のリサーチ部門は、オンライン金取引所有サービスを提供する世界有数の英国企業ブリオンボールトの、リサーチ・ダイレクターのエィドリアン・アッシュ、日本市場担当ホワイトハウス佐藤敦子を含む国際市場担当者によって構成されています。

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